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私のトレーナー

著編者 : 窮爽

3ターン目 見たモノの先

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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これで最後です!

『幽霊の憂鬱』

ふと、今の現状に引き戻される。

…と言う訳ですよ

何となく自分の顔は想像できる。真っ赤だろう。
僕はふと呟く。

「…こんなのばれたら大変ですねぇ…」

こんな事を皆の知られたら絶対、冷やかされるだろう。
…でもまぁ…


正直、悪い気はしませんでしたよ…

Fin


これで終わります…最後、『は?』って感じになったらごめんなさい!!
まぁ、要するにルイはツンデレだと言う事です(蹴られ
駄目絵長い間、失礼しました!
それでは、本編どうぞ!


「あ、あれ…」
「…あぁ、あれ?」

ナゾノクサは向こうを頭の草で示す。確かに向こうでは人間2人が向き合って、ポケモンを一体ずつ出している。
表情や様子からして単にバトルをしている訳ではなさそうだ。
…片方は見覚えがある。
1人はポケモンレンジャーのすみれだ。ま、元チャンピオン。
すみれはエンペルトを繰り出して、無表情でいる。で、片方のスーツを着たなんか紳士っぽい男の人は知らない。男の人はヘルガーを出して、微笑み続けている。
ふと、すみれの後ろに何か緑っぽい物が見える。私は眼を細めて良く見てみる。
…あれって…

「…あれ、セレビィじゃない?」
「えっ!?私小さくて見えないよー!」

ナゾノクサはピョンピョン飛び跳ねて必死に見ようとする。
確かにセレビィだ。玉ねぎの様な頭に緑色、大きな目、あれはセレビィだ。
私はそっと耳をすめせる。2人の会話が密かに聞こえて来た。

「其方のセレビィを御譲りいただけないでしょうか?私達の計画に必要なのです」
「普通は渡さないと思うけど」

丁寧の頼む男の人に対し、すみれは表情を変えずに言った。
男の人は手にはめている薄い白色の手袋をグッとはめ直して言う。

「そうですか…ならば、無理やりいただいていきます。ヘルガー、火炎放射です」
「エンペルト、ハイドロポンプ」

そんな力の無い2つの声に従い、エンペルトとヘルガーは技を出す。
ハイドロポンプが一瞬にして火炎放射をはねのけ、ヘルガーにヒットする。
効果抜群でもあり、ヘルガーはその場に倒れた。
…んー…手助けする必要なさそうだけど…ま、見てるよりはマシ…ね。
私はそう考え、ナゾノクサの呼ぶ声も聞かずにサッと向こうへと駆けて行った。

「…ん?レパルダスですか…」
「あ、久しぶりだな」
「えぇ」

男の人は私は見て呟く。エンペルトは私に右手を上げて挨拶した。
私もフッと微笑んで言う。

「…あのさ」
「ん?」

すみれがふと口を開いた。私はその続きの言葉を待つ。

「セレビィを連れて走れる?」
「ま、大丈夫よ。何?森を出て逃がせって言うのかしら?」

私がフッと笑って言うと、すみれはコクリと頷いた。
それぐらい簡単よ。
私はセレビィの方を見る。セレビィは『何?』と言う様にこちらを見ていた。

「一緒に逃げるわよ」
「え?あ、うん」

セレビィは一瞬首をかしげたが、すぐに頷く。
私はサッとセレビィに背中を向けた。

「ちゃんとついて来なさいよ」
「分かってるよ」

私の言葉にセレビィは頷く。
私はダッと走り出した。セレビィはその後を追って飛ぶ。
後ろからまたバトルの音が聞こえてくるけど、それも気にせずに走り続けた。
ナゾノクサの前を通る時に私は言った。

「じゃ、先帰るから」
「え?えぇ!?」

ナゾノクサは驚いた様にして声を出した。
私とセレビィは森を出ようと急ぐ。
暫くして向こうの方から外の光が見えて来た。
私とセレビィは茂みを飛び越え、森の外へと出た。

「…ふぅ。振り切ったわね」
「うん。ありがとう」
「いいのよ。私、近道とか知ってるし楽だったもの」

お礼を言うセレビィに私はそう言って毛繕いを軽くする。
…さて、どうしようかしら。

「…取り合えず、私と一緒に居る?」
「そうさせてもらうよ」

私が尋ねるとセレビィはあっさり頷いた。

「それじゃ、私はトレーナーの所に戻るんだけどそれでもいい?」
「まぁ、いい人であれば」

セレビィは苦笑しながら言う。私は『ツンデレだけどいい人だから♪』と言う。
そして、私とセレビィはさっきまで私が居た木陰の所へと歩いて行った。

3ターン目 見たモノの先

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2011.8.5  13:28:48    公開


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
ついに終わってしまいました^^;無双てww
朝日「どんな無双ー?」
ルイ「そんなの知りませんがねぇ?」
いや、知ってたらある意味凄ぇよ(汗
久々にすみれ出しました^^というか、使い方がww
レパルダス「あー、あり得るかもね」
セレビィ「えっ!?ヤダよ!?」
いや、それはないと思うぞ?(汗
ナゾノクサが空しい(・ω・`)というか脇役ww
ナゾノクサ「そーだよねー。所詮脇役なんて主役を引き立てるためにあるものだしー」
お前、何か怖ぇよ;
コメありがとうございました!それでは!

11.8.6  15:11  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜!・・・終わってしまった・・・ついに漫画が・・・((ズーン
貝「でもまだまだルイ無双は、始まったばかりだ...fin」
楓「ちょっと違くないかしら?」
無双ってなんだよォィ((汗
とにかく、漫画連載お疲れ様でした!!
怪しい男とすみれ・・・
貝「その男の人、超怪しい・・・まさか、セレビィを連れ攫って、パシりにしようとしてるとか!?」
ロズレイド「そんなもんじゃないでしょ」
貝「じゃあ・・・たまねぎと間違えられて細かく刻まれて・・・ギャアアアアアア!?」
どんだけ妄想してんだよ!?
ナゾノクサwww
オド「置いてかれちゃったねー・・・アハハハ・・・^^;」
慧瑠「誰だってそうさ。脇役は・・・たいてい、置いてかれたり酷い目に合わされるんだよ((ヒシッ」
オド「そこきめないでいいから!?」
なに誇らしげに言ってんだw
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.8.6  13:19  -  papiko  (papiko)

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