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人間とポケモン〜一緒に居たい〜

著編者 : 窮爽

6つ目  いざ、ティランス地方へ!

著 : 窮爽

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「ご乗船の皆様に申し上げます。この船は間もなくティランス地方の港町、アクアタウンに到着いたします。・・・−」
「あ、ほんとだわ。町が見えてる!」
今、船はティランス地方のアクアタウンの近くまで来ていた。リズミの指さすほうにはアクアタウンの街が。
「アクアタウンのポケモンセンターで着いたことを報告して、段取りを確認して、そして、出発…と。」
「お前、最後までも計画どおりじゃないとだめなんだな…」
「無計画よりはましだと思うけど。」
「確かに。」
「うるせー。」
「さ、荷物は持ってるし、後は降りるだけ。」
そう話しているうちに船は港に着いた。船から続々と乗客が降りていく。4人はそこに交じり、船から降りていく。ポケモンセンターに4人は向かった。やはり、さっき降りてきた乗客がたくさんいた。そんな中、すみれはテレビ電話をかけ、3人はスタイラーで連絡を取る。
「あ、すみれさん。とうとう着いたんですね!」
「えぇ。今、ティランス地方の港町、アクアタウンのポケモンセンターにいるの。」
「そうなんですか。気をつけ―「だから、うるさいって言って言ってんでしょ!?」」
ありかが言おうとした時、礼菜の怒鳴り声が聞こえてきた。普通なら鼓膜がつぶれそうだと思うが、すみれとありかは慣れていた。
「…また?」
「はい…後のお二人は大丈夫なんですが…」
「ふーん…」
「…あのさ、あれと僕が似てるって礼菜に言われるんだけど…」
話していると、仁があきれた顔で言ってきた。
「うーん…性格はまぁ似てるけど、あの嫌味ったらしさは似てない。…ちょっとだけ似てるけど。」
「そうですね…」
「…そうかい。」
仁はそういうと、また行ってしまった。
「…では、改めてお気をつけて。頑張ってくださいね!」
「ありがとう。じゃあ。」
そうして、電話は途切れた。そして、ちょうど3人のほうも連絡が終わったようだった。
「…いつも、ああなの?」
「…いつもより、うるさい。」
「いつもよりって、普段もうるさいってことじゃないか。」
「そう。うるさい。」
「…にぎやかだってことだね。」
「ま、そういうことね。さ、段取りの確認するから。」
そうして、4人は段取りの確認をし、ポケモンセンターを出た。町を出、10番道路を歩いていた。
「ここから、しばらく歩いたところにポケモンセンターがあるから今日はそこで休む予定ね。」
「そういえば、すみれが旅の話聞いたことないわね。」
「言われてみればそうだったな。」
「すみれって、どんな旅したのさ?」
「まぁ、目的は楽しいことじゃないんだけど、旅してていろんなことがあった。」
歩いている間、すみれは旅の話をしていた。3人は興味シンシンでその話を聞いていた。そして、話しているうちにポケモンセンターにたどり着いた。4人はポケモンセンターに入り、部屋を取って、部屋に入った。ポケモンセンターでは男女一緒だ。夕ご飯を食べた後、4人は部屋で話していた。
「すみれって、ポケモンバトル強そうよね。」
「そんだけ旅してたら、強くなるだろ。」
「変わった人たちにもいっぱい会ったんだ?」
「えぇ。そのおかげでいろんなことに巻き込まれたけどね。」
すみれは苦笑しながら言う。
「そういえば、すみれってポケモンリーグとかには出ないの?」
「うーん…出たことないし、今のところ出る予定はないけど。」
すみれは人差し指をあごに充て、言った。
「それは、もったいないだろ!絶対出たほうがいいって!」
「まあ、今は無理だけど、暇ができた時にはいいんじゃないかな?」
「まぁね。ポケモントレーナーになった理由はそれじゃないけど…ま、面白そうよね。」
話した後、4人は眠りに就いた。そして、翌朝。朝食を取り、4人は道路を歩いていた。
「そういえば、新聞に載ってたけどこの先のコレンシティで度々モンスターボールが反応しなくなるっていう騒ぎがあるみたいだからもう少ししたらポケモンを出しておくべきよね。」
「そうだね。出せなくなったらこっちが不利だしね。」
「ま、この周りのポケモンたちをキャプチャして、装置を探すっていうのもいいけどな。」
「うーん…でも、やっぱり相手はポケモンを出してくるから、こっちも出しておいたほうがいいわよ。」
そう話して、しばらく歩くと、コレンシティが見えてきた。すみれは、ポケモン6体を出し、歩いて行った。すると―
「どうしたんですか?」
「それが、みんなのモンスターボールが動かないんだ。どれだけ押しても反応しないし。…君はポケモンをあらかじめ出しているみたいだね。」
すみれは男性に話を聞いた。どうやら、モンスターボールが反応しなくなったらしい。4人はポケモンセンターに向かった。そこでも、トレーナーたちが頭を悩ませていた。
「…装置を探したほうがいいみたいね。ムクホークに頼みましょう。」
「じゃあ、ムクホーク、君も一緒に探してきてくれ。」
そうして、すみれとレイトのムクホークは空から装置を探しに行った。4人は歩いて探すことにした。

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2011.3.2  21:08:30    公開


■  コメント (3)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ユランさん、コメントありがとうございます!ユランさんの小説も楽しみにしてます!

11.3.2  23:27  -  窮爽  (monoraru)

こんにちは〜!
こちらの方を読ましていただきました♪
大丈夫ですよ、私のほうでも超短編の話が
ありますし!
そして、度々モンスターボールが反応しないという
事件・・・何か裏幕がありそうですね(キラ〜ン
では、これからも頑張ってください!!^^

11.3.2  22:04  -  papiko  (papiko)

今回は少し短くなりました。中途半端に終わりましたが、大目に見てやってください…

11.3.2  21:09  -  窮爽  (monoraru)

 

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