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思い出リターンズ!

著編者 : 窮爽

第6話  代表決め。力ずくも大事?

著 : 窮爽

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船はリンキョウシティの港に着き、3人は船から降りる。そして、フーディンのテレポートでポケモンリーグ本部へと向かった。3人は今回の報告をし、綾太がフェンドルに知らせる中、四天王とすみれは会議室にて話していた。
「…で、4人の中から1人とジムリーダーの中から2人、しばらく病院の見張りに行くんですけど、だれが行きます?」
「まず、何があっても冷静な人がいいと思うんですけど…」
「あと、相性の問題だね。チームワークは必要だし。」
「あと、実力。無ければ話にならない。」
5人は必要なことをいろいろと話し合っていた。そして、結果―
「よし、ジムリーダーたちをここに集めましょう。そのほうがいいですし。」
という結論になった。”最初からそうしろ!”って思われる方は多いと思うが、それが彼らなのだ。フェンドルはフェンドルで決めてもらうことにし、ジムリーダーを収集した。まずは四天王とジムリーダーと別でそれぞれ話し合う。まずは四天王から見ていこう。
「…実力があるは…全員そうだから…」
「冷静な人ですね。」
『……』
コルマの言葉にすみれが付け加える。その時、すみれとコルマ、セイの視線はがいと勇騎に送られる。
「…俺達のどちらかか。」
「…どう決めます?」
2人は口々に言う。その話し合いの結果、だれとでも愛想よく出来るほうにしようということになり、勇騎が行くことに決まった。がい、本人も認めている。それでは、ジムリーダーのほうを見ていこう。
「まず、実力は皆様ありますので、冷静な方を選ぶというのはいかがでしょう?」
「そうだね。サイトさんの言う通り、それが一番だと思うよ。」
ジムリーダーたちはサイトの入れた紅茶とクッキーを前に話しあっていた。サイトに提案に賛成したのはスーツを着ており、黒髪で何処となくセイに似ている男性だた。彼の名は仁。フェンドルのメンバーでもあり、リッタンタウンのジムリーダーだ。悪タイプの使い手。仁はそういうと、紅茶を飲む。
「そうですよね。でも、皆さん冷静でしっかりしているから迷いますよね…」
弱弱しく言うのは黒い髪に緑色が中心的な服で、半ズボンをはいている男性だった。彼の名は優。フェンドルのメンバーでもあり、アイナタウンのジムリーダーだ。草タイプの使い手。
「うーん…まぁ、勉強ができそうな人でいいんじゃない?」
ちょっとリラックスした様子で言うのは黒髪のショートカットで、ポップなイメージの服を着ており、短パンを履いている女性だった。彼女の名はあかね。フェンドルのメンバーであり、ライトルタウンのジムリーダーだ。格闘タイプの使い手。
「うーん、それと頼もしい人がいいよね!あまりにもピリピリしてるのは嫌だもん。」
子供っぽく言うのは茶色の髪にカチューシャ、ひらひらとしたワンピースに黄色の上着を着ている女性だった。彼女の名は礼菜。フェンドルのメンバーであり、ダイソンタウンのジムリーダーだ。水タイプの使い手。
「そうかもしれませんけど、やはりいざという時に判断が早い人がいいですわ。ふざけていてもただの負け犬ですわ。」
女王様的な口調や言い方で言うのは金髪でふわふわした長い髪、ゴージャスな服に身を包み、足組をしている女性だった。彼女の名はミキナ。ワンカイタウンのジムリーダーだ。飛行タイプの使い手。
「だが、あまり合わなすぎる奴とはごめんだな。俺にもプライドというものがある。」
偉そうに言うのは青い髪で青いイメージをさせる普通の服を着ている男性だった。彼の名はアイス。リンキョウシティのジムリーダーだ。氷タイプの使い手。
「私の考えでは仁様かアイス様のどちらかだと思うのですが。」
サイトは微笑みながら5人に言う。
「ぼ、僕は2人ともいいと思います。」
「確かに!なんか気合そうだしね!」
優が言う中あかねは納得したように言う。
「でも、性格が似ていると仲が悪いといいますけれど?」
「大丈夫!絶対会合うから!」
呆れたように言うミキナに対し、礼菜は指を立てて言う。仁は納得のいかない様子でアイスはあきれたように見ている。だが、それにかかわらず2人が行くことに決まった。そして、問題の相性だ。
「勇騎は特に大丈夫だよね!」
「うん。礼菜の言う通り。僕はだれでもいいよ。」
礼菜の言葉に勇騎は親しそうな様子で答える。
「うーん、皆この2人仲悪いて言うけど、すみれさんとよりはましですよね!」
「…なんだか、まるで拒否されているように聞こえるんですが…まあ、言うとおりですね。」
あかねが何げなく言う中、すみれはため息をつきながらも納得する。そうして、3人が決まった。一方でフェンドルでは―

「私的には〜、玲がまず、いいと思うんだけど〜。」
「…じゃあ、仕切り役はだれがする。さっきも言っただろ。俺以外の誰かだと。」
リンの発言に玲はあきれたように言い返す。
「では、僕が行きましょう!この冷静な僕が!」
「でも、直人さんは勝負には無関心だって…」
張り切りながら立候補する直人にありかは心配そうに尋ねる。
「心配は無用です!僕の実力は知っているでしょう!この頭脳的な判断でやり遂げて見せましょう!それに、全国総合病院本部に入ってみたかったんですよ!」
直人は眼鏡の下の眼は輝かせながら元気よく言った。
「…じゃあ、直人が一人。で、あと2人はどうする。俺的にはありかがいいと思うが。」
「え?私ですか?」
玲の提案にありかは少しばかり驚く。
「お前には実力がある。それに以前のことなどで判断力も上がっているはずだ。」
「…分かりました。私、行きます。」
玲の意見にありかは納得し、ありかが行くことになった。残るはあと一人―
「…まず、期待できるのは…トキだな。」
「…俺か?」
玲はトキと呼ばれる男性を見ながら言う。トキは自分を指差して首をかしげる。
「お前は状態異常にする技を多く覚えさせている。そういう点では期待は持てる。」
「そうか。よし、わかった。」
そうして、トキも行くことになった。そうして、メンバーが決まり、リンキョウシティの港で待ち合わせをした。合流した時はなんとか行けそうだとこう評価で船に乗り込んだ。一方でポケモンリーグ本部では―

「ジュカイン、この間のセレビィ達の様子はどうだった?」
「…あぁ。特に変化はなかった。」
すみれの部屋でジュカインと話をしていた。すみれがリキアスタウンに行くたびにジュカインはセレビィ達のいる世界に行くのだ。様子は元気そうで、以前と変わらない様子で接することができているそうだ。
「…あの6人、うまくやっていけているか祈るばかりだけど…」
「そうだな。」
そうして、すみれはジュカインをモンスターボールに戻した。すると―
「すみれさん、ありかさんからお電話です。」
「電話ですか?」
安藤さんがそういいながら入ってきた。すみれは回転いすの向きをくるっと変える。そして、テレビ電話に出た。
「どうしたの?」
「実は…船でレイトさんとヒトミさんって言うポケモンレンジャーの方とあったんです。2人は病院の警備というミッションで来たらしいんですけど…それで、レイトさん、アイスさんと喧嘩というか…一方的に言われているというか…」
「…からかわれてる…っていうことでしょ。要するに。」
「…はい。で、レイトさんどんどん怒って…どうしたらいいのでしょう?」
「……」
ありかの話にすみれはもう呆れて笑うしかなかった。
「…ほっとけばいいと思う。」
「え!?でも、これから一緒に行動することになりますし…」
「だめだめ。ああいうのは止まんないから。…で、どういう嫌味いってた?」
すみれはあきれるように手を横に振る。そして、ありかに尋ねた。
「えっと…”嫉妬か?”とか、子供のように扱うというか…」
「あー、だめ。止まんない。」
ありかの答えにすみれは首を振る。
「まあ、一方的にレイトさんが怒ってるいるのら、それは多分安藤さんと一緒の状態。強引にでも”言い返すな”って言って、無理やり連れて行かないと止まらないから。」
「でも…そんなことができるでしょうか…」
すみれのアドバイスにありかは心配そうにつぶやく。
「…冷凍ビームでもうっとけば。」
「えぇ!?だ、だめですよぉ!」
すみれの発言にありかはあわてる。
「大丈夫。死にはしないから。そんなこと言ってると、どんどんヒートアップすると思うけど。」
「…そうですよね。たまには力ずくも大事ですよね…分かりました!もし、行っても無理だったら冷凍ビームを打ち込みます!」
そうして、ありかとの電話は途絶える。ありかが結局どういう行動を取ったのかそれはまたの機会にさりげなく出るかもしれない。そうして、部屋に戻る。

「なんだか、いろいろと大変みたいでしたよ。」
「そうですか…これから心配ですね…はぁ…」
綾太はあきれるようにため息をついた。それにすみれは“うんうん”とうなずく。そのあと、しばらく話して眠りに就いたのだった―

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2011.3.30  14:46:49    公開


■  コメント (5)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

えぇ!?いいんですか!?
本当に!?それって、私が考えちゃっていいんですか!?
それでもいいのならやっちゃいますよぉ!?
では、遠慮なく!
それでは!

11.3.31  18:29  -  窮爽  (monoraru)

こんにちはwそよです
やっぱ四天王やジムリーダーは大変ですねどっかしらの地方の皆さんもちょいと見習って欲しいものです。
浅葱「なんかいったかな?ジムリーダーですが」
そうそうそれで本題っ!コメとかでいろいろとコラボしてますが本編の方で今度コラボしませんか?
浅葱たちとバトルをさせてみたいものです^^;
浅葱「道具かぼくは?」 鴇羽「それよりもっといいのがいるでしょう?」 
望雅「何か言いましたかネェ?」 本編にも出てきてないのにっ!?ってコメで書くことじゃないですね((汗
すみませんどのキャラ使ってくれてもかまいませんよw
無理ならいいですけども・・お願いします!
がんばってくださいね!!!

11.3.31  18:14  -  harumi  (34sykm)

まあ、それで友達が多いキャラ達なんですけどねww
礼菜「なんかそれって、普段とみ立ち少なそうっていってるみたいなんだけど〜。」(笑顔
…はい。
ユランさん、コメありがとうございました!それでは!

11.3.31  13:18  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜
四天王やりながらフェンドルメンバーに入っていたり、
特に、ジムリーダーやりながらフェンドルメンバーに入っていたり・・・
2つ天秤にかけるとは凄いと思います><((どゆ意味
なんというか、説明が難しいのですが
2つとも両方やっているのが凄いという事です!
何か長引いてすみません;
それでは頑張ってください!!!

11.3.31  12:49  -  papiko  (papiko)

はい、今回は話し合いでした。ありかは怖いですね〜。ある意味。というか、トキの存在を忘れていたwwあ、ちなみにトキというのは第1シリーズ”未来への帰還”編で出てきたキャラです。
トキ「忘れるなよ・・・」(涙目
ごめん!ごめんって!
・・・えー、それでは!

11.3.30  14:49  -  窮爽  (monoraru)

 

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