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人と幻獣

著編者 : 窮爽

洞窟の章2〜喜びと残念〜

著 : 窮爽

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「おはよー…って!?ミキナ!?ちょ!?」
「だ、大丈夫大丈夫…」
「凄いお疲れなのだよー。ミキルンは。」
「…何をどうやってしたらこうなる…」

朝、朝食を食べに行く。ミキナと風導も丁度食べに来たようだった。
ミキナはもう今にも幽体離脱しそうだ。…だから躊躇ってたのかな…
風導はいつの間にかミートスパゲッティを食べている。
雪羽は少し驚いた様子で言う。そうだよね…
そんな感じでその日を迎えた。
朝食を食べた後はミキナもいつも通り。

「おっし!挑戦行ってくるぜ!」
「私見に行「俺達は探す。」」

私の言葉を雪羽は遮って言った。
酷いぃ…
結局、風導とミキナ、私と雪羽で別別行動。

「ぶー。昨日調べたもん。グルって」
「昨日調べていようがグルっと調べていようがやることはやる。」
「…ケチ。」

私がそう呟くと雪羽は下から睨みつけてきた。
ちょっとやばそうだったので私は渋々納得する。

               〜一時間後〜

「うー…やっぱ、ジムに行ったほうがよかったじゃん。」
「…体力づくりだ。」

何が体力作り…?あ。

「夜侍雫と暗雌だ。おーい。」
「……」

向こうのほうにいつものように方に暗雌を乗せている夜侍雫がいた。
私が声をかけると、夜侍雫は振り向かずに止まった。暗雌は顔だけをこちらに向ける。
私と雪羽は2人のもとに駆け寄った。

「ねぇ、調子どう?」
「…別に。」

私が尋ねると夜侍雫は一言で答えた。

「そっかぁ。やっぱり中々見つからないものだねー。」
「……」

私がそう言うと、夜侍雫は何も答えない。

「ま、いつか見つかるよ♪会えた時は本当にうれしいだろうね!」
「……」
「?どうしたの?」
「…………………」
「…夜侍雫?」
……………そうかな。」
「へ?」

夜侍雫が黙り込んだので私は首をかしげた。
夜侍雫は一言言うとそのまま立ち去ってしまった。
…どういう事だろう…

「聖巳ー!!やったぜぇ!!」
「あ、ミキナ、風導。」

そこに元気良く表れたのはミキナと風導。

「あのな!ゲットしたぜぇ!!」
「うわぁ!おめでとう!」
「なかなか頑張ってたのだよ〜。」

ミキナはバッジケースのホドモエジムのバッジを見せる。
私は感激の言葉を出す。
風導は腕組みをして頷くように言った。

「そーいや、何で風導はこんな所に居たんだ?」
「それは〜、機械が触れるからなのだ〜。」
「ほへ?」

風導の答えに私は間抜けな声を出してしまう。

「あぁ…こいつな、機械オタク。」
「へ?機械が好きってこと?」
「まぁ、そうなるのだね〜。触るのがね〜。それにしてもミキルン〜?一言多いのではないかな〜?」
「その笑顔辞めろ!分かった!私が悪かった!!」

風導はニコニコしながらミキナに言う。
ミキナは両手を前にして謝る。
…本当に仲がいいんだなぁ…
その後でポケモンセンターで夕食を食べ、眠りに就いた―


「…あんたもよくあんな嘘言えるわね?」
「そう?」

僕は暗雌と電気石の洞窟を歩きながら話していた。
…人は騙し合いだからね…

「…聖巳は会えたら嬉しいと言っていたけど、僕等の場合は残念な気持ちだね…?」
「…そうね。がっかりね。」

暗雌はため息交じりに答える。
なんせ、僕等がビードロを渡す相手は……

「さぁて、まだ余裕あるし、もうちょっと待つとしようか。」
「そうね。」

僕の提案に暗雌は乗る。

あいつは…伝説のポケモンで何をしでかすかな…?

僕達はそう静かに電気石の洞窟を歩いて行く―

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2011.5.6  23:50:27    公開


■  コメント (3)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
そうです!まさかのw
ミキナ「あいつはマジでダメだ!!」
風導「そうかな〜?」
そうなんだよ(汗
すみれ「あー、久しぶりです。」
みんな元気だよ!
シィ「俺みたいに人気出たら良いな♪」
ナルシストだ…
夜侍雫「………違うと…思う。」
お前、溜めといてそれ!?
オタクw私はもう完璧いろんなオタクですw(は?
コメありがとうございました!それでは!

11.5.7  20:26  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
まさか・・・風導って鬼コーチだったんですか!?でもミキルンすぐ復活wwズルズルいつまでも引きずってる誰かさんとは大違い〜
慧瑠「僕だって色々あるんだよ・・・ってか元気?皆!」
いつからそんな軽い伽羅に。。。それじゃああのノリの良いシィと同じになっちゃうよ;
夜侍雫の「そうかな」が超意味ありげに思える私です!
なんかクールだ・・・カッケェ((ぇ
おたくって言っても種類は色々、私は小説おたくだし、友達はガンダムおたくだし、他にもリラックマおたくまでもが・・・((以下省略
ビードロを届ける人が決まってる!?う〜ん、例えば・・・塩ですか!?((あえて英語を漢字にしておく無駄な行為
それでは、続き読みますね〜ノノ

11.5.7  20:14  -  papiko  (papiko)

えー、夜侍雫が再登場ですね。
聖巳「もっと明るい方がいいと思うんだけどなー。」
夜侍雫「……そうかな。」
なんだwこの組み合わせはw
それでは!

11.5.6  23:51  -  窮爽  (monoraru)

 

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