哀れ人
6人目 その音色は轟いて
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はい!応募で来た紅兎×赤い服にオーバーオールのMの入った帽子です!
そのままマ○オですねwww(おい まさにパロ!
コスプレに定評のある紅兎君(ねぇよ
感想は『…謎の感動だ…』
そして、恒例の丸秘設定紹介です!歳は23歳。身長は普通で170cm。体重は55kg。
力は強い方で運動神経も良いです。頭は悪い方です。夏が好きで冬は苦手です。
苦手といより、夏はイベントが多いからという理由。酸っぱい物(レモン)が好きで、苦い物(ピーマン)が基本的に嫌いです。
結構良い奴です。
イラスト待ちの方、もう暫くお待ちください!_(._.)_今、制作中です。
では!本編どうぞ!
「へぇー、良かったな!誤解が解けて」
「ホント良かった。俺ってフレンドリーだからさー…」
戻ってきた後、夕食を食べながらヒバと今日の事を話していた。ヒバは笑顔で言い、俺はホッとした顔で返した。俺、嫌われんの嫌いだしなー。
すると、ヒバは『あ』とふと思い出したようで俺に言ってきた。
「そういえば、あれからお前の言ってた浴衣の奴の事他の奴等に聞いたんだ」
「え、マジで?」
俺が確認するとヒバは『マジで』と返し、続けた。
「噂何だが、そいつ多分…最近有名な情報屋じゃないかって他の奴等は言ってたよ」
「情報屋ぁ?そいつが?」
「だから言ったろ?あくまでも噂だって。その情報屋はどんな情報だって知っていて、神出鬼没つらしい」
「ふーん…」
ヒバの話を聞き、目を細めて頷いていた。…まー…確かにあの浴衣野郎…何か訳分かんねぇ奴だったしなー…
俺は納得しながら夕食を進めていた。
○●○
バン!
「ふー、これでいっか」
次の日、ハンロウ橋の上で部外者を仕留めていた。部外者は橋の一番端の方で倒れていた。
部外者の男の胸部から血が流れ出て、それが橋の上から下の水へと滴り落ちていく。
…あー、そーいや。
「フランは何してっかなー」
ふとフランの事が気になり、俺はハリュウタウンへと向かう事にした。
ハリュウタウンまでギャロップを走らせ、フランの家へと向かう。
「何してんだろーなー。また絡まれてなきゃいーけど」
俺はそんな事を呟きながら歩いていた。そして、フランの家の前で足を止める。
俺はインターホンを押す。インターホンの音が鳴り響く。
インターホンが静まり、暫くしてガチャ…と扉がゆっくり開いた。
フランが少し驚いたような表情で立っている。
俺は右手を軽く上げて
「よッ!来ちまった☆上がってもいいか?」
「……」
軽く言うと、フランは少し戸惑った様子だったがコクリと頷き、中へと入れてくれた。
暫く廊下があり、一番向こうにはダイニングにリビングがある。廊下を歩いていると、ふと扉のあいている部屋が目に入った。
その部屋の中が色々と道具が散らかっていたので俺はフランに尋ねた。
「なぁ、ここってどういう部屋?」
「……オルゴール」
「オルゴール?」
フランの呟きに俺は部屋に入りながら首をかしげた。
すると、部屋の至る所にオルゴールが置いてあった。
ピカチュウやイーブイ、サーナイト、少女、少年など様々な形の木製のオルゴールが置いてあった。
上から絵具か何かで色を塗っているようだ。
「これ全部フランが作ったのか?」
「……」
俺の質問にフランはコクリと頷いた。
俺は部屋のオルゴールを見渡す。それにしても…
「すっげーな!」
「……御父さんの方が凄い」
俺が感激して口に出すとフランは首を横に振って呟いた。
へー…
「で、御父さんは何してんだ?」
「………居ないよ。お父さんもお母さんも」
「……悪ぃな」
「……」
俺は少し罪悪感を感じて謝ると、フランは首を横に振った。
フランの表情はどこか悲しげだった。
…俺も居ねぇなー。二人とも狩り人の使った武器が運悪く当たって逝っちまってさ。
そんな事を思い出しながらオルゴールを見ていた。
「なぁ、鳴らしてみてもいいか?お勧めとかあったら」
「……自信ないけど……一番なのは……」
と、フランは呟きながら棚から一つのオルゴールを取り出す。
宝箱の様な箱の蓋を開けるとセレビィの人形があった。
その人形はとても愛らしく、今にも飛んでいきそうだ。
フランはネジを巻いて音を鳴らす。
〜♪ 〜♪ 〜〜♪
その音色は部屋中…いや家中に波紋の様に広がり轟く。
まるで鈴を鳴らしている様な、トライアングルを奏でている様なそんな音色だった。
聞いているとつい聞き言ってしまい、ただ頭の中に音色が入ってくる。
プツリと音色が終わってしまった。俺は少し寂しく感じてしまった。
俺は微笑んで
「すげぇいい音だな」
「……ありがとう」
フランは小さくお礼を言う。すると、フランはこんな事を話し始めた。
「……ボク、昔の事引き摺っちゃう事が多くて………でも、御父さんは『これからを生きろ』って言ってくれて……その時にこのオルゴールを作ったんです…」
「へぇー。深いなぁ」
俺は感心してそんな事を口にする。フランは少し悲しげな表情をして呟いた。
「……いつか死んじゃうかもしれないからこそ…」
「え?」
俺は茫然として声を出すとフランはハッとして首を横に振り、オルゴールを棚に戻した。
…何だ?確かにこの国はいつ死んでもおかしくないけど…
「大ジョーブだ。俺はうっかり銃の狙いが外してお前とかに当てねぇから♪」
「……そう言う事じゃなくて…」
「どういう事何だ?」
俺が尋ねるとフランは首を再び横に振り、『…いや、いい』と呟き、俯いてしまった。
…ま、いっか。
「邪魔になったな!また来る♪」
「……」
俺がそう言うとフランは微笑んでコクリと頷いた。
俺はフランの家を出て、ギャロップに乗り、基地へと戻って行った。
2011.8.31 17:23:05 公開
■ コメント (4)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.9.1 18:52 - 窮爽 (monoraru) |
どもです! マリオ紅兎ありがとうございました! 次はすみれだ…フフフ(怪しい オルゴールは大好きです、ボク。 ホントにいっぱい持ってますよ〜 聴くと泣いちゃったりしますね^^ フランくんは何を言いたかったのでしょうか… 何か裏がありそうですね… 後、情報屋のことも気になります ではっ P.S. この前はその場の勢いで「コラボしませんか?」みたいなこと言っちゃいましたが、具体的にコラボとはどういう感じなんでしょうか?(知らんのかい よかったら教えてくださいorz 11.9.1 18:46 - 不明(削除済) (soccer) |
ユランさんへ こんにちは〜^^ まさかのマリオですよwwwww 可愛かったですか!?喜んでくださって嬉しいです!>< ピーマン、私も昔嫌いでしたよ^^; まさかのあの人物かも… ???「ボクはm『ネタばれすんな!!』窮爽 あー、チャンレンジ私もオルゴール来ました!!適当に鳴らして楽しんでましたよww ちょwww御経てwww セルア「うわ、切ねwwフラン、作れるか?ww」 フラン「…頑張ってみるよ」 いやいや?!お前も乗るなよ!? この言葉は後で響いて来ます!というか、諒輝wwもうかわいそうというか切ないというかww セルア「馬鹿というかアホというかww」 お前何気にひでぇな(汗 応援ありがとうございます!お互い頑張りましょう!…あぁ、明日からテストだ…いきなり… コメありがとうございました!それでは! 11.9.1 18:06 - 窮爽 (monoraru) |
ウオォォォォォ!!こんばんはァァァァァ((ry マリオwwwwwす、隙をつかれた・・・wwww 想現真のドレス姿、可愛かったですゥゥゥ>▽<///((ぉぃ あ、私もピーマン嫌いです^^ノノ ((( 情報屋・・・浴衣・・・まさかww オルゴールですか^^私も昔、チャレンジの付録でついてたオルゴールがあって、ピンをムカつきながらも立ててならした覚えが・・・((関係ないだろw イーブイ「オルゴールっていいよね♪作る気持ちも分かる分かる!」 ブラッキー「?いつ聞いたんだ?」 グレイシア「ブラッキーが死んだ後、お経のメロディーで鳴らしたんだよね〜」 ブラッキー「俺がいつ死んだってんだ・・・!?((メラメラ」 お経のメロディーでとか悲しすぎるはw いつか死んじゃう・・・?意味深ですね・・・ 貝「マジか・・・何かあったのかな?」 諒輝「分かった。僕は、その真実の意味を!!」 ロズレイド「・・・で?まさかそんな事で、教えてくださいなんて言われると思った?」 諒輝「ロズレイドは何でもお見通しだね・・・」 本当なのかよw それでは、続き頑張ってください!!!2学期も気楽に頑張りましょうゼ★((ちょw 11.9.1 13:37 - papiko (papiko) |
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いえいえ^^描いていて楽しかったです!
次は着ぐるみwww
オルゴールっていいですよね^^オルゴール作る体験があって、それがあったらいつもしてます!
フラン「……良いよね」
そうだよな!
フランの謎は後々少しずつ分かっていきます。。。
情報屋は後々重要なキャラへとなっていきますよ^^(後々が多い
コラボは中心的にコラボする相手がゲストになって、こっちの世界に来ちゃったとかこっちが誤って相手の世界に行ってしまったり、偶然ある場所で会ったなどのきっかけで自分と相手のキャラで交流や協力、会話などを進めていく…所謂おまけみたいな感じです!私の作品でコラボ作品もいくつかあるので参考にしていただいても^^
分かりにくい説明ですみません。
コメありがとうございました!それでは!ノシ