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  扉  

著編者 : kkt

第三の扉  真実に迷う者  = 問 =

著 : kkt

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この真実に迷う者では、血や死体と言うグロテスクな場面があるため  
苦手な方はお控え下さい
あと、オリポケ出します









  零れ日を浴びながら私は手帳を片手に森の中を歩く

  私の名前はルキ、種族はキルリア

  今、私がいる場所は幻迷の森、別名ラビリンスの森とも呼ばれる場所

  なんでも、この森を守っているポケモンが入ってきた人間を永遠に続く迷路に連れて行くらしい

  だから、ここはポケモンだけの森とも言える

  まぁ、私は人間と言う生き物を見たときがない、よっぽど愚かな生き物なんだろうといつも思う

「お〜いルキ〜」

  あれ、誰か呼んでる、、、、なんだ、ズズか

  ズズとはスボミ−で私の親友、いつも何処から聞いたが知らないが情報を持ってる

「おはようズズ、また何か情報仕入れたのかしら?」

「いや、今日は親父さんにお前を呼んで来いって言われたから」

  ズズは私を見上げながら言った

  私の父は警官をしているの、いつも事件があったら私が呼ばれる

  今日もきっとそうだろう

「何だ、事件か・・・・でっ、父上は今何処にいるの?」

「えーっと、、、、苔の岩の庭にいた」

  こっから近いじゃないと私は呟いてさっき来た道とは逆に歩く

  その横にズズも歩く

  数分して私の足首までの長さをした草が地面を覆い尽くした小さな草原のような場所に出た

  所々に白い小さな花が目立っている

  そんな小さな草原の真中に苔がびっしりと付いている岩がある

  ここは、苔の岩の庭と言う場所

  森に住むポケモンの子供達が遊ぶ場所でもあるの昔私もここで遊んだ懐かしい所

  しかし、私は父上に呼ばれた、ということは、ここで何かしらの事件があったと言うこと

  今は思い出に浸っている場合じゃない

  そして私は庭の真中にある苔の岩に向かって歩き出す

「ズズ、あなた大丈夫なの?」

「え? 何で、いつも一緒に事件解決してるのに何言ってんだよ!!」

  歩いている最中、私はズズに話したがズズは全部明るい笑顔と言葉で返してきた

  まったく、暢気ななつねぇっと言って歩き続ける

  だんだん近づくにつれ岩の周りに五つほどの影があることに気づく

  あの中に私の父上がいるのねっと小さな声で呟いた

  ようやく着いた私は確認をする

(ウィンディー、グランブル、エーフィ、チャ−レム、エルレイド)

  私の父上はエルレイド、警官では一番上に近い地位にいるの

  そんだけ、正義感が強いって事ね

「おい!! お嬢ちゃんこっから先は駄目だよ!!」

  そんな時、私の前にウィンディーが歩み寄る

「毎度の事、嫌になるわ」

  溜息を着く私の前にズズが立った

「うるせぇぞ!! この犬!!」

  あ〜あ始まった・・・・・・

「いぬぅ?!! なんだとこの餓鬼が!!」

「餓鬼で悪かったなァ! お前なんて小枝でも拾ってろ犬!!」

  これも毎度の事まったく何でズズは喧嘩っ早いのかしら本当嫌になるわ

  その時、父上が振り向いて私の姿を見るなり「おやおや」と言った

「案外、早かったなルキ」

「へ? ルトさん?」

  父上が私の前でそう言うとズズと睨めっこしていたウィンディーが唖然とする

「あれ? お前俺の娘しらなかったっけ?」

  父上は私の頭を撫でてウィンディーに言う

  ウィンディーは頭を上下に振る

「それは済まなかったな、こいつは私の娘ルキだ、探偵をしているからいつも呼ぶんだよ」

  それを聞いてウィンディーは驚き私を見る

  まぁ無理もないわね・・・そう私は探偵を職業としているの

  昔、父上が私に解決していない事件の資料を見せてきたのそれを私は簡単に解いた

  それからと言うもの私は事件の解決ばかりしてきた、だからもう勝手に探偵になっていた感じよ

  ズズはその助手になってくれたの情報持ってきてくれるから

「父上、今度はどんな事件ですか?」

  私は父上を見上げた

「あ、今回のはあれだよ」

  私が言った質問にさっきまで穏やかだった顔を真剣な表情に変えた

  そんて、「見てくれ」と言って苔の岩の前に立った

  私はそれに釣られて父上の隣に立つ

  そして私の目に映ったものは、


無残にも領耳と尻尾、片前足を切り取られ肌色の毛を赤い血で体を染めている死んだリーフィアだった
死体の周りの草は白い花は血がついて赤かった


「酷いわね・・・・・」

  私は口に手を当て呟いた

  余りにも無残な姿だったから

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2008.10.8  10:23:54    公開
2008.10.11  13:54:44    修正


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