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幻想を求めて

著編者 : 窮爽

四番星 そこにやってきた者達

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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※3番星から凄い展開が飛びます<(_ _)>


「おぉ!すっごいですね!此処がファウンスですよね!?」
「はい。…思っていたよりも凄いですね」

あれから数週間後―
アタシ達は無事ファウンスに辿り着く事が出来た。
そこは壮大な自然が広がり、野生のポケモン達が伸び伸びと暮らしていた。
資料を見ていたので知っていたが、想像以上でアタシも驚いていた。

「すぐに準備に取り掛かりますよ」
「あ、はい!」

アタシは皆さんが準備をしている場所へ歩きながら言った。
助手は返事をして後をついてくる。
そこからアタシ達は準備を黙々と続けた。

「瑠那さん、そちらにあるノートを取ってくれませんか?」
「はい」

研究員の男性に頼まれ、アタシは近くにあるノートを手に取り、男性に手渡した。

「ありがとうございます」
「いえ。アタシは作業に戻りますので」

アタシは礼をして、作業場所に戻った。…ん?

「……誰か…居た様な…?」

ふと向こう側の崖の上に人影が見えたような気がした。
…気のせいでしょうか…

「瑠那さーん、どうしたんですかー?」
「…いえ。すぐ戻ります」

助手に呼ばれ、アタシはすぐに駆けて行った。
…気のせいですよね。それより、準備を進めなければ。
アタシは先ほどの事を頭から振り払い、作業を再開した。

…そして夜―

「うわぁー!凄い星ですね!」
「静かに。調査中です」

そんな助手にアタシは指摘した。
夜、アタシ達は観測調査を始めた。
満天の夜空が広がり、目がチカチカしてしまうのではと思ってしまう程だった。

「調査中の所失礼する」
「…はい。なんでしょう」

…何でこんな時に…
男性の声が聞こえ、アタシは少しウンザリしながらも返事をして振り返った。
そこには長めの黒いコートを羽織った茶髪の男性が居た。

「怪しい奴等が居なかっただろうか」
「……いえ、特には見かけませんでしたが」
「…そうか。失礼した」

男性はそう言うと、フライゴンに跨り、飛んでいってしまった。
……なんだったんでしょうか。

「んー?瑠那さん、どうしたんですか?」
「…いえ、何でもありません」

望遠鏡を覗きながら助手は少し興味なさげに尋ねて来た。
アタシは首を横に振り、望遠鏡を覗き、調査を再開した。
…まぁ、今は調査を楽しまなければ。

              ○●○
〜第三者〜

ピーピーピー

そんな探索機の音が洞窟に鳴り響く。
洞窟には瑠那に話しかけた男とは別の男を先頭に数人が後をついてきていた。
洞窟には水晶が輝き、美しかった。
…その一番奥に男達が居た。

「…これだな?」

男はニヤリと笑い、水晶の山に近づいた。
そして、その中に生まれるようにしてある水晶の塊を手にした。

「…これが、ボスの望んでいた奴か。というか、ポケモン…だな?」

1人でブツブツ呟きながら男はケースの中に水晶の塊を収納した。
そして、ケースについている取っ手を手にした。

「さて、洞窟から出るぞ。そしたらすぐに飛行タイプで戻る。研究者達がウロヨロと居て、見られないようにしないといけないからな」

男の言葉についてきていた人間達は頷いた。
そして、洞窟の出口目指して歩きだした―

四番星 そこにやってきた者達

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2011.7.21  15:46:13    公開
2011.7.21  19:08:50    修正


■  コメント (4)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
私も言ってみたいんですよねぇ…(ポワワン
瑠那「アタシは都会ですね。コンピューターなどがそろってますし」
助手「私は自然派ですよ?」
というか、ルリの発言がwww
人影…って貝ww
瑠那「そんなに行きたいのですか?お気持ちは分かります。では、今度一緒に行きまsy『駄目だから!?』風鈴
確かに訊いてくる人も怪しいww(お前が言うな
水晶がポケモン…それは―なんですよ。(おい
というか売れるのでしょうかwww
助手「瑠那さん、どうなんですか?」
瑠那「…何とも言えません」
どうせ知らないんd(ペン当てられ
コメありがとうございました!それでは!

11.7.22  20:38  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜!
野生がのびのびと暮らして・・・いいですね^^私も自然が溢れる場所に行ってみたいもんです((キラッ
オド「僕は逆に都会がいいかな。自然は見飽きたし」
マリ「ずいぶんと我侭な発言じゃな^^;」
オド「そーかなー?まぁ人それぞれだよね!」
ルリ(で、それがなんなんだ・・・)
心の中で呟くなw
人影・・・?
貝「それ、メッチャメチャ怪しいよ!!私も警戒しないと・・・」
楓「いや。貝まで警戒しなくても・・・?」
貝「いつか観測に行くために、瑠那さんのする事なす事、全部真似してみせる!!」
どんだけ行きたいんだよ!?
誰でしょうかね・・・怪しい奴等・・・
イーブイ「って訊いてくるその人も、怪しいような??」
それ言っちゃいかんでしょ;
うは・・・って、水晶がポケモン?
楓「・・・水晶・・・」
貝「ん?何か言った?」
楓「い、いえ!!なんでもないわ・・・」
ロズレイド「え、もしかして水晶を売って儲けようt『キッパリ言って、違うわよ。by楓』
というか、水晶って売れるの!?((知らねぇよ
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.7.22  20:26  -  papiko  (papiko)

リュウコウフウヤさんへ
無事に到着ですよ^^というか、張り切ってるせいで予定が狂ってしまいそうだ(汗
ゆっくりしろよ!?
瑠那「ゆっくりしている余地はないのです」
いや、あるだろ!?
あwwwまさかのまさかww時計塔を燃やした奴がwww(おい
几帳面な奴ですよね^^;ホントw
フラグ来ましたよwwいかにもって言う(おい
水晶の塊…実は―なんですよ(は?
コメありがとうございました!それでは!

11.7.21  20:35  -  窮爽  (monoraru)

 こんばんは。
 
 おぉ、無事に着きましたか。
 がんばってください…とはいっても、瑠那さんがあんな調子だと予定より早まってしまうのではないかと…。たまにはのんびりすることも大事ですし。
 誰か居る気配…。
 まさかまさか、それって時計塔を燃やした犯人(お前、持ち込むなや)
 静かにって、大きな歓声も許さないんですか。熱心な人なんですね。
 おぉいかにも、「何かやってます」的なオーラがありますねぇ。
 最後の水晶の塊…。不思議です。
 
 それでは
 

11.7.21  20:26  -  不明(削除済)  (1232)

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