メタグロス 海の魔物と鋼の覚醒
決戦前夜2
著 : スーパーミラクルゼリーさん
ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。
午前8時
メタグロス君は、目の当たりにした光景に絶望した。
海の上には、力なく浮かぶ赤いギャラドスが、陸には爆風に巻き込まれたと思われる長男次男と・・・、三男はなんで倒れてるの?
「ひ、ひどい。あ、あれ?デオキシスは?」
「わーん?」
「デオキシスって?」
「僕の最高の相棒だよ。それでいて、このお店を一緒に経営してくれた最初の仲間なんだよ!デオキシスがいなかったら、僕の料理教室は一瞬でなくなっていたよ。いろんなところで一緒に旅をした思い出もあるんだ!」
メタグロス君たちは海の魔物との決戦は、仲間が回復しなければ話にならないと考えてみんなを保護した。そして、デオキシスを探した。
「おーい、デオキシスー!いるのかー!」
午前8時10分
ある時だ。サメハダーが怪しい場所を見つけた。
「メタグロスー!ここから魔力を感じるよ。」
「本当!?デオキシスかもしれない。でも、この瓦礫をどうやってどけよう・・・。」
「わん!」
「あ、そうだ!ハチコウ居るじゃん!頼むよ。」
「わん!・・・ぅわん!」
ハチコウのもつ技を忘れていた。覚醒したハチコウの衝撃波の威力は建物の瓦礫なんて、わずかな砂のように消すことができる。
「め、メタグロス!」
「「デオキシス!」」
「ワワン!」
無事に再開できた。
「ありがとう!三男が助けてくれたんだ!」
「え?三男?」
「実は、三男が覚醒して海の魔物みたいに水を操って・・・って、メタグロス、その輝きは?」
「どう言うわけか、紫色の石が割れた時にできた裂け目がこの力を与えたんだよ。ハチコウも進化して、刺々しい円錐になったんだ。」
「へぇー?どゆこと?っていうか、どちらさん?」
「僕はサメハダー。ソラって呼んで。」
「よろしく。ソラ。」
メタグロス君たちは、みんなの回復のために海辺から離れた。
「うーん・・・。ここは?」
「あ、気がついた。」
「あ、メタグロス!無事でよかったー。」
「それはこっちのセリフだよ。聞いたよー。覚醒したんだって?」
「あー。そっか。僕はエネルギー切れで倒れちゃったのか。」
「他のみんなも保護してあるから安心して。っていうか、みんなまた海の魔物と戦ったの?」
「うん。ただ指をくわえて自分たちの街が崩壊していくのを見ているなんて嫌だからね。僕たちが戦って、少しでも時間を稼げたらって。でも、僕たちの中で、三人が覚醒できることがわかったもん。もう負けることなんてないよ。」
「・・・そうだね!みんな回復できた?」
「「「「「うん!」」」」」
「じゃあ、行こうか!海の魔物のリベンジに!」
「これ以上あいつに自由にはさせない!」
「(一同)おーー!!!!!!!!!」
みんなが一丸となって、いざ!海の魔物との決闘!
(追伸 ソラはみんなにきっちり自己紹介したよ)
2023.12.15 18:54:05 公開
2023.12.15 19:32:22 修正
■ コメント (0)
コメントは、まだありません。