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うぅ…ここ何処だろう……ひゃっ！？
…あ、ここの人間さん…ですか……え？怪我ですか？
い、いえ！大した事無いので………あ…すみません…
…あ、ここって私みたいなラプラスって珍しいんですね…迷子になってしまって…
…え？暫く休めと…？い、いえ！迷惑ですし、逸れちゃったのも自業自得ですから…
私ってやっぱり呆れられるほど疎いんですね……え？…チョロネコさんって言うんですか…
凄いですね。ボールから出てくるなんて………あの、この方は？……あ、想現真さんって言うんですか…
…あ、チョロネコさんもそう思いますか？何だか凄い話が咬み合うんですよね…


…あ、昨日はありがとうございました！おかげで怪我も治りました！…え？これからですか？
…特に決めてませんでした……へ？泳ぐ距離ですか？…まぁ…ゆっくりだったら遠くにはいけますけど…
……私がボールに？え、で、でもでもでもでも！！！私、バトルできませんし、泳ぐ事しか能が無いんです………
…チョロネコさんも誘ってくれるのですか？…そこまで言ってくださるんでしたら…
よろしくお願いします―


私がまだ野生で海をさまよっていた頃。私は海で迷子になり、ある島へとたどり着いた。
腕にもかすり傷があって、海水が傷に染みて、痛かった。すると、男の子がやってきた。男の子は正直言ってしまうと失礼なんですが…私から見るとちょっと怖いって第一印象が…
でも、その男の子は怪我も手当てしてくれました。…ま、まぁ…『お前って何かドンくさそうだな』…って言われてしまったのですが……ちょっと思ったのがぶっきら棒な方だなと…
その人はチョロネコさんを持っていました。チョロネコさんは大人って感じで、優しくしてくれました。
翌日、私は手持ちに誘われました。私は少し遠慮しましたが、結果的にはボールの中に入りました。
…人間って少し苦手なのですが…ちょっと克服できたようです。


人やポケモンって見かけによりませんよね？