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裂け目の向こう

著編者 : キノコ13

第3話 廃墟とかした世界1

著 : キノコ13

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エレキブースターを見つけた。やっと見つけた。これでやっとあの機械を動かせる。
僕はエレキブースターを自分の体に繋げ、自分の体を機械に繋いだ。
僕の体にかつてないほどの電気が流し込む。その反動か、プロペラがとてつもないはやさで回る。プロペラが一個、とれたが気にしない。しばらくしてモーターが燃え始めた。これが真のオーバーヒートか(笑)あともうエアスラッシュを使えないのか。僕はそう思いながらも電気を流し込んだ。
エレキブースターの電気が切れたのと同じに機械が動いた。
「開いた...」
僕はモーターからけむりを出しながら言った。
スピンロトムは異次元ホールへ飛び込もうとした瞬間、なにかが異次元ホールから転がり出た。


私は気づいたら廃墟のような世界にいた。そこにはスピンロトムが心配そうに私をみていた。
ロトムが言った。
「君、大丈夫?」
私が言った。
「うん、変な裂け目に吸い込まれたら、ここについての。それより君こそ大丈夫?傷だらけだし、プロペラも一個かけてるし、けむり出してるし」
「いや大丈夫だよ。」
そのあと小声で「モーターは本気で痛いけど」と言ったのは誰も気づかなかった。
ロトムは何かに気づいたように言った。
「君のエスパー能力どれくらい?」
「ジョウトの中では2、3位ぐらいかな」
私が言った。するとロトムが
「帰りたい?」
私は答えた。
「もちろん!」
うまい話には裏があるとよく聞くが今はそんなことを気にする暇は今はない。それにこのロトム、いい人(?)そうなので信じることにした。
しばらく進んでと私が聞いてみた。
「君、どれくらいの時間、この世界にいたの?」
ロトムはしばらく考えて
「7年間ぐらいかな」
と言った。私は驚いた。そんなに一人で生きるのはとてもじゃないけど無理だと思った。一人じゃメンタルも体も、もたない。
「そんなんで大丈夫?」
私は聞いてみた。
「まぁ大丈夫じゃないから、こんなんになったんだけどね」
ロトムは思った。大丈夫だったらエレキブースターを自分の体に繋げるなんて考えないしね。

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2023.5.4  21:36:07    公開
2023.5.5  13:17:10    修正


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