ポケモンノベル ＞＞ 小説を読む

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

「コラッタ、体当たり！」

『コラッター！』

コラッタは、ゴウの指示を受けて、走り出す。

「マンキー、グロウパンチ！」

『キー！』

トレーナーの少女が指示を出す。
マンキーは、コラッタの攻撃を避けることもなく、
真正面からグロウパンチでコラッタを突き飛ばした。
倒れたコラッタは、目を回している。

「戦闘不能ね！」

「戻れコラッタ！
あっちゃ…やっぱ駄目か？」

「駄目って？」

「初めてのバトルだから、コラッタのことを全然鍛えられてないからさ…」

「あら、そうかしら？」

「え？」

「私ならゲットしたばかりのポケモンでも勝って見せるけど？」

「凄いね…」

「凄いのはポケモンよ。」

「え？」

「ポケモンは、私達トレーナーよりずっと強いから…」

「そりゃそうだよ…
だから、ポケモンが戦うんだろ？」

「いや、そうじゃなくて…
まあ、良いわ。
そのうち、分かるようになるから…」

「ふーん…」

「それより、コラッタをポケモンセンターに連れていかないと。」

「やっべ！
ゲームやってる時もついつい忘れちゃうんだよね。
回復しないで四天王と戦った時はキツかったよ…ハハ…」

「ゲームやってたんだ…」

「うん。
君は、やってなかったの？」

「最初は、やってたけどすぐにやめちゃった。」

「何で？」

「私…ポケモンのゲームって嫌いなの…」