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幻想を求めて

著編者 : 窮爽

十四番星 星の喪失

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

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4ページ目です。…ちょっと雑です(汗

『幽霊の憂鬱』

「ななな、何言ってんですか!!」
「おや?違いますかねぇ?」

菜穂さんは体を前かがみにして僕に抗議して来た。僕はニヤケ顔を辞めずに尋ねる。

「違いますよ!!西を東と言ってるぐらい違います!!」

菜穂さんは何とも分かりやすい例えで言って来た。菜穂さんは講義を辞めずに僕に言ってくる。
顔を見ると全面真っ赤だ。

「あのー…」

そこに、一緒にお茶会をしていた碑羽(ヒハ)さんの声が聞こえて来た。
ふと見ると菜穂さんは『あ…』と声を出した。…僕は何があったのか分からなかった。
碑羽さんの顔はびしょ濡れで、滴がぽたぽたと落ちていた。

「…これ、誰のせいだと思う」

碑羽さんは目を細めて尋ねて来た。

…という感じです。それでは本編どうぞ!


「うわぁ〜い!水族館だぁ♪」

アタシはジラーチと水族館に来ていた。水族館までは研究所から徒歩5分歩程。
水族館は魚達がすいすいと水槽の中で泳ぎ、人々が多く魚達を見に来ていた。
ジラーチは顔をガラスにひっ付けて、中の魚を眺める。

「凄いね〜♪」
「そうですね…」

ジラーチの問いかけにアタシは水槽の上の方を見上げながら呟くように答えた。
上ではエイやらサメやらが泳いでいた。下の方では小さな魚達が。
…暫くして、イルカやペンギンのショーに向かった。
イルカは華麗なジャンプや泳ぎ、ペンギンは芸など様々な見世物があり、ジラーチも楽しんでいた。

「ねぇ、瑠那」
「何でしょうか」
「楽しいねっ!」
「…はい」

ジラーチは優しい笑みで言って来た。アタシはフッと微笑み、頷いた。
…その帰り道―

「ねぇ、瑠那ってお願い事はないの?」
「願い…ですか?」

赤く染まった空の下をアタシとジラーチは歩いていた。…いや、ジラーチの場合は飛んでいると言った方が正しいだろう。
ジラーチの質問にアタシは少し考え込んだ。
…願い……

「…アタシの…願いは…」
「お願いは?」
「…譜―」

ガッ!
アタシが言いかけたその時だった。何かがジラーチを捕えて飛んでいってしまった。
アタシはハッとその連れて行かれた方向を振り返った。
そこには―

「スピアー、おつ」
「スピッ!」

そこにはファウンスで見かけた男性が居た。
そして、スピアーがジラーチを腕の大きなドリルの針で挟んでいた。

「ルナトーン、サイコキネシスです!」
「ペリッパー、守る!」

アタシは指示をしながらルナトーンのボールを投げる。男性もペリッパーを繰り出す。
ルナトーンのサイコキネシスはペリッパーの守るによって塞がれてしまった。

「んじゃ、これで帰るわ。フリージオ、黒い霧!」
「うぅ…」
「待っ―!」

男性はフリージオを繰り出すと、黒い霧を指示した。ジラーチの声が聞こえる。
黒い霧があたりを包み込み、見えなくなる。
そして、煙が晴れた先にはもう男性達はいなかった。

「ルナァ…」
「ルナトーン、貴方のせいではありません。そう落ち込まないでください。スランプの原因にもなりますよ」

落ち込むルナトーンにアタシはそっと背なから辺を撫で、慰めの言葉を掛ける。
…ジラーチ…
すると、後ろから走る足音が聞こえて来た。

「チッ…逃がしたか…あのピティーめ」
「廼覇さん…」

それは廼覇さんのものだった。廼覇さんは表情を変えずに少し低めの声でそう言った。
アタシは名前をボソリと呟く。

「…とにかく、作戦を考える。今はそれが先だ」
「…はい。…ルナトーン、休んでください」

廼覇さんの言葉にアタシは頷き、ルナトーンをボールに戻した。
そして、廼覇さんと共に研究所に戻り、皆に事情を話した―

…今日を省いて、後3日…

十四番星 星の喪失

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2011.8.2  20:24:37    公開
2011.8.2  20:26:46    修正


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
分かりますww私も正午なのにこんば…って書いてしまうんですよww
菜穂が照れてますww(蹴られ
菜穂「だから出来てません!!!それに結婚なんてしませんから!?」
ルイ「そんなに照れなくてもねぇ?」
ねぇ?(殴られ
そういえば、水族館最近行ってないなぁ…というかwwwホークルww
瑠那「気になりますね。ニーナさんと同感です」
助手「いや、あれは単に自分をカッコ良くしているだけじゃ(汗」
おい、それを言うな(汗
ちょwww皆w
瑠那「ではよろしくお願いしm「お願いしねぇよ(怒」
成功するのか?wwこれはw
コメありがとうございました!それでは!

11.8.3  16:11  -  窮爽  (monoraru)

こんば・・・あ、つい癖で、こんばんはと書いてしまうw
菜穂が・・・ね。((ニヤニヤ/やめw
イーブイ「やっぱりできてるんだ〜^^サンダース、あとどれぐらいで花火の打ち上げ準備できる?」
サンダース「んー。あと1年半ぐらいかな?花火玉だって用意してないしーってか無いしーってかそれ作れる人探さないとだしー」
リーフィア「皆さんで成し遂げましょうよ!!せっかくの結婚式祝いですし、パーッと盛り上げないと!」
おい、いつから結婚することになってんだ。ん?
いいですねぇ水族館^^うーんと昔に水族館行きましたが、魚達を見渡せて・・・
ホークル「そこで愛の告白をされ、喜んで〜♪と答えた途端に悪者が襲ってくる・・・その悪者を、このホークル様が華麗に倒しt『お前は黙ってろ。byユラン』
ニーナ「続きが気になる・・・」
ニーナ。君は何を言ってるんだ!?(汗)
ジラーチが攫われたァァァァァ!?
マリ「われのテレポートでひとっとびじゃ^^」
ルリ「そして俺達が敵を退けて!」
オド「僕らがその男のリーダーをぶっ潰す!!よし、この作戦で乗り込んでいこう!!」
そんなんで成功するわけないだろ!?
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.8.3  16:03  -  papiko  (papiko)

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