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人と幻獣

著編者 : 窮爽

空の章1〜幼馴染と飛行機〜

著 : 窮爽

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「6番道路の電気石の洞穴を抜けた先にフキヨセシティがあるのだ〜。」
「へぇ〜。」
「…1ついいか。」
「ん〜?」
「何でお前が付いてくるんだぁーー!!!?」

6番道路を歩いている途中、ミキナはそう叫んだ。
今、風導も歩いているのだ。

「ミキルンをビシバシ鍛えていかないといけないのだよ〜?」
「鍛えてほしいなんて一言もいってない!」
「誰がバトルを教えてあげたのかな〜?」
「うっ…」

2人はそんなテンポの良い会話を進める。
私と雪羽はその会話を訊いているだけで楽しかった。

「でも!鍛えてもらう必要性は全く持ってない!!」
「おや〜?もしかして〜、特訓に着いて行く自信が無いのかな〜?」
「おし!やってやる!」

風導の言葉にミキナはそう断言した。
・・・ミキナって挑発を受けやすいタイプなんだね…
そんなこんなで電気石の洞穴の中へと入って行った。

「石とかが浮いてて、不思議な場所だねー。」
「そうだな。磁力か?」
「触ると、向こうの石にひっつくんだ。」

ミキナはそう言い、浮いている石を押して見せた。
浮いていた石は向こう側の石にひっついた。
うわぁ〜。

「これは電気の流れの関係なのだよ〜?」
「電気の流れ?」

私は首をかしげた。
風導は分かりやすく教えてくれた。
へぇ〜。

「風導って凄く分かりやすく説明するのうまいね!」
「そう〜?それは嬉しいのだよ〜。」
「調子に乗るな!機械マニア!」
「プッ…」

ミキナの言葉に雪羽は少し吹き出した。
私もつられて笑ってしまいそうになった。

「酷いのだよ〜。みっちゃん〜?」
「みっちゃんにうな!それ小さいころのあだ名だろうが!!」
「「プッ…」」

今度は風導の言葉に私と雪羽は同時に吹き出した。

「本当仲がいいんだね…」
「そうだな…」

私は笑いをこらえながらも雪羽に言った。
雪羽も笑いをこらえながら答える。

「だが…くっ…!」
「プッ…!」
「お前等も密かに笑うんじゃない!」
「和やかでいいのではないのかな〜?」

そんな私達にミキナは顔を赤くしながら言った。
風導は笑顔で落ち着いた様子で言う。
そんな賑やかに話しながら電気石の洞穴を抜け、フキヨセシティにたどり着いた。
ポケモンセンターで部屋を取った後、ミキナと風導はフキヨセジムに向かった。
私と雪羽はいつものようにビードロが反応する人を探す。

               〜3時間後〜

「ふえー!見つからないよぉ。」
「…これ、本当に何年かかるんだ…」

私と雪羽はベンチに座って言った。
ホントだよ…何年かかるのかなぁ…

「…飛行機見に行こうよ。」
「…かまわない。」

私の問いかけに雪羽は一言で答えた。
私と雪羽は飛行場に行く。網から飛行機を見る。
丁度、飛び立とうとしているようだった。
ヒューーン
そんな高い音を出しながら飛行機は飛んで行った。

「うわぁ〜!凄いね〜!」
「…案外大きいな。近くで見ると。」

私達は飛行機に驚かされた。
島から飛行機は見えるものの、豆粒のように小さくしか見えなかった。
でも、近くで見るととても大きい。
飛行機を見物した後、ミキナと風導と合流する。

「あれ?ミキナそのおでこと鼻の絆創膏どうしたの?」
「あぁ…なんか、仕掛けで飛ぶんだけどな…」
「それで勢いよく壁にドーン!とぶつかってしまったというわけなのだ〜。」

いわゆる人間ロケットだよね…
うわ…痛そう…
私はミキナを同情出来た。雪羽も同じような表情をしていた。
何とか、バッジはゲットできたようだった。
そして、ポケモンセンターで夕食を食べて、眠りに就いた―

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2011.5.7  13:49:58    公開
2011.5.7  18:47:09    修正


■  コメント (3)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
危険ですよねwあそこはw調べたらフキヨセは飛行で、セッカが氷です^^
ミキナ「マジで痛いからな!?」
風導「自分に勝とうだなんて甘いのだよ〜。」
ミキナ「うるせぇ!てか、ミキルンやみっちゃんって言うな!!?」
別にいいじゃんw(殴られ
コメありがとうございました!それでは!

11.5.7  20:29  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
確かに、よくよく考えるとあそこのトラップは危険ですよ。でもその前に考えよう、フキヨセのジムって氷の場所だったような・・・アレ、どっちだ!?フウロの所のジムとか、アレはリアルに吹っ飛んでいったら痛そうww
ミキルンが風導に押されてるwwwむなすぎる(−。−;)確かに、挑発とかって、乗る人と馬鹿けてるって思う人とか居ますよね〜((ドユイミ
みっちゃん・・・
イーブイ「ミキルンさん!これから、みっちゃんさん。で呼んでいいですか?」
イーブイ、何聞いてるの?(汗ダラダラ
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.5.7  20:24  -  papiko  (papiko)

ソフトでありますよね^^主人公が壁にぶつかるところ…
ミキナ「マジで痛かった…折れるかと思ったぞ!?」
災難だったねw
それでは!

11.5.7  13:51  -  窮爽  (monoraru)

 

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