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夢を叶えるために…スペシャル短編集!
第1章 ローズとエレキの思い出記念日!
著 : トーカ@浮上停止
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ここは、エメラ地方。
ポケモン達だけが住んでいる、不思議なところ。
ここには、至るところにポケモンが住んでいて……
「……ん…ふぁぁ。」
ああ、眠い…意識が朦朧としてるわぁ…
私は頭の中でそんな事を考える。
「眠ぅ……何で今日こんな眠いんだろ…あっ、そーえば…」
昨日夜遅くまでずっと本を読んでいたんだった。忘れてた。
んで、今…5時。随分早起きだなぁ。
「ま、いいや。朝ご飯作らなくっちゃ!!」
私は眠い目を擦りながら台所へ向かった。
「よぅし、出来たっ!!」
料理を作り終わった時には、時計が7時近くに回っていた。
「よーしっ、本読んでエレキ来るの待っておこーっと。」
「ふぁぁぁぁ〜〜〜〜。あっ、ローズおはよう!!」
「あ、エレキ、おはよっ!早速だけど、もう朝ごはんは出来てるわよ。顔洗ってさっさと食べちゃって!」
「うん、分かった!」
「ふー、美味しかった!」
「本当?なら良かったーー!」
「あ、そうだローズ、僕今日出かける用事があるんだ。だから、昼は早めでお願い!」
「え?ええ……」
私は少しびっくりした。何故ならいつもエレキは出かける用事があるからご飯早くしてーとか、言わない。これが初めてだ。まぁでも大事な用事があるんだろうな。私は自分で自分を納得させた。
あっという間にお昼。
「エレキ!お昼出来たよ!今日はエレキの好きなマゴの実シチュー!」
「ホント!?やった!!いっただっきまーす!」パクパク
マゴの実シチューは私の得意料理で、エレキと初めて一緒に住むことになった時に作ってあげた。そうしたら、エレキが思った以上に気に入ったのでそれから何度も作ってる。
「ごちそうさま〜!よし、ちょっと出掛けてくるよ!」
「…?う、うん。気を付けて」
すると、エレキは家を出ていった。いつもならお昼を食べた後は大抵テレビかマンガかゲームのエレキが。
私は不思議に思いながら、出ていくエレキの背中を見送った。
「お待たせ〜〜!」
僕がやってきたのは、家からそこまで遠くない森の大広間的なところ。
そこではサミーさん、バーン、ゲルが待っていた。
「さて。エレキ、ローズの様子はどうだった?」
サミーさんが聞いてきた。
「えっと、多分気付いて無いよ。」
「そっか!分かったわ」
「あれ?ゲル、バーンは??」
するとゲルは呆れた顔をした。
「ああ…あいつはだな…」
サミーさんとゲルが顔を見合わせ、やれやれといった表情になった。
「あそこだ。」
ゲルが指さした先に、バーンはいた…が。
「あいつ、サボってバトルの練習してんだよ」
見ると木にブレイブバードを繰り返していた。あれがバトルの練習…だとぉ!!??
「おいバーン、テメーも準備手伝えや!」
「お前らでやっといて〜〜^^」
ゲルが言っても聞きやしない。すると…
ズカズカズカ…
何者かがバーンに近づく。
「お、サミー、どーしt」
~~~~現在、バーンはサミーにボコられてます^^~~~~
「「((ラスボス降臨!!!!!))」」
ゲルと同じ事を思った。
「時間無いんだから、あんたも早く手伝いなさい!!!」
「はい……」
とゆーわけでバーンも準備を手伝うことに。
何の準備かって?それは…あとであとで!!
「ただいまーー!」
数時間後、エレキが帰ってきた。
「あ、お帰りエレキ。今日はどこに行って…」
「ローズ!!ちょっと来て!!」
「え…?ちょ、な、何!?」
「いいからいいから!ホラ、早く!」
私はエレキにぐいっと腕を引っ張ると、外に出た。
「ねぇ、だからどこに…」
「えーと、こっち!!ホラホラ、ローズ!」
「えっ、ここって確か…」
見覚えがあった。確か…
「エレキと旅に出ることになって、初めて一緒に野宿した場所……よね?でも何で…」
すると、サミーさんにバーンとゲルも出てきた。
「うふふ、ローズ、何か気付かない?」
続いてゲルが言う。
「今日は何の日だ?」
「えっ?今日って…!ああっ!!分かった!今日は…私とエレキが出会って日!!!」
「しかも、丁度一年だぜ!」
バーンが言った。
「そうよそうよ!!ああ、何で忘れてたんだろ?そっか…だからエレキは最近家を出ることが多かったのね、準備をするために。」
「うん!そーだよ!それで、サミーさんやバーン、ゲルに協力してもらったんだ!」
「そっか。出会って一年…この一年間…本当に色んなことがあったわね。サミーさんとかバーンとかゲルとか…たくさんの人に出会ってたくさんの人に助けてもらった」
「どれもこれも、大切な思い出だよね、ローズ!」
「ええ!エレキ、これからもよろしくね!!!」
「うん!!!!」
「よっしゃ!!じゃあみんなで久々にバトルだぁっ!!!」
こうして一周年記念パーティーが始まった。
みんなと、会えて良かった!
エレキと、会えて良かった!
* * *
〜今回のあとがき〜
読者の皆さん、お久しぶりです!はるりん♪ですよぅ!見ての通り第1章はローズとエレキの…まぁローズのお話ですね。
今回はローズとエレキが出会って一年の話でしたが、私もここで活動を初めて丁度一年なんです。だから、この話は私の中でも記念の話です!!
まだ、一年と短いですが、これからも宜しくお願いします!!!
2015.7.17 10:57:32 公開
■ コメント (5)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
17.1.16 21:47 - LOVE★FAIRY (FAIRY) |
>>ココロちゃん コメントすごく遅れた… やっほう!来てくれてありがとう♪嬉しいなんて言ってくれたら私も嬉しい! サミーがバーンをボコるのはお決まりです(`・ω・´)キリッ えっ…(この短編集でデートの話があるなんて言えない…) 一周年!!ありがとう!これからも宜しくね!! 15.8.8 10:39 - トーカ@浮上停止 (0914) |
>>HARUHIさん どーーもーー!!はるりん♪です!!!テンション高いですねー!お、初日舞台挨拶!そーいや言ってたなぁ。裏山ですぅ!! ローズ「あんたもテンション高いわね」 えと、ありがとうございますーー!おかげさまで!一周年!!まだまだな私ですが、これからも宜しくお願いします!!それでは♪ 15.7.19 17:43 - トーカ@浮上停止 (0914) |
はるちゃん久しぶり!ココロです。 気が付いたら、もう夢かな2終わってたね…(汗) でもまだ短編の話があるのを見つけて、遊びに来たよ。 久々にはるちゃんの小説が読めてうれしかったし、面白かったです。特にサミーがバーンをボコル所とか(笑) 次はどんなお話が出てくるか楽しみだね…サミーとゲルがデートしてる話とか、なんか勝手に妄想したり…このお話とは関係ないけど告白のお話から何か進展したのかな・・・? 最後になったけど、一周年おめでとうっ!私からもよろしくお願いするね。(日本語がおかしい)最新がんばってね! 15.7.18 10:59 - 不明(削除済) (kokoro) |
はあいどーも!!!HARUHIで――――す!!!! あ、うるさい?すいません。 でも!私が今テンション高いのには理由があるんですよ! なぜなら!明日ポケモン映画の初日舞台挨拶の回を見に行くから!! ……と、コメント欄なのに無駄話すいません。 えと、一周年おめでとうございます!私は明日で1年と9ヶ月ですね。 バトルの結果はどうなったんでしょうね。次回も楽しみにしております! では、多分明日の朝プラマイのやつ更新できると思うんで、ぜひ遊びに来てくださいな! 15.7.17 19:00 - ハル (bakatesu) |
サミーにゲルなど、色々な友達がいて、とても賑やかなパーティーで楽しそうですね。
あと、エレキの好きなマゴの実シチュー、食べてみたいですね。
どんな味がするのでしょうね……