ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

メタグロス 海の魔物と鋼の覚醒

死闘、ついに決着!

著 :  スーパーミラクルゼリーさん

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

どういうわけか、三男が覚醒した。
「あ、あの弱いで有名なシードラ三兄弟の三男が実は強いなんて・・・!」
「「おい!弱いったぁどういうことダァ!」」
メタグロス君は驚いた。三男の覚醒を目の当たりにして。
「戦いはもう終わる。」
「何をいうか。終わるのはお前らだ。」
そう、海の魔物が静かに言い放つと、ハイドロポンプを放った。それは弾丸のように。速く、そして恐ろしく。
「あぶない。これ、どうすればいいのかな。弱点でも見つかれば。」
「あ、そう!あいつの首に、あの石があったんだ!あれを壊すかすれば、何かが起きると思う!」
「うおい!それは早く言って!まぁいいや。そうとわかれば、首元に全力集中だ!」
ここまで、ずっと苦戦を強いられてきた彼らにとって、この情報のありがたみは計り知れない。
「わん!」
ハチコウの衝撃波は威力を増し、横にいたマケンカニが真っ二つに。
しかも、三男が覚醒すると、想定の10倍は強かった。残りの二人はゲキヨワなのに。
「く。」
これにはたまらず、海の魔物も呻き声をあげた。
「ならば、第二形態!グリーンブルー!」
海の魔物が緑色になり、海も鮮やかな色から、わびさびを感じるような深い緑色となった。
「色違い・・・ではないね。本気モード?」
「ま、このm」
会話を遮る号砲の音と共に、上から緑色の液体が降った。地面に着地すると爆発する、全くいらない出血大サービス付きで。
「わひゃあああ。爆発の範囲広すぎー!」
「落ち着いて!さっきみたいに首を!」
爆破に戸惑うのは一時だけ。冷静さを取り戻すと、流れは変わった。
「ぐぬぬ。こしゃくな。ならば最終形態!レッド!」
海は真紅に染まり、海の魔物も赤く輝く。本気だ。
「やばいね。こりゃやばいね。」
「第二形態出番少なっ!」
「奥義!クロスレッド!」
周りから、赤い水の球が四方に現れてビームを放ってきた。数は星を超えるほどだ。
「これはまずい!」
「あ!長男次男がピンチ!」
体力も能力も全てに劣っているのはその二人。海の魔物も、そこを狙い目にしたのだろう。
「きゅうー(ドサッ)」
二人とも、体力に限界を迎えたところを狙い撃ちされた。一撃で沈んでしまった。
「次は・・・。お前だ!」
赤いギャラドスも狙われると、巨体での回避は難しく、当たってしまった。
「残りは四人・・。みんな!最後の力を振り絞ろう!」
「わん!」
「あ、石が!砕けた!」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!」
大きなエネルギーを、海の魔物は失った。
「お、おのれ!最終手段!トルネードレッド!」
「みんな!負けちゃだめだ!トドメだ!」
「「「うおおおおおおお!」」」
「ワオーン!!!」
「うおおおおおおおお!砕け散れ!」
「「「「負けるかー!!!!!!!!!」」」
「な、何!最終形態をもってしても破れるか!ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!」










「うーん。はっ!あれ、海の魔物は?」
みんなは、静かに首を振った。その顔は笑顔だった。
「「「「「やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!勝ったーー!!!!!!!!」
「わーん!!」






次回、最終回!

⇒ 書き表示にする

2024.1.16  22:29:41    公開
2024.2.19  23:03:45    修正


■  コメント (0)

コメントは、まだありません。

コメントの投稿

コメントは投稿後もご自分での削除が可能ですが、この設定は変更になる可能性がありますので、予めご了承下さい。

※ 「プレイ!ポケモンポイント!」のユーザーは、必ずログインをしてから投稿して下さい。

名前(HN)を 半角1文字以上16文字以下 で入力して下さい。

パスワードを 半角4文字以上8文字以下の半角英数字 で入力して下さい。

メッセージを 半角1文字以上1000文字以下 で入力して下さい。

作者または管理者が、不適切と判断したコメントは、予告なしに削除されることがあります。

上記の入力に間違いがなければ、確認画面へ移動します。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>