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こちらなんでもやります屋

著編者 : さくわふる

7 なんでもしますから(最終回)

著 : さくわふる

イラスト : さくわふる

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フ「もうなんでもやります屋は終わりよ」
カ「っ!」

その時、大きなトラックが走ってきた。

フ「ふふ。来た来た。」
ス「そんな・・・」
ソ「ちくしょう!」
コ「う・・・」

しかしガーリックは笑顔だ。

ガ「フローズン?ぼくと勝負しようよ」
フ「はぁ?!」
ガ「トラックが来たからってまだあきらめないよ!」
フ「こいつ・・・・!」

ソ「ガーリック!本当にやるのか?」
ガ「大丈夫だよ。あいつ氷だし。」
コ「本当に大丈夫なの?」
ガ「平気平気。」

フ「そっちが来ないのなら私から行くわよ!れいとうビーム!!」
ガ「ほいっ」

ガーリックはフローズンのれいとうビームを上手く交わした、

ガ「フレアドライブ!!」
フ「ひぃ!」

ブースターが最近覚えれるようになった、フレアドライブを放つガーリック。
それにフローズンもびっくり。

フ「もうやめて!!」
一同「え?!」
フ「力で勝負するのは終わり!」
ガ「はは!」

フ「まだあきらめないわよ」
ス「まだ・・・?」
カ「もういいじゃん」
フ「そうはいかない。」

カ「・・・!」

ぼくは涙をこらえてフローズンをにらんだ。

カ「だったらさ、」
フ「?」
カ「ぼくがフローズンのことなんでもしてみせるよ。」
フ「?!」
カ「ただし、店を壊すのはぼくたちが用件を果たせなかったらの話だよ?」
フ「・・・」
カ「勝負だ」

なんでもやります屋vsフローズン!
壮大な戦いが今始まる・・・!

つもり。


カ「何をしてほしい?」
フ「ごみ捨て」
一同「ずこーーー!!」
カ「もうちょっとやりがいのあるのにしてよ。」
フ「じゃあ・・・洗濯して皿洗って食べるもの作って」

一同「・・・おっけー!」
フ「制限時間、1時間。」
一同「おっけー・・・・!」

カ「家に案内して」
フ「わかったわよ!」

家に着いた。
さっきの大掃除のときよりはマシだけど、荒れている。

コ「私、洗濯物を渡していくから!」
ス「はい。私は洗濯機に入れます・・・」

一方。

ソ「皿を水でゆすいでカップにパス。」
カ「ぼくはお皿を洗剤でごしごし・・・」

一方。

ガ「冷蔵庫にあるものでご飯つくるの難しいなあ・・・」
コ「ガーリック!手伝うよ!」
ス「私たちは洗濯機に入れて待つだけでーす・・・」
ガ「やった!じゃあ教えて!」

カ「ごしごし・・・なかなか取れないなあ」
ソ「じゃあストロベリーよんでくる」

ソルトはストロベリーを呼んだ

ス「強力なハイドロポンプ!」

見事、皿の汚れは落ち、皿洗い完了。

ピーピー。
コ「あ!洗濯できた!」

コットンは洗濯物を乾燥機に入れた。

ガ「いっけー!ハンバーグの宙返り!」
ソ「ガーリック、上手い!」
ス「料理経験あるんですか・・・?」
ガ「ああ。だって去年料理クラブだったもん。」
ソ「なるほど」

そしてお料理完了。
あとは洗濯だけだ。
みんなは休憩していたけれど、ぼくはコットンを見に行った。
なぜなら、コットンが心配だからだ。

恥ずかしいけれど、ぼくはコットンのことが好きになってしまったのだ。
前にガーリックやソルト、ストロベリーに相談したけれど、みんな告白したら?って言ってた。
そんなの無理だよ〜

そう思っていても、ぼくはコットンのことが好きだ。
がんばって言ってみよう。
ぼくが言った言葉は奇跡を起こすんだ・・・

コ「乾燥終わり!あ、カップくんだ!」
カ「コットン、終わったの?ちょうどよかったじゃん。」
コ「ふふ。」
カ「あとさ、ちょっとこっちに来て。話があるんだ・・・!」
コ「話?」

すると、フローズンの声がした。

フ「あと30秒だよ?」
カ「まずい!」
コ「カップくん早く!」

カ「えっと・・・その・・・」

あと20秒。

コ「早く!!!!」
カ「ああ?!」
コ「急いで!お店が・・・」

あと10秒。

カ「あのね・・・ぼく・・・!」
コ「?!」



カ「コットンのことがね・・・」



コ「私のことが?」



カ「す・・・」



カ「す・・・!」



カ「好きでえす!!!」
フ「時間切れー」

ス「あ〜あ・・・」
ソ「どうしよ・・・」
ガ「ええええ」

コ「私のことが・・・カップくんが・・・・」
カ「そうなんだ・・・!コットン!」
コ「そうだったのね?じゃない。カップくん?ばればれよ?」
カ「え?!」
コ「だってカップくんたら・・・私としゃべるとき、いっつも真っ赤で、炎出てたもん?」

ぼくの意識が遠のいた。
そうだったんだ・・・・コットンにはもうばれてたんだね・・・
あ・・・だんだん・・・暗く・・・・






フ「わかったわ。」
コ「よかった〜!」
ソ「どうなるかと思ったぞ。」


ぼくは目を覚ました。
もうお店は壊れたのかな・・・だって時間オーバーしてたし・・・
しかし。
そこにはなんでもやります屋が建ったまま!

カ「なんで?!」
ガ「あ。目を覚ました」
カ「どうして壊れてないの・・・?」
ソ「ははーん。それはだな・・・」
ス「フローズンさんの会社の目的がなんでもやります屋と同じような目的だったから・・・」
カ「同じ・・・目的・・・?」

フ「私が今から建てる会社は、人々の生活を支える会社なの。広告つくったり、アンケートしていろいろなことに生かしたり・・・」
コ「だから、何でもやります屋は壊さずに、ビルと合併することになったのよ。」
カ「そうだったの?」

いろいろあって、数年後。
ぼくたちは高校生になって、ビルで働いている。
これこそなんでもやります会社。

お客さんの意見をもっともっと取り入れるぞ!



おしまい

7 なんでもしますから(最終回)

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2016.12.10  20:19:24    公開
2016.12.10  20:22:30    修正


■  コメント (4)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

みなさんついに完結しましたね・・・
終わり方については悩んだものだった!
心からありがとう!

16.12.11  06:37  -  さくわふる  (boostar)

フローズンの目的がなんでもやります屋と同じ且つ、合併とは、意外な形で終わりましたね。
あと、カップがコットンに告るのが面白かった(笑)。
これからも、二人とも、なんでもやります会社の仕事も頑張ってください!

16.12.10  23:06  -  LOVE★FAIRY  (FAIRY)

何でもやります屋が無事で良かったですねぇ〜!
カップ&コットンいい組み合わせですねぇ〜♪
たまには私も恋愛要素取り入れようかなぁ〜(笑)
新作も楽しみにしてまぁ〜す\(^_^)/

16.12.10  21:56  -  不明(削除済)  (neko1234)

何でもやります屋はフローズンの会社と合併!
よかったー!!
カップもコットンに告白…
リア充めっ!と言いたいところだけどカップくんとコットンちゃんなら許す(笑)なぜならイーブイとマグマラシは私の好きなポケモンだから!

16.12.10  21:44  -  ネコLOVE  (ゲスト)

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