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ぼくは今、ベッドの上で咳をしています。
そう、ぼくはを体調を崩したのだ。
マグフルエンザだ。

今日はお店は中止。
そんな看板は作ってないのだが、わかるだろうか。
お客さんに病気がうつったら、大変な迷惑だな。
あ、マグフルエンザはマグマラシにしかかからないのだった。

カ「はやく治んないかなー」

すると。

ソ「おーい！カップ！お見舞いに来たぞ〜！」
カ「ソルト？！」

ソルトはカッコイイサンダース。
頼りになるけど目つきがなぁ・・・・

ソ「お客さん、来たから俺が仕事引き受けるぜ。」
カ「ありがとー！」

やっぱり来ちゃったか。
でもソルト、優しいなあ。
体がほかほかするよ・・・

ソ「はい、これジンジャーエール。早く治せよ！」
カ「うん！ありがとう！」
ソ「じゃあ、俺はお店の前にお客さんが待ってるから急ぐぞ〜！」

ソルトは行ってしまった。
ジンジャーエールいただきまあす。

おいし〜！
体がとってもほかほかしてきた・・・！

熱も上がってきたー！
あああああああああああ！！！！

燃えるぞ！
燃えるぞ！

早く治すんだあああああああ！！！


そして。

カ「あれ？全然しんどくない！」

ぼくの奇跡は病気も治す！
すげえええ！

カ「お〜い！お仕事ぼくもやるよ〜！」
ソ「え？！カップ、しんどくないのか？！」
カ「ぜんぜーん元気だよ。」
ソ「でも静かにしとけよ・・・？」
カ「もちろんっ！では、お客様、ご用件は何でしょう？」

「えっと・・・私のオオタチがすっごく寒そうで・・・」

お客さんが持っているオオタチは、今にも凍りそうだ。

カ「任せてください！ぼくがこのかえんぐるまで・・・」
「やめてくださいっ！直接はだめです！ほかほかさせてください！」
ソ「ほかほか？」
カ「なでなで・・・」
「あ、そういう感じです！」
ソ「でもこれじゃあこっちが大変だぞ。」

「じゃあ、サウナとかなんでもいいので・・・・」
カ「なんでも？じゃあ、このにほんばれで・・・」
「きゃあああああ」
カ「すいません」

ほかほか？
ほかほか。
ほかほか・・・！

ほかほかさせるにはどうしたら・・・
たくさんありそうなのに、いざとなると出てこない。

ソ「食べ物はどう？」
カ「ああ！たとえばたこ焼きとか」
ソ「肉まんとか鍋とか」
カ「カツカレーとか」
ソ「お好み焼きとか」
カ「ハンバーグ食べたい」
ソ「あなたは何食べたいですか？」

「・・・・・！！！」

お客さんの顔は真っ赤で、恐ろしい顔を・・・

「・・・・・・・・・！！！！！！！」
カ＆ソ「すいません！」

気づけばぼくたちは温泉に来ていた。

ソ「温泉久しぶりだな。入るぞ！」

ドパアアアアアアアアン！

カ「ぼくも〜！」

ザパアアアアアアアアン！

ソ「お客さんも入って〜！」
「きゃあああああああ」
カ「？！」
「なんでオスポケモンの入浴シーンを見ないといけないの〜？！」
ソ「あ・・」

カ「い・・・」
ソ「す・・・」
カ「た・・・」
ソ「べ・・・」
カ「た・・・」
ソ「い・・・」
カ「おお！」

「おお！じゃないわよ！」
ソ＆カ「すいませ〜〜〜ん！」

オオタチはこっちをにらんでくる。

カ「ごめんね、なんかごめんね」
ソ「全然暖かくないよな。ごめんな。今から・・・」

オオタチ「君たちのおもしろい行動、あったまる〜」
カ「え？」
ソ「そ、そうか？！」

オオタチ「もう十分だよ。ありがとう」
カ「ああ・・・・」
ソ「・・・。」

「オオタチも喜んでますので・・・」
ソ「今日のお仕事は？」
カ「終わり？」
「ふふふ。」

ソ＆カ「今日のお仕事も大成功！」

いろいろあったけどこれでよかったのかな。
でもお客さん、スキップしてるぞ。

ぼくたちも成長したなあ。