ポケモンノベル

ポケモンノベル >> 小説を読む

dummy

ポケ物語

著編者 : Cynothoglys

光の医療団連動番外編〜エーフィとブラッキー・後編〜

著 : Cynothoglys

ご覧になるには、最新版の「Adobe Flash Player」が必要です。 また、JavaScriptを有効にしてください。

そんなこんなで始まったこのバトル。
「そんなこんなって何すか!」
何で分かんの?俺の思ってること。
「だから君を作ったのはぼk・・オフレコっす。」
もういい。始めようか。
「じゃあオイラから行くっすよ!フィーナ!」
「フィ〜」
そう言って出てきたのは・・・何これとしか言いようのない。
「図鑑、図鑑。」
『データなし』
他の地方のポケモンか。
「行け、カメール!」
「カメー!」
「ひかりのかべっす!」
「フィーーー!」
いきなり輝いた壁がフィーナと呼ばれていたポケモンに張られた。
「みずでっぽうだ!」
「カメーッ!」
「無駄っすよ。」
その通りだった。
カメールのみずでっぽうは壁にはじかれ周囲に散っただけだった。
「今度はこっちも行くっす、リフレクター!」
・・・また同じような壁がアイツの周りを囲んだ。
「みずでっぽうが弾かれたがこれはどうかな・・・たいあたり!」
「だから無駄って言ってるっす。」
 かーん
空しい音と共にたいあたりも弾かれた。
「どうなってんだこれぇ!」
「今のあんたじゃフィーナは突破できないっすよ。」
「なんでだコラァ!」
「あんたは攻撃ばかりに捕われすぎてるっす。
 もっと状態異常技や能力変化技を多用しないと
 これからのバトル、負けるだけっすよ。」
・・・敵の言葉なぞ聞かん!
「じゃ、このバトル終わらせるっす。
 戻るっすよフィーナ。」
「フィ〜」
涼しい顔をしてフィーナは戻って行った。
「行くっすよラック!」
「・・・」
無言。今度の奴は真っ黒だなぁオイ。変なリングみたいなものが
体の模様みたいについてる。
「あやしいひかりっす!」
「・・・」
前足から出した光がカメールを襲い・・・
「カ・・・メ〜?」
直撃してしまった。
「カメール!みずでっぽう!」
「カ・・・メ」
 ボンッ!
派手な爆発音が辺りにこだまし、
みずでっぽうはカメールの頭で暴発したらしい。
「カメ〜・・・・」
「終わりっすね。そのカメール。」
「まだだ、まだ終わってない!リザード!」
「リザーッ!」
「ひのこだ!」
「リザーーーーッ!」
「避けるまでもないっす。」
やはり、あいつの言うとおりだった。
さっきのフィーナと呼ばれていた奴が出した壁がまだあった。
その壁に再び、俺のポケモンの技は弾かれてしまった。
「あやしいひかり。これでフィニッシュっす。」
「・・・」
「やばい!よけろ、避けるんだ!」
「遅いっすよ。」
避けようとしたリザードの努力もむなしく、光に直撃してしまった。
「リ・・ザ〜?」
「く・・・攻撃するな、攻撃しなければ・・・」
「戻るっす。ラック。フィーナ、出るっすよ。」
「フィ〜。」
「5・4・3・」
ん・・・何だ、この意味不明なカウントダウン。
「2・1・・・発動っす!」
「フィ・・フィ〜・・・」
いっ!?なんかフィーナの体が紫色に・・
「どくどくだま、効果発動っす。」
「リ・・・ザーッ」
な、何でリザードまで紫色に!?
「どくどくだまの効果は持っているポケモンをどくにするっす。
 ほんでもってフィーナの特性はシンクロ。
 この特性はシンクロを持つポケモンが状態異常になった時
 その状態異常を相手にも与える特性っすよ。
 ま、これでいいっす。フィーナ、戻ってくれっす。」
「フィ〜フィ〜・・」
「ラック、出番っすよ。」
「・・・」
「もう後はまもるだけでいいっす。」
「ひのこだ!」
「リ・・・ザァー!」
 ドガァ!
再び爆発音が響き渡り・・・リザードのひのこは
カメールのみずでっぽうと同じく、頭の中で爆発した。
「リ・・・ザ〜・・・」
「これで終わりっすね。」
「ち・・・くしょうが。」
「あんたはもう少し勉強するべきっす。
 そんな調子じゃ、一生君のライバルには勝てないっすよ。」
そう言って、男は消えていった。
くそ、くそくそーーーーーーー!
・・・

「・・・くん。」
何か・・・聞こえる。
「・・ストくん。」
「フロストくん?」
ん・・・マサキ?
「どないしたん?いきなり寝入って。」
「へ・・・夢・・・だったのか?」
「何の話や?」
「・・・いや、何でもない。」
夢・・・だったのか?
だとしたら嫌な夢だったぜ。
状態異常や状態変化を使え・・だぁ?
やってやる!やってやるさ!
そんなのも分からずにアイツやあああああに勝てるわけがねぇんだから!




オマケ
どうでしたかな?
フロスト君、本編を含め3度目の敗北です。
しかも光の医療団に合わせて攻撃技は一切繰り出されませんでした。
まぁ、ちょっと気が引けたのはフィーナに「どくどくだま」を持たせたこと。
ちょっと酷だったかなぁと・・・
ごめんね、フィーナ。
医療団の番外編では活躍させるから!

⇒ 書き表示にする

2012.4.26  18:45:53    公開


■  コメント (0)

コメントは、まだありません。

コメントの投稿

コメントは投稿後もご自分での削除が可能ですが、この設定は変更になる可能性がありますので、予めご了承下さい。

※ 「プレイ!ポケモンポイント!」のユーザーは、必ずログインをしてから投稿して下さい。

名前(HN)を 半角1文字以上16文字以下 で入力して下さい。

パスワードを 半角4文字以上8文字以下の半角英数字 で入力して下さい。

メッセージを 半角1文字以上1000文字以下 で入力して下さい。

作者または管理者が、不適切と判断したコメントは、予告なしに削除されることがあります。

上記の入力に間違いがなければ、確認画面へ移動します。


<< 前へ戻るもくじに戻る 次へ進む >>