気紛れに気のゆくままに、(仮)
著編者 : メガ
序章『お前の名前』
著 : メガ
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空が紅い・・・地面がやけに焦げ臭い・・・
・・・そうか・・・預言者がテレパシーで伝えたこと・・・あれは本当なんだな。
ドスッ!
「おい・・・何上の空でソコをつっ立ってやがる!もうすぐ星が降ってくる!
助かりたけりゃあ、早くこの先に巨大なシェルターがあるから逃げるんだ!!」
・・・こいつはワンリキーか。とても慌てているように見える・・・が
「でも・・・俺はそんなところに用はない。
「?」
「俺は俺の道をゆく。
・・・ただ、それだけだ。」
タッタッタ・・・
「ちょ・・・馬鹿野郎!お前死ぬ気かぁ!?
「・・・
「あ・・・いや、名前だけでも・・・
「・・・
「あーもう!お前の名前は!!!」
「・・・ラルク。救助隊だ。」
そう。俺の名前はラルク。
朧気な記憶とそれから先の記憶を頼りに『大きな用事』を済ませる為、
あの大空へ向かうんだ・・・奴らのいる・・・!
気紛れに、気のゆくままに・・・な。
2013.6.26 16:33:02 公開
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