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ある１１月の晴れた空。
雲ひとつもない快晴だ。

そしてぼくの名前はカップ。
マグマラシだ。
ぼくはここで友達と待ち合わせをしている。

その友達っていうのは、ひかえめなイーブイのコットン。
その名の通り、綿みたいにふわふわほわほわしている色違いの女の子だ。
コットンは友達が多くて、ぼくの憧れのポケモン。
あのきらきらとした瞳が忘れられなくて・・・

コ（コットン）「お〜い！来たよ〜」
カ（カップ）「来た！」
コ「何かご用ですか〜？」
カ「ふっふっふ。今日はみんなで秘密基地を作らないか？あそこの敷地を使って。」

コ「秘密基地？っていうかみんなじゃなくて２人だし。」

コットンはクスクスと笑い始めた。

カ「確かにそうだな。コットンの友達でも来てくれたらいいのにな。」

すると、いきなりドタドタと音が近づいてきた。

「おーい！何してんのー？」
「なんか楽しそうね！」
「見せて見せてぇ」
コ「あ！あの子達、私の友達よ！」

カ「え？！本当に来ちゃった？！」

ぼくが口に出したことはたまに本当になる。
この謎の能力（？）は、危険だったりする。
なんでも口に出しちゃ、だめだ。

コ「カップ！私の友達を紹介するね！」
カ「お！たのもしいな。」
コ「まず、シャワーズのストロベリー！」

ス「どうもどうも・・・ストロベリーと申します・・・。」

ストロベリーは色違いのシャワーズ。
暗い表情だけど、かわいい色合いをした女の子だ。

コ「次にサンダースのソルト！」
ソ「俺はソルトだ！よろしく！」

ソルトはキリッとした目つきをしたサンダース。
毛並みがきれいだ。

コ「最後に、ブースターのガーリック！」
ガ「やっほー！ぼくはガーリックだよ！あ、それ知ってるかぁ！あはは！」

ガーリックは明るくておもしろいブースターだ。
普通のブースターと比べてもふもふの毛が少なく見えた。

カ「みんな楽しい友達だ。さあ、早速秘密基地を作るぞ！」
ガ「ひとつていあ〜ん！ぼくはみんなの要求を果たすお仕事がしてみたいなぁ！だからさ、その秘密基地でなんでもやります屋みたいなのを作ればいいんじゃないかな？」

ソ「何それ！受ける！」
ス「その提案、私も考えてました・・・。」
ガ「まじ？！うそだろ？！」
ス「うそでーす・・・。」

コ「ストロベリー、面白いね。」
ガ「笑いが止まらんぞ！ふはははは！！！！」

そうして、ぼくたちはみんなでなんでもやります屋を作った。
木でできた小さな小屋がお店。


カ「ご用ならなんでもお任せください！


てへ。」