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アクロアイトの鳥籠

著編者 : 森羅

6‐3.狼と狐の戯曲

著 : 森羅

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sideアシェル(エネコ)

 窓から入る日がわずかにそのシルエットを朧にさせる。一纏めにされた唐茶色の髪は相変わらず尻尾のように揺れていて、狼の瞳は笑っていて。閉じた本は左手に。あの時見た『エルグ』と一寸も変わらない姿にそれでもあたしは違和感を覚えずにはいられない。警戒をしたまま、足に力を入れると埃を踏む感触が気持ち悪かった。古びた本の臭いも、すえた臭いも好きではない。けれど、目の前の侵入者はあたしの警戒など気にもかけない様子でお嬢様だけに視線を寄越し、再び口を開いた。

「初めましての方がええんかな? それともまずお邪魔しますと言うべきやったかな? 勝手入ってごめんな、でも俺はどうしても君に会いたかってん。セレス・ローチェお嬢様」

 ちっとも笑っていない、形だけの笑みをお嬢様に向けながら、エルグはそう捲し立てる。けれど、当のお嬢様は彼に“何の反応も示さない”。初めに驚いた以降は、特に驚いているようではなく、焦っているわけでもなく、怒りを露わにしている様子もない。ただ、頬に手を当て、小首を傾げて――いつものように微笑むだけ。

「ええ、久しぶりで構わないわ。元気にしていたかしら? エルグ。ところでこのお屋敷には鍵が掛かっていたはずなのだけれど、どうやって入ったのかしら?」

 鈴を弾ませる様な明朗な声で、彼女は笑う。知人との再会を素直に喜び、密室への侵入に興味を示し、ただただ楽しそうに。そんな彼女に出鼻をくじかれたらしい青年は作り笑いを崩し、困ったように表情を改める。不服そうに口を尖らせ、敵わんなあ、と肩を竦めて。そして、でもここに入った方法は内緒だと人差し指を口元に当ててにやついてみせる。お嬢様はそれを聞いて残念だとそう笑う。
 それはこんな埃にまみれた薄暗い部屋に似つかわしくないほど朗らかで、和やかな、まるで舞台の一幕の様な会話。けれど、あたしはそのまま和やかな雰囲気になってもらっても困るのだ。エルグの正体もわからないし、さっきから聞き覚えのない名称が飛び交っているのだから。

《『セレス』?》

 ふっ、と。落ちた言葉に、二人の戯曲が中断される。エルグと呼ばれる青年があたしを見てにっこりと笑った。その言葉を待っていたと言わんばかりに。そしてやっぱり、彼から獣の臭いはしない。あのゾロアークはこのひとではない。ならば、彼は一体『誰』だ。

「うん? せやで、エネコちゃん。このお嬢様のお名前は、セレス・ローチェ。エレコレ・ローチェ子爵様の養女様。そんでもって、このお屋敷の女主人かな」
《にゃ……っ?》
「詳しいのね、エルグ」
「お褒め預かり光栄至極、って言えばええんかな、セレス様?」

 どこからそんなに調べてきたのかしら、と呆れる様に今度はお嬢様が肩を竦ませる。一方のあたしは自分の頭がぐわんと鳴るのが聞こえた。多くの情報は含まれていないはずなのに、エルグの言葉を飲み込めない。
 ――セレス・ローチェ。
 ――子爵様の養女。
 ――この屋敷の主人。
 子爵様の養女であること、これはあたしも知っている。この屋敷の主人であること。これもまあ、もう少し深く突っ込みたいところもあるが別にいい。この屋敷に来たがった時点で、この屋敷の侵入者に対して“焦った”表情を見た時点で何らかの関係は予測できているから。だが、問題は残ったもう一つだ。子爵様の代わりに行ったパーティではあたしの知る限り名前の呼ばれることはなく、せいぜい『ローチェ家のお嬢さん』だった。あたしは反射的にお嬢様を見上げ、糾弾する。

《お嬢様! あにゃたの名前(にゃまえ)はどういうことにゃのよ!? あにゃたの名前(にゃまえ)は『ルノア』じゃにゃいのよ!?》
「いいえ、そうよ」

 平然と。何者も侵せない優美な笑みで。珊瑚色の髪を揺らせて少女は答える。あたしが声を荒げたことなど彼女にとって問題にもされていない。いつもと同じ甘い声がいつもと同じように溶けて消えた。一拍おいて、小さく息を吐く音を耳が捉える。目の前の青年が動いて、床が軋んだ。

「うん、そやね。君は『ルノア』ちゃんや。けど、同時に君は『セレス』でもある。せやろ?」

 弾むのはエルグの宣言。お嬢様はそれに否定も肯定も答えない。ただ、恍惚と微笑むだけ。年齢不相応な、蕩けるような表情にはこの先に語られることへの興味しか映さない。そして、お嬢様に釣られるようにエルグもまた口元を吊り上げる。どこか嗤笑するような、謳うような調子の声が零れて行く。

「実は君の養父に話を聞いてきたんよ。今から話すことに間違いがあったら、指摘してくれてええ。……そこのエネコちゃんにとっては聞きたい話やろ? ルノアちゃんの、いや『セレス・ローチェ』の、出生の話や」

 取って置きの内緒話でもするように右の人差指を唇に当てて。ちらりとあたしを一瞥し、エルグはにやりと頬筋を緩ませてみせる。けれどそれは、なぜか疲れ切った人間が見せるものに似ていた。そのことに一瞬の疑問を感じ、いやそれよりもまずと咄嗟にお嬢様を見上げる。彼女は彼の話を傾聴するつもりのようで、先程からその微笑を崩さない。もっと言うなら崩す様子もない。
 お嬢様の様子を確認して、さらに一秒。思考が走って決断を下す。エルグが口を開くよりも早く、あたしが問う。

《あにゃたはにゃ》
「俺がなんでこんなことを調べたのか、なんでこんなところにおるんか。そういうことも気にはなってるんやろうけど、それは全部後で頼むわ、エネコちゃん」

 唐茶色の髪が揺れる。突き出された右手と共に、あたしの問いかけは先に潰された。細く、鋭い視線があたしを射抜く。……これはにゃにを聞かれても、きっと、答えにゃいのよ……。ここで問い詰めるよりは話を進めた方が良いと判断したあたしは溜飲を無理やりに飲み込み、了承の意を沈黙で示した。満足げにエルグが頷き、さっきから左手に持ったままだった本の表紙をあたしたちに見せびらかす。すうっと細められた瞳が、道化のように嘘っぽかった。

「それではどうぞ、ご拝聴。……これは昔々の、というほどでもないおはなしです」

sideエルグ

 ことはほんの数日前。湖畔の別荘地にエルグがある青年を尋ねたところまで遡る。
 紅茶とお茶菓子が並べられたテーブルを挟んで座る相手に彼は微笑んだ。

「……『俺』は、貴方を『脅迫』しにきました。エレコレ・ローチェ子爵様」
「いいね。受けて立とうじゃないか」

 そしてそれは相手――子爵も同様に。

「……実はこれを、手に入れまして。中身も確認させてもらいました。貴方の養女の出生がこれを読めばわかりますね」

 沈黙は長く続かず、初手はエルグが執ることとなった。尤も、仕掛けたのはエルグの方であり、何を『脅迫』されるかもわからない子爵が防衛に回らざるを得ないのは当然のことなのだが。一拍おいて、溜息を吐き出すかのように彼は宣戦する。

「……俺は、『セレス・ローチェ』について教えて頂きたいんですが」

 ――さて。ゲームを行う上で、いくつかの落とし方というものは存在する。それはルール上で最高位の手札が回ってきた時かもしれないし、必勝法を知っている時かもしれない。あるいはイカサマを行う時かもしれない。そして、エルグの場合はゲームが始まった時点で手札が揃っていた。否、それ以上のカードは手元になかった。元々の手持ちが少ないエルグは、長引くほど不利になる。また、長引かせても手札がなければどうしようもないのだから長引かせても仕方がないのだ。だから、彼はさっさとカードを切ることを選んだ。
 頬杖をついて、愉快そうにエルグを眺める子爵に、彼は先手必勝とばかりに初手で最高のカードを切る。テーブルの上に置くのはフェデレ家から拝借し(くすね)たフェデレ家の一人娘の日記。子爵の視線が本に落ち、次の瞬間、驚いたように目を瞬かせる。けれど、それでも上機嫌な顔色は崩れない。

「よくそんなものを見付けたね……。屋敷を壊してないだろうね?」
「魔法を使いましたから」
「それは素敵だ。じゃあ、おれに聞く必要もないだろう?」

 試すように、にっこりと笑いながらエルグを見る子爵には動揺の色など欠片も見えず、あまりの反応にエルグは脱力感にさいなまれずにはいられない。子爵の反応が予想の範疇かと言われれば……予想の範疇ではなかった。いや正確には多少予想はしていたのだが、もう少し動揺するだろうと思ったのだ。一転、エルグは相手に白けた目線を送る。しかし、目の前の貴族はどこ吹く風で、頬杖を崩し、茶菓子に手を付け、口の中に放り込んでいた。

「子爵様。俺は今、切り札を切ったんですが……」

 味わうように咀嚼し、口の中が空になった時点で子爵がエルグに笑う。不敵な、小馬鹿にするようなそれに、エルグは身構えた。

「違うね」
「は?」

 素っ頓狂な声がエルグから上がる。子爵はカップを手に取り、唇を湿らせるように一瞬口を付ける。

「違うと言ったのさ。彼女の日記はきみの切り札じゃあない。最高位の手札ではあるんだろうけど」
「なんで、そんなこと」
「何となく、だよ。だって、それがきみの切り札ならきみはここに訪れる必要がないだろう。必要な情報は大体、その日記に書いてある。違うかい?」

 カップを揺らして遊んでいた子爵が視線をエルグに寄越して微笑む。しかしエルグは返事もできずに固まるだけ。仕方ないなと言わんばかりに軽く肩を空かして、子爵は続ける。

「そうだね。じゃあ、その日記がカードの切り札(ジョーカー)になる場合の話をしようか。日記が切り札になるのは、きみの言葉を借りるなら日記の内容を使って、つまり“セレス・ローチェの出生をネタにおれを脅迫する時”、だ。金の無心かもしれないし、貴族間のいざこざに巻き込む際の保険にするのかもしれない。ま、用途はどうだっていいけどね。……そうだね、まずは可能性の低い方から潰していこうか。例えばもしきみが偶然、たまたま、その日記を手に入れただけの人間として、金の無心でもするためにおれの元に来たとする。これはまあ、ありえなくはないけど可能性は限りなく低いね。だって、相手は貴族だから。リスクが高すぎる。おれはこんな一冊の日記くらい、簡単に揉み消せるよ。ついでにただの人間一人くらいなら、すぐにでも。さらにこの日記はこの日記を書いた彼女の家にあったはずだ。きみもさっき“魔法を使ったから屋敷を壊していない”と答えている。そんなの、“この日記は誰かから買ったものでも道に落ちてたものでもない”と答えたようなものだよ。だから、とりあえずきみは“偶然日記を拾った一般人”じゃあない」
「……」
「次に、きみがどこかの貴族の回し者で、その誰かの命令でおれを脅迫するためにそんなものを手に入れたとしよう。間接的な脅迫だね。さっきの話よりはよっぽど起こりうる話だ。でも、その場合はそれこそきみがここに来る意味がない。きみに仕事を頼んだ誰かが直接脅しに来る方が良いに決まってる。“私はこんなものを持っている。中身をバラされたくないだろう?”とね。そうだろう? 相手が貴族なら、簡単に『行方不明』にはできないから。勿論、きみが欲に目が眩んでおれと相手の両方から金をせしめてやろうと思っている、という考え方もできるけど、きみはそれがどれほど危ない橋を渡っているのか、分からない人間ではなさそうだから」

 微苦笑ともとれる、なんとも言えない表情でだんまりを決め込むエルグに、子爵は最後の一手を投げてよこした。

「ね? 証明終了だ。きみは実利的な理由で、もしくは政治的な理由で、ここに来ていない。貴族の回し者ではなく、偶然日記を手に入れた一般人でもない。なら? なら、残念ながらその日記は『切り札』にはなりえない。
 さらに付け加えて言うなら別の視点からもきみがそういう目的で来ていないとわかる。だって、きみはさっき明らかにおかしなことを言っただろう? “セレス・ローチェについて教えてほしい”。これがもし“セレス・フェデレについて教えてほしい”ならまだわかった。彼女はこの日記を書いた本人だから。まだいろんな理由が考えられる。でも、きみが言ったのはうちの養女(むすめ)の方だ。この台詞は金の無心に来た人間がいう台詞じゃないし、貴族の回し者であるなら言う必要がない台詞だ。というよりこの言葉は明らかにおかしいんだよ。まるで目的はこちらのようじゃないか。セレス・ローチェのことで本当におれを脅迫したいのなら日記の情報だけで事足りる。この言葉は必要ない。……先程きみはここに来る必要がないと言ったけれど、おれからすればきみがここに来たのが情報の足りている何よりの証拠だ。その日記に『セレス・ローチェ』の名前はないのに、きみは迷いなく“セレス・ローチェの出生がわかる”とまで言っているのだから。日記から推測してここに来たとしか考えられない」

 弄んでいたカップを置く。濃い琥珀色をした液体が、歪んだ像を写した。

「脅迫をするためだけにセレス・ローチェの出生が知りたいのなら、それこそ日記を見れば十分だ。そこに全てが書いてある。そこから全てが推測できる。そうだろう? それでもきみがここに来たってことは、きみの台詞通り“日記の内容以上にセレス・ローチェのことで知りたいことがある”ということになる。目的が違うのだから日記は切り札にはなりえない。なら、きみはきっと他にジョーカーを持っているさ。使いたくないだけで、ね」

 口の前で手を組み、どうかなと薄く笑う子爵にエルグは何とも言えない表情のままやっかみ半分で拍手を送る。それは自分の失言に対するばつの悪さを誤魔化すためのものであり、子供じみた負け惜しみを言わない為の精一杯の虚勢でもあった。当初の猫を被った表情はどこへやら、むぅ、とエルグはしばし考え込む。一方の子爵はそんなエルグに表情を緩め、彼が持ち出した日記に手を付けた。懐かしそうに茶色の瞳が細まる。そうして、日記の頁を捲る音だけがしばらく続き、

「……あーもう! これで『脅迫』できると思ったんやけどなあ」

 エルグの言葉によってそれは破られた。わしわしと長い髪を掻き毟り、諦めたような苦い顔をし、そしてエルグは意を決したようにまっすぐに子爵を捉える。

「子爵様、申し訳ありません。嘘を吐いたつもりはないんですが、本当のことを言わんかったんは確かです。貴方のいう通り、俺は金とかそういう目的でここに来てません。俺は俺のためにでしか来てません。俺はセレス・ローチェについて知りたい。どうしても知りたいんです。知らなあかんのです。その日記に、書かれていないことを。口外はしません。教えては、頂けませんか?」
「それは駄目だね。それはおれと彼女の約束だから。……おれはきみを罰することもできるよ? 盗人としてでも、なんとでも」

 子爵の顔から色が消える。それは到底脅しと思えるものではなく、心からの言葉だったのだろう。細められた瞳に温度はなく、侮蔑の類さえ感じ取れた。それは身分制度において、上に座る者だけが向けることのできる表情。その言葉は絶対となり、その行動は正義となる、小さな人間一人くらい、簡単に踏み潰してしまえるもの。しかし、それでも。それでもとエルグは奥歯を噛み締め、声を絞り出す。

「……なら。俺の、本当の切り札を切りましょう。俺の手札を全て貴方に見せます。ですからどうか、聞いてはいただけませんか。……貴方の大切な養女(むすめ)にもかかわること、になるかもしれないことです」

 茶色の瞳がわずかな迷いを見せた。
 子爵の沈黙を了承の意と捉えたエルグは、どこから話そうかと少し視線を空中に彷徨わせ、そこで自分は子爵に“『ルノア』に会ったことがある”ことさえ伝えていないことに気づく。この時、エルグはまだ自分が出会った『ルノア』が“日記に載っている『ルノア』と同一人物であるかどうか”、八割以上の自信は持っていても、十割の確信は持てていなかった。ほぼ間違いないだろうとは思っているのだが、その答え合わせも同時に行ってしまうことにする。というよりもその話をしなければ今から話すことの辻褄が合わなくなってしまう。

「まず、ざっくり俺の行動を説明します。お望みであれば後からもう少し詳しくお話しますんで。俺は『ルノア』と名乗る女の子に会いました。コーラルカラーの髪とヘーゼルアイの、お嬢様みたいな女の子に。……とある理由があって、その後に俺はちょっとその子について調べることになったんです」

 一つ一つ、エルグと『エルグ』が行った行動を確認しながら彼は続ける。

「所在不明の貴族の女の子を調べました。その子は作法も身なりも綺麗でしたし、話し方に訛りもなかったんで貴族やろうなと。先程貴方が言っていたように貴族が『行方不明』になるのはまずない。当然数が少なかったんで、そこから『セレス・ローチェ』に行き着きました。それでローチェ家、つまり貴方のお宅を訪ねたら、フェデレ家の方に案内されまして、そこで日記を見付けたんです」

 仕草や話し方などから自分の出会ったルノアを貴族だと考えた。そこから“会ったことのある人間の方が少ないお嬢様”であるセレス・ローチェが見つかって、フェデレ家を教えられたことで、日記を発掘した。エルグが『エルグ』に吐いた嘘の一つの話になるが、この日記には“何も書いて無くはなかった”のだ。日記には確かに『セレス・ローチェ』のことも、『フェデレ家のお嬢様』の名前も書かれてはないなかったが、“『ルノア』の名前は書いてあった”のだから。尤も、そうでもなければエルグは“ルノアの正体”を日記から割り出せていない。そしてもう一つ。ルノアは子爵の家に引き取られていることも日記に書いてある。なら、セレス・ローチェはルノアとしか考えることができない。
 エルグが自分の出会った『ルノア』は『セレス・ローチェ』であると、そう自信を持つ理由はつまり、そういうことなのだ。勿論、自分の出会った『ルノア』が貴族でもなんでもなければ話は別で、エルグは大外れを引いていることになるのだが。ただ、これが外れなら、話が出来過ぎている。いや噛み合わないにもほどがある、と言った方が適切だろうか。なぜなら自分が出会った『ルノア』は確かに、『お嬢様』と呼ばれるにふさわしい少女だったのだから。
 エルグは渋面とも苦笑いをしているとも言えない複雑な表情をした子爵を見つめて、少しだけ微笑う。

「で、ここからが本題ですね。俺が、どうして彼女を調べることになったんか、その話をしましょう。……昔々あるところに、で始まるお話です」

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2015.3.27  22:59:30    公開


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