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人と幻獣

著編者 : 窮爽

洞窟の章1〜風とジム〜

著 : 窮爽

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「そーいや、昨日の夜にミュージカルの建物にあるダイヤ指輪ってやつが盗まれたんだってさ。」
「えぇ!?泥棒?」
「まぁ、そうだろうな。」

へぇ…そんな事が…
私達はそんな世間話をしながら5番道路を歩いていた。
この先にホドモエ橋があって、そこを渡ればホドエモシティ!

「そーいや、ホドモエシティにもジムあるんだ。…昨日のやり方でいいか?」
「うん。いいよ。頑張ってね!」
「サンキュー。」

ミキナは私に親指を立てて言う。
うーん・・・今日は見つかるかなぁ…

「…寄り道するんじゃないぞ。」
「分かってるよー!雪羽のイジメー!」

雪羽は歩きながら平然と当たり前のように言う。
うー…それぐらい私だって大丈夫!
そんなこんなでホドエモ橋…繋がってました!

「うわー。大きいねー。」
「これ、つながってなかったら絶対渡ることは不可能だな。」
「この橋、ホドモエのジムリーダーが捜査してるんだってさ。」

ミキナは歩きながら豆知識のように言う。
へぇ〜。私だったらもう繋げっぱなしだよ…
私は感心する。
そして、ホドエモシティ。ミキナとは今日も別別行動。

「ホドモエマーケットっていろんな人いそうだよね!」
「お前がたんに見て回りたいだけだろ。…まぁ、人が居るのは間違いないが。」

うっ…雪羽はやっぱり鋭い…いろんな意味で鋭いよ…
結局ホドモエマーケットには行く。
うわぁ〜。凄いいっぱい商品が並んで…じゃない。凄いいっぱい人が居るなぁ〜。
今日こそビードロが反応してくれる事を祈っていろんな人の近くを通る。

                 〜30分後〜

「ホドモエマーケットには居なかったね…」
「…それ以外を探すか。」

私達はそれ以外の場所を探していく。

                〜一時間後〜

「うぅ…やっぱり見つからない…」
「・・・簡単には見つからない…か。」
「何を探しているのかな〜?」
「ほわ!?」

いきなりの声に私は間抜けな声を出してしまった。
振り返ると眼鏡をかけた女の人が居る。

「えっと…まぁ…」
「言いたくないならそれでいいのさ〜。自分は風導と言うのだ〜。」
「えっと、聖巳です。こっちがグレイシアの雪羽。」
「…こいつ、変わり者だな。」

自己紹介をした後、雪羽はボソッとつぶやいた。
私は失礼だと睨みつける。

「さっきジム戦で自分の幼馴染が負けたのだ〜。そうだよね〜?ミキルン〜?」
「ミキルン言うな!しつこいぞ!」
「え?負けちゃったんだ…」
「え?あ、うん…」

風導さんはそう言いながら人差し指を上げる。
ミキナは突っ込みを入れる。
私の言葉にミキナは肩を落とす。

「もうちょっとこの町で留まらせてくれないか?」
「うん。雪羽もいいよね。」
「…まぁ、別にかまわない。」

ミキナは手を前で合わせて言った。
私と雪羽は了承する。すると―

「だったら〜、自分がコーチをしてあげようか〜?」
「ゲッ…い、いいよ。自主的にやるから…」

風導の言葉にミキナは冷や汗をかきながら言う。

「え?何で?」
「何でって…まぁ…色々とな…」
「あれ〜?もしかして自信が無いのかな〜?」

私の質問にミキナは言葉を詰まらせた。
すると、風導さんはミキナの頬をつっつき、ニヤニヤしながら言う。

「やってやるさ!!ばっちこーい!」
「そうだね〜。じゃ、明日の朝。」
「おう!」

2人はそんな差のある会話をする。
…さっき幼馴染って言ってたよね。…想像もつかないなぁ…
私は二人を見ていてそう思ったのだった。

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2011.5.6  20:57:09    公開


■  コメント (3)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさんへ
それは後々と分かりますよ^^
雪羽「おい。お前のせいでこんなことになったんだぞ。」
聖巳「だって〜!うー。雪羽のイジメー!」
もう、これが聖巳の名言だw
風導「久しぶりだね〜。元気してるみたいでよかったのだよ〜。」
…誰に対しても敬意なしか。(汗
ミキナ「ミキルンじゃねぇ!!!?お前の特訓、ばっちこい!」
風導「合点なのだよ〜。」
なんか、ミキナの嫌な予感がw
コメありがとうございました!それでは!

11.5.6  22:26  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
盗まれた・・・もしかして、あの人の仕業!?w
グレイシア「ブラッキーのイジメー((棒読み」
ブラッキー「グレイシアのイジメーイジメー」
グレイシア「ブラッキーのイジメー×3」...
イジメーを流行語大賞にする気かァ!!;
おた・・・じゃなかった!風導登場ですね^^いやぁ久シブリデスネ〜((なぜにカタカナ
勝つかと思ったら予想外の結末。負けちゃったか・・・ミキルン。
(−。−;)なんで断るかよく分からないけど、絶対コーチついてたほうが良いって!!♪
それでは、続き頑張ってください!!!

11.5.6  22:22  -  papiko  (papiko)

えー、風導がね、出ましたよw
風導「久しぶりだね〜。」
あのさ、その力の抜けるようなしゃべり方はどうにかならないのか!?
それでは!

11.5.6  20:58  -  窮爽  (monoraru)

 

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