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ポケモン不思議のダンジョン〜光の医療団〜

著編者 : Cynothoglys

私の七歩目〜怒り〜

著 : Cynothoglys

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ここは・・・どこ?
すごく暑い。本当に、意識を保っていられないくらいに・・・
「フィーナ。」
「ラック・・・?」
声が・・・出る。
「気をつけて・・・」
「え・・・?」
その先にいたのは・・・あれは・・・誰?
あんなポケモン、見たことない。
「我ガ名ハ、『ソピア』・・・全テノ者ノ欲望ガ我ヲ生ミ出シタ。」
何を言っているの・・・?
「全テノ者ハ望ミヲ持ッテイル。ソノ望ミガ絶エタトキ、最高ノ表情ヲ見セル。」
「僕は・・・望みを絶やさない!」
ラック・・・
「・・・遅イ。」
!・・・ソピアはラックの前に来ていた。
そして・・・技の名前は分からない、だけど・・・
すごく強力なエネルギー、そして・・・なんて、なんて禍々しいエネルギー・・・
「消エロ・・・」
「うわあああああああ!」
「ラック!」
その強大なるエネルギーに、ラックは飲まれていった。
「ラック!ラック!・・・うぅ・・・」
自分でもわかるくらい、私の眼は涙であふれた。
「ラックーーーーー!」
「コレガ、絶望ダ。私ハ、世界ノ全テヲ絶望サセル・・・」
「そんなことは・・・させない!」
ラックは・・・あなたが何を言おうと、ラックは戻ってこない・・・
「ラックを・・・返せーーーーー!」
私が放ったのは・・・巨大なサイコエネルギーの塊・・・
サイコショック。
攻撃しないという誓約は頭によぎった。
でも・・・ラックを失った怒りは・・・私の制止する心を消した。


「・・・」
「アブ!」
「えっ・・・あぁノービレ。」
「今度は・・・怒りの間か、こいつ・・・ひょっとして・・」
「ええ、おそらく、持っているわ。」
「・・・だったら、怒りの間はほどほどにしておけよ。
 理性を完全に失ってからじゃ遅いんだからな・・・」
「そうね・・・でも、これを抑える訓練をしないと・・・
 いつか、こんな時が来てしまうかもしれないから・・・」
「・・・まぁいい。それより、むじこくのあなに行ってきた。」
「あ、御苦労さま。で?」
「奴が・・・いた。」
「・・・そう。」
「だが・・・ちょっと気になることがある。」
「何?」
「確かにあそこには強い力を持ったポケモンたちがたくさんいる。
 でも・・・奴は別格だからすぐわかるんだ・・・」
「何が、言いたいの?」
「奴と同じ力を持ったポケモンが・・・二匹ほどいる。」
「・・・それは厄介ね。」
「もう一度、調べるか。」
「いえ、それはいいわ。それよりあなたは『ゆうやみのもり』に行って。
 ベスティアと合流して頂戴。」
「了解した。」
そう言って、ノービレは部屋から出た。
・・・アイツと同じ力を持ったポケモンが二匹・・・
・・・それでも、屈しない。今度こそ、私達の絆と力、見せてあげるわ。

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2012.5.1  20:11:41    公開


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

まぁ徐々に解き明かされることです・・・

あれ?あ、説明の仕方悪かったのかなぁ・・
「奴」と同じ力をもつポケモンが二人
なのでラスボスは三人になるのですが・・
もう少し文の書き方考えます〜・・・

次回更新は5月2日の夜です
次回はアブノルメの過去とラックの修行の
二話をアップする予定です。
お楽しみに〜〜〜

12.5.1  21:19  -  Cynothoglys  (JACK0119)

フィーナは何を持ってるのでしょうか?
感情が関係しているんでしょうか?
幻ラックは2度目の死亡?ですね
ラスボス的なキャラが二人だと・・・!
ラック達は勝てるのでしょうか?
では、続き楽しみにしてます

12.5.1  20:51  -  不明(削除済)  (02090036)

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