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月蝕

著編者 : 北埜すいむ

13−8

著 : 北埜すいむ

■  コメント (15)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ページ : 1

F
>ココウもハシリイも田舎町で、都会で「いい暮らし」を送るようなメインキャラがほとんど出てこなかっただけに、こういった承認欲求の極めて強い、現代チックな子どもキャラ
 ほんとだ!!!!(言われて気付くタイプの読者)す、すごい……作者より月蝕に詳しい!!流石セイさんです!!うおおお!!!(感動)
>育ちは悪いが純情のタケヒロと、育ちは良いが腹黒いルリコの対比
 ほんとだ!!!!!!!!!!!(言われて気付くタイプの読者)うわっすごい!!びっくりしました!!対になってる!!感動!!教えていただいてありがとうございます!!(
 タケヒロがどんなふうに「復讐」を果たすのか、次話、見守っていただければ幸いです。本当に素敵なご感想ありがとうございました、こんなに読み込んでいただけたら制作にも熱が入るってものです……!!これからもがんばります!!ありがとうございました!!( ;∀;)

20.1.29  23:13  -  北埜すいむ  (kitano)

E
ルリコはタケヒロの妹なのですが、私の中では「ミソラの対になる存在」という感覚が強いのですよね。対と言っても「似て非なるもの」というイメージなんです。ルリコは大人としての振る舞いを学習させられて、求められていることを理解しているけれど、中身は未熟な子供のままだからおかしなことになってしまっている。ミソラも子供の心のまま復讐とか言い始めておかしなことになっていたけど、12章や13章を経て、内面的に子供から少し大人へ近づくと同時に、大人として振る舞うのをやめて年相応の子供に近づいているような部分があると思うんです。
本来あるべきミソラの姿に近づいていってるような感覚。それって多分成長だと思うんですよね。ルリコを登場させた意図が何かと言われるとちょっと難しいのですが(キャラクタ造形はともかくタケヒロのきょうだいという存在は「意図して作った」というより「いた」ので)、タケヒロが大人になるという成長と同時に、ミソラが子供に戻るという成長のひとつの契機にもなっているのかなと思います。

20.1.29  23:11  -  北埜すいむ  (kitano)

D
>己の惨めさを悔いる彼の心の内が一つ一つの動作を通じて表出されていく感じが読んでいて惹きつけられます。
 嬉しすぎる……(何回も言う)ありがとうございます!! 13章終わったら結構シリアスパートばっかりになるので是非ご期待ください!!笑 
ペラップの台詞と重なるところはもっとやりようがあったかな〜……と思ってる部分なのですが楽しんでいただけたなら何よりです(*'▽')精進精進……!!
 じっくり心理描写に費やした12章と違って13章は結構シナリオを処理していかないといけない感じの章になっていて、ルリコの話をするのにこの尺で本当に伝わるんだろうかとちょっと思いながら書いている(まあルリコの物語ではないので全部伝わらなくてもいいかとも思いつつ)んですが、しっかりと読み取っていただけていて嬉しいです。

20.1.29  23:08  -  北埜すいむ  (kitano)

C
 蝶結びは答えを言わせていただこうかなと思うのですが、12−10でトウヤが動かない右手で蝶結びを成功させていることは、12−9でミヅキが千切れたルリリ人形の修復に尻尾のゴムひもを固結びして、
>「ごめんね、おねーちゃんぶきっちょだから、蝶結びとかできなかったよ」
 こう発言している、ここに掛かっています。両手剣全でも蝶結びできないミヅキと片手瀕死でも蝶結びができるトウヤの差異でした!! 番外アチャモと絡めていければカッコいいなとは思ってるんですがこれから考えます!!ww
>単に時間帯を表すだけでなく、ココウ組が別々の道を行くという新しい展開の幕開けを予期させるような感じ。
 言語化の神だ……(崇め)このへんの描写めちゃくちゃ気合入れてたのでたくさんお褒め頂き嬉しいです……!!

 13章もありがとうございます!!13章は子供たち中心に頑張って貰わなければならない回だったのでトウヤには意図的にひっこんでもらっていたのですが、13−6は私も楽しみにしていた回でした(楽しみというとめっちゃ語弊がありますが……ww)。

20.1.29  23:04  -  北埜すいむ  (kitano)

B
>トウヤって作中で月に喩えられることがありましたが、まるで彼のこれからの運命を暗示しているかのような語りですね。
 そう!!!(何)果たして暗示であったのでしょうか……ドキドキ!! 確かに12章13章くらいでちょうど75%くらいかもしれません!!おおっ75%っていうとめっちゃ終わりに近づいている感じがします!! 13章終わると本当にもうあとは終わるだけって雰囲気になっていくので(まだ6章くらいあるんですが)、そこで月がどんなふうに描かれるのか、本作にとって「月」や「月蝕」がなんだったのか、注目していただければと思います。

番外蝶結びを覚えていただいて光栄です!!めっちゃ初期で月蝕の中では完全におかしい番外ですがお気に入りですww こういうワードワードに注目して読んでいただけるの本当に嬉しい、書き甲斐がありますね……!!

20.1.29  22:59  -  北埜すいむ  (kitano)

A
プロローグ「満月の夜に」の姉(ミヅキ)は、月蝕がきれいかと問われて「きれいに決まってる」と答え、9−3のトウヤは、同じ問いに対して「僕にはそうは思えないな」と答える。だからなんだって話なんですが、月って本作で必ずしも美しく幻想的なものとして存在しないっていうか! また本作の「月」が何を指すのかというのも一つではなくて……あれ何の話だ……いっぱい話していただいたので嬉しくて語ってしまいましたすみません!話を戻します。
 12−9で月が出ていないことに関しては私の中で一応答えはあるのですが、近いことも仰っていただいている中で、
>12-9後半部の段階でそれぞれが「固有の色彩」をもっているよりも、皆が同じ色をしていたほうが、過去の思い出や現在の気持ちを共有しやすくなる。
 これなどめっちゃ素敵な解釈すぎて泣きそうになってしまいました……素敵すぎてありがたすぎる……ありがとうございます……(/_;)えっすご……心の綺麗なセイさんだからこその解釈かなって思いました……すごい綺麗。うわ〜! ピックアップしていただいた部分私も非常に気合入れて書いた部分でお気に入りなので嬉しいです。

20.1.29  22:49  -  北埜すいむ  (kitano)

@
セイさんこんばんは!!コメントありがとうございます〜!!ひええたくさん嬉しいです表現のひとつひとつまで子細に味わってくださって本当感無量です……!!( ;∀;)ありがとうございます!!

12−9後半に月がなかったことについて、うわ〜こんな風に自作を考察していただけるなんて……と暫し呆然とするほど感動しました、ありがとうございます笑。確かに月とか星とかって良い雰囲気の夜を演出するにはぴったりの舞台装置ですね。本作は月の字を冠してるので月というものに意味を持たせていきたいなというのは常々考えています。急に9章の話をするんですが、9−3の露天風呂シーンでミソラがトウヤを月に重ねたとき「ずっと傍にいて優しく照らしてくれるもの」「朝になると消えてしまう儚いもの」くらいのイメージで考えています。が、9−5でリューエルに追われているシーンのトウヤ視点では、月が「どこまでも執念深く追いかけてくるもの」と表現されていて、良いイメージで語られていないんですよね。

20.1.29  22:45  -  北埜すいむ  (kitano)

 LOVE★FAIRYさん、こんばんは!!いつもありがとうございます(*'▽')
 芸人の中で一等賞になるために色々と画策したつもりが、大ピンチを招いてしまいました……!!
 やはり悪いことをしても良い結果は得られないということなのでしょうか……笑
 ミソラは果たしてこのピンチを切り抜けることができるのか……!! 次回もがんばって書きます。またお時間のある時によろしくお願いします(*'▽')!!!

20.1.29  21:30  -  北埜すいむ  (kitano)

E名ありキャラの造形そのものにここまでぞっとさせられたのって、例のキノシタさん以来かもしれません(キノシタさん戦はいい意味で怖かった記憶があります……笑)。
 ココウもハシリイも田舎町で、都会で「いい暮らし」を送るようなメインキャラがほとんど出てこなかっただけに、こういった承認欲求の極めて強い、現代チックな子どもキャラというのが珍しく映りますね(そういえばミソラはどういった環境で生まれ育ったのでしょうか)。いずれにせよ、育ちは悪いが純情のタケヒロと、育ちは良いが腹黒いルリコの対比が今話で浮き彫りになり、タケヒロがどういったアクションに踏み切るのかますます気になるところです。強くて、狡くて、鈍い大人に彼はなりきれるのか、そしてトウヤから聞かされた『やどりぎのタネ』の話と彼の「復讐」とがどう結びついてくるのか、楽しみにしています!
 こちらで感想をお伝えするのが随分とお久しぶりになってしまいましたが、今後もご活動応援しております( *´ω`* )

20.1.27  23:01  -  芹摘セイ  (sunrise)

D 13章の中だと13-6、13-7がお気に入りです。13-6はちょっと久々(?)のトウヤ回ということで、己の惨めさを悔いる彼の心の内が一つ一つの動作を通じて表出されていく感じが読んでいて惹きつけられます。ああ、私の知ってるシリアストウヤだなって……笑。ペラップの鳴き声に彼の心情を反映させるかのような演出も面白かったです。   
 13-7では、自分の気持ちを押し通すために泣いて懇願するミソラの子供っぽさと、大人としての振る舞い方をある程度弁えているルリコの対比が描かれていましたね。「寄りかかれるものを欲している己の幼稚な依存心は、それ(タケヒロを実際の目線と同じように見上げること)をどこかで歓迎もしている(12-9) 」とあるあたり、ミソラという人物は子どもっぽさの象徴でもあるのでしょうか。13章でタケヒロの腹違いの妹であるルリコを登場させたのって、「大人」としてのタケヒロの内面の変化を際立たせるため、あるいはそれをミソラに認識させるためなのかなと考えてみましたが、最新話を拝読した限り、ルリコという異質なキャラクタは物語においてもっと色んな役を担っていそうです。

20.1.27  22:56  -  芹摘セイ  (sunrise)

C >一度結んだ靴紐を、ぎゅっぎゅっと固く締め直した。多少時間は掛けたが、比較的綺麗な蝶結びだ。(12-10)

 また、何気なく登場した「蝶結び」という言葉も気になりました。番外編『蝶結び』。アチャモの飾り羽を補うように巻かれた白い包帯。(トウヤ曰く)トウヤの手によって殺されたミヅキの手持ちポケモン……。何だか重要なキーワードの予感がします。こういった、一見すると何気ない言葉、何気ない動作を伏線的に機能させることができるってかっこいいですよね(*´ー`*)

>黎明に、四人は向かい合わせて立っている。(12-10)

 ここの表現も好きです。単に時間帯を表すだけでなく、ココウ組が別々の道を行くという新しい展開の幕開けを予期させるような感じ。章の締めとなるお話の書き出しとしてもってこいだなあと思いました。

20.1.27  22:50  -  芹摘セイ  (sunrise)

B>でも、多くの人々は、月が雲に隠されているとき、それを気にも止めないだろう。もしこの世から月がなくなったとしても、気付きもしない人もいるだろう。(13-5)

>そして、こんな考えが起こった――多分、ここに自分がいてもいなくても、思うほど何も変わらないのだ。(13-6)

 そしてこのあたりも12-9後半部で月が雲に隠れていたことと関係しているような気がしました。トウヤって作中で月に喩えられることがありましたが、まるで彼のこれからの運命を暗示しているかのような語りですね。月の出ていたヒガメの露天風呂の場面(9-3)が『月蝕』の物語の折り返し地点だとすると、ひょっとして12章はちょうど75%くらいの立ち位置なのでしょうか。100%の地点では今度こそ「月」という重要な舞台装置が登場してくれそうですね……!!

20.1.27  22:47  -  芹摘セイ  (sunrise)

A >仰ぐ東の地平線。闇と光の境界を跨ぐ美しいグラデーションの彼方から、夜を食い破るかのように、日が鮮烈に迸る。放射状に冴え返る輝きが空と薄雲と大地と木々と北方の町並みと我らとへ、分け隔てなく、固有の色彩を与え直していく。(12-10)

 そんな中でこのとっても素敵な表現を見つけて、妙に納得してしまいました。与え「直す」というところに、何か、感傷に浸っていた夜を乗り越え、前に進んでいくのだという力強さのようなものを感じます……!!
 そもそも4人とも置かれている境遇が異なり、現に進行中の13章でもアズサ以外の3人が今後一緒に行動できるかわからない状況。12-9後半部の段階でそれぞれが「固有の色彩」をもっているよりも、皆が同じ色をしていたほうが、過去の思い出や現在の気持ちを共有しやすくなる。空は真っ暗闇、皆が同じ色に見える夜。大切な時間を過ごしてきた地を離れるのが辛く、別々に行動することが名残惜しくさえあるという気持ちは、皆同じ。だから別れの前夜は曇り空だったのかなと勝手に解釈してみました。

20.1.27  22:44  -  芹摘セイ  (sunrise)

@ご無沙汰しております、セイです。最新話まで読ませていただきました。やっぱりすいむさんの文章は一つ一つの表現が味わい深くてすごいなあって思います(*´▽`*)
 
>夜が明けなければいいのにと、こんなにも、強く願っていたことはない。(12-9)

 作中人物がこんなにふうに考える場面と聞くと、キャラクタとキャラクタ同士(気の置けない友人であったり、恋人であったり)が対話している傍らで、夜空に星や月が浮かんでいる〜といったようなものを想像することが多いと思うんです。けれども、12-9後半部では月は雲に隠れて見えなかった。広漠とした砂漠のただ中、人と人を隔てる障壁が存在しない場所で心の内を語り合い(日中の会話パートに関して言えば、ぶつけ合うといった感じかもしれません)、ココウでの大切な思い出を共有するというこの場面で、星や月といった鉄板(?)の舞台装置が登場しなかった理由って何だろうなって気になっていました。

20.1.27  22:42  -  芹摘セイ  (sunrise)

勇者ミソラの大きな活躍によって劇は大団円のハッピーエンドという形で終われたものの、結果は残念な事にルリコを嫌な気持ちにさせてしまいましたか……。
多分、原因の大半はミソラにあったでしょうけど……(笑)
次回も楽しみにしています!

20.1.27  19:56  -  LOVE★FAIRY  (FAIRY)

 

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