ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

幻想を求めて

著編者 : 窮爽

十二番星 海の様に壮大な思い出

著 : 窮爽

イラスト : 窮爽

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

はい、2ページ目です。

『幽霊の憂鬱』

「…今何と?」
「だからキス」

僕は落ち着きを取り戻し、発言者…朝日さんに尋ねた。朝日さんはサラッと答える。

「な、何でまた?」
「え?」

そこに菜穂さんが顔をほんのり赤くして尋ねた。朝日さんは首をかしげる。

「だって、人って好きな人とするんでしょ?朝日、有ちゃんとすればよかったなーって♪」

朝日さんはそう明るい声で答えた。


…えー、2ページはこんな感じです><それでは、本編どうぞ!


「うわー♪海だぁ♪」

ジラーチはそう言って海の波打ち際の方に飛んで行った。海はいつとも変わらず、穏やかな波があった。

「ジラーチ楽しそうですね♪」
「…そうですね」

アタシと助手はそんなジラーチを微笑ましく見ていた。…無邪気にはしゃいでいる姿は楽しげで、こちらまで何故だか見ていて楽しいのだ。すると、ジラーチはふと目の前にやってきた。

すると、カチャリ…

「!ジラーチ!」
「アハッ☆」

ジラーチはアタシの眼鏡を取り、飛んでいってしまった。アタシは慌てて眼鏡を取り返そうとその後を追った。

「ジラーチ、返しなさい!」
「あはは♪」

アタシがどんな叫んでも、ジラーチは楽しげに飛んでいってしまう。
アタシは手をこれでもかと言うぐらいに伸ばした。それはジラーチの背中についている布の様な物をつかんで、こちらに引き寄せた。
アタシはジラーチが手に持っている眼鏡を取り上げる。

「返してもらいますからね」

アタシはそう言いながら眼鏡を再び掛けた。ジラーチはそれに構わず笑っていた。
…分かっているんですかね。

「そろそろ戻りましょうか☆」
「…そうですね。ジラーチ、戻りますよ」
「うん♪」

助手がにっこり笑って言って来た。アタシは頷き、ジラーチを呼び掛ける。
ジラーチは笑顔で笑いながら了承した。
…研究所に戻ると、廼覇さんは食堂でコーヒーを飲んでいた。
アタシ達は廼覇さんの方へと寄る。

「お話は終わったのですか?」
「あぁ」

アタシが尋ねると廼覇さんはコーヒーを置いて頷いた。

「どんな感じだったんですか?」
「まぁ、俺が有利だったな。あいつはヒステリーだから俺は色々と言いやすいんだ」

助手が尋ねると廼覇さんは少し黒い笑みで答えた。
…なんとなく想像はつきますね。

「従弟の人ってそんなにキレるんですか?」
「あぁ、キレる。五月蝿いったらありゃしない。小さい頃は俺があいつに会う時、毎回、一回は泣かしたな」

助手の質問に廼覇さんはさり気無い顔で答える。…会うたびに一回泣かしたんですか…

「でも泣きそうなイメージの欠片さえ無いんですが」
「あぁ、昔は結構泣いてたぞ。ビビリだしな。ちょっとからかって、洞窟で肝試しをしようってなって、一緒に入ったんだが…」
「だが?」

アタシはふと思ったことを率直に口にした。廼覇さんの後に続いてジラーチが首をかしげる。

「こっそり、あいつが俺から目を話しているすきに物陰に隠れたな。で、あいつは俺が居なくなって号泣とまではいかないが、涙浮かべてたな。暗かったし、ちょっと肌寒かったからな。俺が後ろから脅かしてやると、あいつは叫んでたな。五月蝿いぐらいに。それで泣きながらキレるんだが…こちらとしては泣きながらキレられても全然怖くないんだよな」

廼覇さんはほぼ無表情で話していく。…さり気無く酷いですよね…

「後はな…かくれんぼに誘って、俺が鬼になる時はな…わざと探さずにそこらでのんびりしてるな。で、たまにあいつは箱とかに入る訳。俺はわざと上の蓋の上に座って、出られない様にした事がある。で、開けてやるとまたあいつはキレる。プラス涙目で」
「…何気に酷いですよね」
「酷ーい☆」

廼覇さんの話にアタシはそう呟いた。ジラーチはニッコリ笑顔で言う。…酷いって意味分かってます?

「まぁ、大丈夫だ。で、あいつが鬼の時は俺は木に登って隠れてたな。あいつは上を探さないから。で、中々見つからないと心細いのか涙目だな。気づいたら。俺は『そろそろか』って思った時に後ろから驚かす。で、またあいつは涙目でキレると。それで俺の勝利と。全て計画通りと言う訳だな」
「……」

廼覇さんの昔話にもう黙りこんでいた。…ドSですか。噂の。

「あの〜?」
「何だ?」

すると助手は少しニヤニヤしながら手を上げた。廼覇さんは首をかしげる。そして、コーヒーを口にした。

「それって、従弟さんの泣く所が可愛いからやってるんですかー?」
「ブッ!……な訳ないだろ」

助手は片手で口を抑え、プププッと笑いながら尋ねた。廼覇さんはコーヒーを思わず吹き出し、その後に答える。
…譜雅兄ぃは…悪戯と言うより、優しさでしたかね…
アタシはふと譜雅兄ぃの事を思い出す。

「瑠那ー、どうしたの?」
「…いえ、何でも」

そこにジラーチが尋ねて来た。アタシはフッと微笑み、首を横に振った。

「本当はどうなんですかー?」
「だからそんな訳が無いだろう」

助手は相変わらずニヤニヤを辞めずに質問し続けた。廼覇さんは否定をし続けている。
…ん?少し顔が赤い様な…気のせいでしょうか…

「そろそろアタシは部屋に戻ります」
「あ、はい♪」

アタシはそう言ってジラーチと一緒に部屋に戻った。

「海、楽しかった!」
「…それはよかったです」

ジラーチはアタシの周りを飛びまわりながら言った。アタシは微笑んで呟いた。


…後、今日を省いて5日…

えー、窮爽です。お知らせです!HPを始めました!!
HPへは私のプロフィールの方から行けますので良かったら立ち寄ってみてください^^
…まだ、何もしてないですけどね(汗
小説やイラスト、日記を載せていきたいと思っていますので。
あと、何かアドバイスがありましたら教えてください!!!
それでは!ノシ

            

十二番星 海の様に壮大な思い出

⇒ 書き表示にする

2011.7.30  16:46:10    公開
2011.7.31  18:30:25    修正


■  コメント (2)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
有ちゃんの響きがなついw朝日がおかしくなりました(汗
朝日「え?」
いや、気にせず続けてくれ(汗

ちょwwコンタクトって痛そうww
瑠那「アタシは基本コンタクトは付けませんから問題ありません」
え〜…つまんないj(ペン当てられ
ジラーチが笑って怖い事を言って言うと言う(汗
ジラーチ「へ?」
…何か朝日に似てる気がしてきた…(頭痛
はい、2世代ですよwwもうこいつはww
廼覇「何の事だ?単に事実を述べているだけだが」
…そうかい(汗
コメありがとうございました!それでは!

11.8.1  10:36  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜!
有ちゃん懐かしいwwwってか朝日どしたwww
ニーナ「なんだかそちらは、ある意味暑くないですかぁ?^^;」
未威也「俺には超ホットな場所だよ!?至急避難しなければ!!」
お前だけな^^

可愛い悪戯ですね〜、眼鏡奪うなんて・・・
貝「その眼鏡が・・・・・・コンタクトだったら?」
楓「ホラー映画ね」
ロズレイド「ホラー映画というか、絶対痛いでしょ!?」
そーゆうぐろいの考えるなw
ジラーチ・・・。酷いと言いながら笑うのは、どういう事だろうか!?((汗ダラダラ
廼覇のドSぷりはんぱないwwww
貝「こ、これは2世代ドS候補誕生の瞬間・・・?」
ロズレイド「それ勝手に作っちゃいけないでしょ」
その通りだしw
それでは、続き頑張ってください!!!

11.8.1  01:35  -  papiko  (papiko)

コメントの投稿

現在、コメントは受け付けていません。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>