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クロス・オーバードライブ 〜タチの悪いマサラホワイト2〜
著編者 : 河尻ダイゴ(若榴)
一章━06
著 : 河尻ダイゴ(若榴)
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ラピス「セリフ・ボケ」
ダイゴ「………」
ラピス「なんか、ツッコミなさいよ!!彼女につまらない男って言われるでしょう?」
ダイゴ「セリフ・ツッコミ」
ダイゴ「それと、今は彼女はいない」
ラピス「それ、今はフリーだと私にアピールしてるの〜?/下ネタ/“今は”ってことは言われたことあるんだ〜/罵倒」
ダイゴ「それより、話を戻したい。僕とグリーンをワールドトーナメントで当たるようにしてくれ」
ラピス「あら?ホウエン地方の元チャンピオンが細工しろって言うんだ〜」
ダイゴ「ホウエン地方でチャンピオンになったのは、アンナ変で失脚しホウエン地方に左遷された“光源氏”の遺産を手に入れるためだ。元々、僕にチャンピオンの執着はないし、みんなが思うように僕は清廉潔白な人間じゃないよ」
ラピス「そのあなたが、なぜレッドではなく、グリーンと戦いを渇望するのかしら?」
ダイゴ「グリーンだけがマサラ(源氏)を疑い。この世界を疑っている。この世界のシナリオを描く“神”がいるなら、物語のご都合主義で僕が相手をするべきだろう」
ラピス「わかったわ。手配して置くわ。それと、その神様はきっと“女神様”よ」
2012.5.24 12:05:47 公開
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