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幻想を求めて

著編者 : 窮爽

五番星 地響きと火炎

著 : 窮爽

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「では、片づけましょうか」
「はい!」

観測調査も終わり、片付けが始まった。
片付けが終わった後は野宿で、明日帰るのだ。
着々と片付けて行き、道具の解体にも取り掛かった。
…その時だった。
ドドドド…

「?瑠那さん、今地響きしませんでしたか?」
「…しましたね。微かに」

助手に尋ねられ、アタシは頷いた。
…微かに揺れた。…何だったのだろうか…
考え込んでいるとその場が微かに赤くなったような気がした。

「あ!あれ!」

そんな研究員の声に振り返った。その研究員は向こうの方を指差している。
見ると向こうに炎の先が少し見えていた。
…確か、向こうは洞窟…

「どうするのですか?」
「……」

アタシはまとめ役の猖嵯(クルサ)さんに尋ねた。
猖嵯さんは暫く考え込み、口を開いた。

「…数人で少し見てきて、ヤバそうだったら警察を呼ぶとしよう。私が行く。」
「他には誰が行くんですか?」

研究員の1人が心配そうに尋ねた。それに一同はうつむき、黙りこんだ。

「アタシが行きます」
「…そうか。すまない」

アタシは名乗り出た。特に怖いとかそういうのは無い。
猖嵯さんはそう呟いた。

「あの、私も行きます!」

助手もそう名乗り出る。結果、アタシと助手、猖嵯さんの3人で見に行くことになった。
洞窟まで警戒しながら歩いて行く。そして、洞窟前に来て木の陰に隠れた。
…そこにあったのは

「…何かの争いでしょうか?」
「…そうらしいな」
「うわ…険悪なムードがプンプンしてますね…」

そこにあったのは数人とさっき尋ねて来た男性が向き合う様に距離を取ってにらみ合っていた。
男性の前にはバクフーンが出されており、数人のまとめ役であろう男性はオーダイルを繰り出していた。

「まさかここまで追ってくるとは思わなかったな?」
「当たり前だ。さあ、そのケースを俺に渡せ」
「渡せと言われて渡す奴が居ると思うか?」
「…そうか。なら、力尽くでも奪ってやる。バクフーン、ワイルドボルト!」

バクフーンは電撃をまとい、オーダイルに向かって行った。

「オーダイル、ギガインパクト!」

オーダイルはギガインパクトで対抗した。
バクフーンとオーダイルがぶつかり、摩擦でビリビリといわせていた。

「警察へと連絡を」
「分かっている!」

アタシは猖嵯さんにそう言った。猖嵯さんは頷いて携帯を取り出し、番号を打ち始めたが、2つの技は爆発し、強烈な爆風が起こった。
こちらにまで爆風が来て、猖嵯さんは番号を打つ事ができない。
…と、こちらに何かが飛んで来た。見るとそれはケースだった。
気づいたのはアタシだけらしく、2人は眼をつむっていた。
アタシは立ちあがって、ケースを受け止めようとした。

「…痛っ!」

でこにケースの角があたり、アタシは尻餅をつき、でこを抑えた。
…痛い…
と、目の前にケースがバタ!と落ちた。アタシはでこを抑えながら這う様にしてケースに近づき、手に取った。

「瑠那、取り合えず逃げる」
「早く逃げましょう!」

2人はそう言ってアタシを呼んだ。アタシはそれを手に急いで立ち上がり、2人と共にさっきまでいた場所へと逃げて行った―

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2011.7.22  13:03:01    公開
2011.7.22  16:03:05    修正


■  コメント (4)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
おぉ!では私からも祝福しm(辞めろ
地響き怖いですよ(汗 というかちょwww
瑠那「では直ちに観測しましょう」
助手「はい!」
ねぇから、絶対ねぇから(汗
大文字と火の粉てww
助手「でも可能性はありますよね!?(滝汗」
いや、あったとしても可能性とてつもなく低いだろ(汗
オドwwwドンマイww
猖嵯「そんな落ち込む事はないと思うぞ。(`・ω・´)」
その顔で言われても困るぞ(汗
面倒な事には巻き込まれたくないですね…
ルイ「巻き込まれフラグww」
おい、メタ発言辞めぃ。それ以前に出てんじゃねぇよ(汗
コメありがとうございました!それでは!

11.7.24  21:40  -  窮爽  (monoraru)

ヌオオオオオオォォォォォ!!!こんにt((黙p^
やっとポケノベ来れたので、ちょっとテンション上がってますw
地響き・・・いったい誰の仕業なんでしょうか!?
慧瑠「もしかしたら、貧乏揺すりが原因だったりして!?」
オド「そうすると・・・デカイポケモンがやったんだろうね」
未威也「そしたらレジギガスしか居ないヨ!!今すぐ観測隊がレジギガスの居る場所を観測すれば済む話ネ^^」
勝手に話を作るな。そして絶対違うだろ!?
微かに赤くなった・・・?
イーブイ「まさか!私が辛すぎて吹いた火の粉が原因!?」
ブースター「まさか・・・(私が体重計で体重を量って、体重にビックリした時に吹いたダイモンジが原因!?)」
2人共、妄想いきすぎてるぞ((汗ダラダラ
猖嵯、なんだか頼りになりそうですね^^
オド「よ〜し!皆、僕について来るんだ!!」
皆「・・・・・・え?」
オド「どーせ僕なんてね・・・」
慧瑠「オド、今回の事件を悔やんで、無茶しないようにね」
お前等勝手に青春走るな;ってか助手偉いwちゃんといくんだww
これから瑠那達が面倒な事に巻き込まれないといいんですが・・・
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.7.24  21:03  -  papiko  (papiko)

リュウコウフウヤさんへ
まさかの地響き…地震だぁぁぁ!!!(黙れ
実際あったら怖いでしょうね…
それに+火事ですよ(汗
ヤバいし焦るし…
瑠那も早く非難しなければ(汗
コメありがとうございました!それでは!

11.7.23  13:57  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは。
 うそ、まさかの地響き…。
 怖いですよーーーー(てめぇ、黙
 しかも火事ですかぁ
 
 ちょっとこの日はヤバくないですか?
 
 瑠那も早くにげなくちゃだよ。
 
 それでは

11.7.23  11:59  -  不明(削除済)  (1232)

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