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私のトレーナー
25ターン目 森は今日も心地よい
著 : 窮爽
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「あ、居た」
ふとすみれが呟く。噂をすれば…って事よね。
私達が珀哉に近寄ろうとすると突然珀哉はヘルガーを繰り出した。
…?何するのかしら…
そう思いながらも近づく。
「…また会いましたね」
珀哉はこちらに気付いて微笑みながら言う。だけど、その微笑みは何処も優しさがこもっていなかった。むしろ、敵意を感じさせる。
すみれはモンスターボールを片手に持ち、言う。
「ヘルガー出して何する気なのかが気になる所」
「…あぁ。そんな事ですか。ま、見ていてくださいよ」
「見てたら碌な事無いじゃん」
珀哉は笑顔でそう言ってくる。すみれはため息交じりで言い返した。
すると、珀哉はふぅと苦笑しながらため息をつき、
「ヘルガー、木に向かって火炎放射」
「エンペルト、ハイドロポンプ」
すみれはエンペルトを繰り出し、指示をする。エンペルトはヘルガーが火炎放射を繰り出す前に、ヘルガーにハイドロポンプをヒットさせ、木に叩きつけた。
…危うく火事になる所だったわ…
私は少しばかりホッとする。珀哉はまたため息をつき、こう言った。
「…教えて差し上げましょう。私達はセレビィを探しているのは分かっておいでですね。…探しても探しても見つからない。ならば、あちらから来てくださればいい。…セレビィは森の守り神。森に何かあればすぐに来るはずなのです」
「それで火事を起こそうとしたのか」
「そう言う事ですね。餓鬼にも分かる事です」
想現真の解釈に珀哉は嘲笑うかのように言い、フォルトスを繰り出す。
…なるほど。…こう言うの冷酷って言うのよねぇ…
「ファルトス、大爆破―」
ドン!
私は珀哉の指示が終わる前にフォレトスに向かってシャドーボールを放った。
フォレトスにヒットし、フォルトスはバランスを崩す。
「レパルダス?」
「さ、とっとと片付けるわよ」
想現真が疑問に感じている中、私は微笑んで言った。
想現真は私の言っている事が何となく分かったのか指示をする。
「レパルダス、辻斬り!」
「餓鬼とポケモンのくせに…フォレトス、ジャイロボール!」
私は辻斬り、フォレトスはジャイロボールを繰り出す。
ジャイロボールをサッとかわし、辻斬りで切り裂く。フォレトスはそのまま戦闘不能になった。
珀哉はフォレトスを戻し、また他のボールを構えた。その時―
「催眠術!」
後ろからそんなすみれの声が聞こえた。するとゲンガーが地面から出てきて催眠術を繰り出す。
珀哉はそのまま倒れ込み、寝てしまった。
…決め技は催眠術…って感じよね。いつも。
私はゲンガーを見て苦笑する。するとゲンガーは私を見て『ケケッ!』と笑った。
あの後、ジュンサーが来て珀哉を連れて行った。…って、こんなシーン飽きるほど見たわ。
まー、森を出ようとしたらヒョコッと時葉が現れた訳…何だけど。
「お前、今まで何してた!?」
「ゴメンって!僕だって色々大変だったんだからね!?それぐらい分かってよ!」
「知るか!」
…とまぁ、この様に想現真と時葉の言い合いが長々と続いたと言う訳。
結果的に想現真は元に戻って、いつもの様に活動。
時葉は時々遊びに来るようになった。
ま、一件落着…でいいのよね?
2011.8.28 12:59:53 公開
■ コメント (2)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.8.28 15:17 - 窮爽 (monoraru) |
こんにちはw((どんだけ言ってるんだw 珀哉登場ですね・・・ってか火事はまずい!? 貝「どうしよ・・・実際に人に火炎放射を当てちゃった。なーんて言ったら、火事どころじゃないよね・・・((ズーン」 楓「ま、まぁ。水タイプのポケモンが私達の手持ちには居なかったから・・・」 貝「水タイプ、育てようかなぁ・・・((ズーン」 いちいち落ち込むなw 催眠術便利ですねwwb 私も友達と対戦したとき、相手がダークホールしまくってきて呆気なく散っちゃいましたからね・・・ナイトメアやらあくむやらうけて・・・((シクシク/泣くなw それでは、続き読みます! 11.8.28 15:05 - papiko (papiko) |
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家事は広がりますからね(汗 と言うか、貝wそんなに落ち込まないでww
レパルダス「まぁ…大丈夫でしょb」
エンペルト「俺が手伝ってやるから」
ラプラス「わ、私も手伝います!><」
お前等な(汗
絞めは催眠術wあm私ゲンガーを手持ちに入れてたのですが…よく使ってたのは催眠術からの悪夢でしたww
コメありがとうございました!それでは!