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　これは、私の過去の話。



　辛くて、悲しくて、寂しくて・・・・・。



　でも、楽しくて、暖かくて、優しくて・・・・。



　こう言うと、普通の人とはあまり変わらない過去のようでしょ？



　でもね、こんな言い方するととても嫌な過去のように聞こえるの。




”思い出したくもない”




　ね？嫌な過去のように感じるでしょ？


　そしてね、次はこんな言い方をすると幸せな過去に聞こえるの。




”本当によかった”




　ほら、変わった。



　あれ？変わってないようにも感じる？



　まぁ、そこは人それぞれだから。



　私の過去はどちらか・・・・・・・そうね・・・・”思い出したくもない”・・・かな・・・。



　そりゃぁ”本当によかった”って思うときもある。



　でも、とても悔しくて憎いなんて思ったことあんなになかった。



　とても大好きで離れたくないのに、離れて寂しいくて目の前から消えて・・・・あんなに辛かったことなんてなかった。


　とても大切で私のたった一つの繋がりを切られそうになって、どれだけ必死だったか。



　本当に思い出しなくない・・・・・・。



　だけどね、もし、私が思い出したくないって言って、心の闇の中にしまったままでいるとまた、同じことが繰り返されるかもしれない。



　だから私は・・・・この話しを話そうと思ったの・・・・。



　聞きたくなかったら無理して聞かなくてもいい・・・・・でも少しでも聞こうと思ったら聞いてほしい。



　じゃぁ始めましょうか。