ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

メタグロス 海の魔物と鋼の覚醒

変わり果てた地上

著 :  スーパーミラクルゼリーさん

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

午前5時

 
「これが覚醒した鋼の力?」
メタグロス君は、強い決意を抱いて、覚醒した。ハチコウは、刺々しい円錐に進化していた。
自然と力が湧いてくる。おそらくこれが、サメハダーが言っていた魔力のことだろう。サメハダーにお礼を言うのも兼ねて、メタグロス君は遺跡に戻った。

時同じく

デオキシス達は、この後どうするか、作戦会議をしていた。
「メタグロス、遅いね。」
「ハチ公も心配だなぁ、どうする?このまま戦う?」
「いや、このまま戦っても勝てない。ただ海の魔物が気分を良くするだけだ。」
赤いギャラドスが意見すると、
「じゃあこのまま見過ごす気?この町は、僕らの町じゃないの?勝てない戦いだからって、一縷の望みにも懸けて見ないの?このままじゃ、海の魔物に、町を壊され続けるよ!」
とデオキシスが強い口調で放った。その言葉に、一同は心を強く打たれた。
「そうだね、この町を守れるのは僕らしかいない。たとえ勝てなくても、メタグロスが帰ってくるまでの時間を稼げればいいんだ!」
「戦おう!」
デオキシス達は、戦うことを決意した。

午前6時


「ただいま!」
メタグロス君とハチコウが帰ると、遺跡のみんなは温かく迎えてくれた。遺跡の復興も順調に進んでいるようだ。
「あ、サメハダー!この前はどうもありがとう!おかげで覚醒したよ!遺跡の復興もお疲れ様!」
「ありがとう!それで、メタグロスはどうするの?」
「僕はこの後、地上の戻るよ。海の魔物と戦わなきゃいけないから!」
「そう、じゃあ僕も一緒に戦う!メタグロスには、いろんな恩があるからね。困った時はお互い様さ!」
「ありがとう!」
メタグロス君は、新たな仲間を得た!遺跡のみんなに感謝と別れを告げて、地上世界に帰った。


午前8時

「あ、光だ!」
メタグロス君とハチコウ、そしてサメハダーは地上世界に戻ってきた。
「地上はどんな世界なの?」
「今は海の魔物の影響があってどうなってるかはわからないけど、前はみんな明るくて楽しそうな港町だよ。いろんなお店がある商店街で、自然もあふれる最高の町だよ!」
「へぇ、楽しみ!」
「でも、海の魔物がいるから、さっきも言ったけど今はどうなってるか分からないんだ。」
期待と心配、それぞれの思いを錯誤させながら、海面から顔を出した。それと同時に唖然となった。
「ま、まちが!」
目の当たりにした光景はあまりにも残虐だった。町が壊れていた。そして、目の前には、みんなが倒れて、傷ついていた。
「嘘でしょ?」


次回へ続く・・・

⇒ 書き表示にする

2023.11.19  12:41:16    公開


■  コメント (0)

コメントは、まだありません。

コメントの投稿

コメントは投稿後もご自分での削除が可能ですが、この設定は変更になる可能性がありますので、予めご了承下さい。

※ 「プレイ!ポケモンポイント!」のユーザーは、必ずログインをしてから投稿して下さい。

名前(HN)を 半角1文字以上16文字以下 で入力して下さい。

パスワードを 半角4文字以上8文字以下の半角英数字 で入力して下さい。

メッセージを 半角1文字以上1000文字以下 で入力して下さい。

作者または管理者が、不適切と判断したコメントは、予告なしに削除されることがあります。

上記の入力に間違いがなければ、確認画面へ移動します。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>