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どうも！風鈴です！今回、椛（そよかぜ）さんの「風の気まぐれ」という小説とのコラボとなります！
ではでは〜＾＾
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「なぁ、本当に来るのか？」
「来るのだよ〜？」
「でも…なかなか来ないね。」
「…そうだな。」

私達はライモンシティで待ち合わせをしていた。
…と言っても、風導の待ち合わせだった。
風導のジムリーダー仲間との待ち合わせなそうだ。
しかし、なかなか来ない。

「まぁ〜、その人極度の方向音痴だからね〜。」
「マジか…」

風導の話にミキナは少し引いたように見えた。
うーん…でも、ライモンシティって広いしね…

「お前は何ではぐれる！？」
「いや、俺のせいではないから。」
「俺は完璧そう見える。」
「何時間待ってる事になるんだろうな？」

そんな賑やか？な会話が聞こえてくる。
あ、あれ…？

「遅かったね〜？方向音痴〜？」
「絶対違う！」
「…あいつ、いつの間に行ってんだ…」
「さぁ…」

気づけば、風導はすでにその人達のもとへ。
あ。もしかしてあのマフラーをした人とかな？

「えっと…初めまして！聖巳と言います！こっちはグレイシアの雪羽。」
「よう。ミキナだ。」
「俺浅葱な。」
「僕空五倍子。」
「…冬訝。」

私達は自己紹介をする。
あ。ぺラップだ。

「そのぺラップは？」
「俺様はおんぷ…グッェ」

おんぷが少し？偉そうに名乗ると冬訝さんはおんぷを手で絞めだした。
し、死んじゃいそう…

「方向音痴じゃなかったらテッシードいじめなのかな〜？」
「どっちも違う！！」
「お前らいつまでやってんだよ！？」

見ればまだ風導と浅葱がそんな話をしている。
そんな２人にミキナが突っ込みを入れた。

「冬訝すごいんだよ？甘いものが好きで飴が今ので今日１０個目何だよ？」
「えぇ！？」
「だからオレは甘いものが好きだから。今からパフェ食べたいんだけど。」
「…甘党だ。」

空五倍子の言葉に私は驚いた。
冬訝は当然のように言う。それに雪羽がボソッとつぶやいた。

「仕方ないのだ〜。では、今からあの喫茶店でゆっくりしていくのだ〜。」
「賛成っ。」

風導の提案に冬訝が即答した。
…凄いや。ある意味。
私達は喫茶店に歩いて行く。

「お前はいつも絞められるのか。」
「そうだぜ？俺様ってかわいそうだよな…グッェ」
「お前のどこが可哀そうだというんだろうねぇ？」

雪羽とおんぷが話していると冬訝はおんぷを絞める。
うぅ…やっぱり怖い…

「…なんか、サイコ野郎に見えてきた。」
「さ、サイコ野郎？ライバルの人だよね？」

ミキナはイライラしながら言った。私は小さく言う。

「ルカリオって良いんじゃないのかな〜？」
「なかなか良いぞ。ギギギアルもいいじゃないか？」

風導と浅葱は鋼タイプの話に夢中になってきた。
もうまともに話せるの、空五倍子ぐらいだよ…

「そーいえば、観覧車には乗った？」
「あ、うん。凄かったよ。楽しかったし！」
「そうだよねっ！！後で一緒に乗ろうよ！」
「うんっ！！乗ろう！！」

空五倍子と観覧車の話に夢中になった。

「なぁ〜？誰かこいつと一緒に乗ってやれ♪凄い楽しみに…グッェ。」
「オレは楽しみにしてねぇな？またマトマの実食べるか☆」
「や、辞めろぉ！？」

冬訝はマトマの実をおんぷの口に押し込む。
おんぷの口の中は真っ赤！

「…冬訝っていつもこう？」
「うん…怖いよね。」

空五倍子は冬訝をチラッと見て言った。
私も少し身震いをする。
そんな感じで喫茶店に入って行った―