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「・・・ガァッ！」
・・・まだ・・・まだよ・・・
「来ないのならこちらから行くぞ・・・サイコブレイク！」
　ドガッ！
「ガッ・・・」
・・・あと・・・少し・・・あいつの光が消えるまで・・・
「何を待っている・・・？」
・・・光が弱くなり・・・消えた！
「ガァァァァァ！」
「なっ・・・なんだ！？」
私が作り出す空間・・・そこはあなたの能力値があだとなる場所。
「なにを・・・！」
もう・・・あいつを包むしんぴのまもりはない！
「ガアアッ！」
「無駄なことを・・・・・・・！？」
無駄よバール。その空間は速い者は遅くなり、遅い者は速くなる空間、「トリックルーム」
「ガハァッ！」
「ガァッ！」
これで後は守り抜くだけ・・・
「フンッ！」
「ガ・・・・・・あ・・・え、え？」
あれ・・・言葉が出せる？
「消えろ！」
　ドガッ！
「ぐっ・・・なに・・・を・・・」
「忘我を・・・解除させた。ヴェンデの加護ごとき・・・私に破れぬと思ったか！」
「なっ・・・なんで私がヴェンデの加護を受けてるって・・・！」
「忘れもせぬ、私がヴェンデに封印を受けた、あの時を！」
『懲リヌ者ヨ・・・』
「ヴェンデ！？」
「貴様の・・・そのまなざし、私が最も気に食わぬものよ・・・・！」
「なんでバールを封印したの？」
『・・・』
「怖かったんだろう？」
「え？」
「貴様をしのぐ私と言う存在が怖かった、だから封印したのだ！私の力を恐れた。そうだろう！」
『・・・違ウ。』
「何が・・・何が違うというのだ！」
『オマエノ存在ソノモノガ世界ノバランスヲ崩ス存在トナリカネナカッタノダ。
　ダカラ我ハオマエヲ封印シタ。』
「でまかせを・・・・！」
『フィーナヨ・・・』
「何ですか？」
『耳ヲ塞イデ逃ゲロ・・・』
「え・・・？」
「なにを・・・！」
『§Πωψχτφλ・・・』
なに・・・これ・・・？背筋が・・・ゾッとする・・・
「貴様・・・ほろびのうたを・・・！？」
『モウ、眠ルガイイ・・・』
「ふざけるな！」
『無駄ダ・・・』
　バリバリバリッ！
ヴェンデが放ったのは「でんじは」・・・なすすべなく・・・バールは地に伏した。
「くそ・・・くそがぁぁぁ！」
『フィーナヨ・・・「ほろびのうた」ヲ聞イテシマッタヨウダナ・・・』
なにこれ・・・息が・・・苦しい・・・
『ココカラ脱出シロ。「ほろびのうた」ガ蔓延シテイルコノ場所カラ・・・速ク！』
・・・速く・・・ワープポイントに・・・
「行かせるものか！」
シャドーボール！？バールがまだ・・・
「私が死に、この地も消えるとならば・・・貴様らも道連れだ！」
『・・・使イタクハナカッタノダガ・・・イタシカタアルマイ・・・・・・アァァッ！』
え・・・？なにを・・・
疑問を解決する間もなく私はどこかに飛ばされた。

「・・・ほえる・・・なぜ・・・このような技を・・・」
『ア奴ラノ意思ダ・・・』
「裁きを与える神が・・・一探検隊を手助けとはな・・・」
『・・・神トテ他人ヲ好キニナルコトモアル。タダソレダケダ。・・・モウ、眠レ。』
「・・・くそが・・・・・・」