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人間とポケモン〜一緒に居たい〜

著編者 : 窮爽

〜おまけ〜 メンバーたちは

著 : 窮爽

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メンバーたちはすみれたちがいない中、騒がしい日常を送っていた―特にあの二人は。
「だからいつも言ってんじゃない!私はじゅう・ご・さ・い!!」
「ふっ、そうかそうか。」
「なんなのよー!?」
またこの日も礼菜はおちょくられていた。アイスいは礼菜の反応を楽しんでいるようにも見えた。
「は〜…またかよ。」
「一方的に礼菜がそばれてる感じだよね…」
「確かに。」
「礼菜、かなりいらだってるぞ。」
サトシ達3人と大都はそれを見ながら話していいる。すると、直人が興味深そうに言った。
「ふむ…アルミアの城ですみれとあいつはどんな討論をしたんだろう…」
「おいおい…いつまでそんなこと気にしてんだ?」
「ケイノさんにダゼルさん、あの二人の討論については?」
「知らないわよ。あいつ、帰ってきたときすっごいぐちぐち言うからよっぽどだったんじゃない?」
「犬猿の仲ってことだっぺな。」
「確かに、すみれも帰ってきたときすごい不機嫌だったらしい…」
「…あんな寒いところで一時間も口々に言っていたとはある意味すごいぞ。」
「そうよね。…思ったんだけど、あいつの場合は嫌味で攻めるじゃない?」
「あー、そうそう。で、すみれの場合は…どうなんだろ?大都はどう?経験者として。」
「やっぱ俺に聞くかよ・・・そうだなぁ・・・嫌味も言ってくるけど、毒舌の女王?そんな感じでもあるぞ。後、Sだな。」
「はぁ。」
「ある意味すごいわよ。あいつ、何言ってもなかなか切れないけど、あの子が言ったら、すぐキレるし。」
「あいつのいうことは予想外なものばっかだぞ?」
「たとえば?」
「…思い出したくもない。人の心にグサッとくることを言ってくるときもあるからな。」
「でも、なんでだろう?」
「うーん…やっぱ言い方にもあるのでは?」
直人は眼鏡を光らせながら言う。
「すみれのポイントはまず、いろんな笑い方があるいということ。怒っている時はゾクッとするような顔で、優しい時はほっとするような、嫌味などのの時は人を見下すような…後、一番きついのが…」
『きついのは?』
「ボソッてきついことを言うことでしょうね。無表情で。」
「あー…わかる。たまに、顔を後ろにしてボソッて言うんだよな。その言葉は言われた本人しか聞こえないんだよな。」
一方で―

「また、礼菜さんがお怒りのようで…」
「また?」
「あいつ、何度目なんだろうな?僕といい、その人といい…」
「知らないけど、デゼルとケイノ、そういう嫌味を言われたことあるのかしら?」
「あぁー。」
「そういえば、すみれって、よくダズルと口々に言ってたわよねー。」
「そのせいで俺は気分が悪くなるんだよな。…そういや、すみれってアルミアの城でどんなことを口々に言ってたんだ?」
「…たとえば、それは科学的に考えると―…」
「ちょっと待て。科学的にって言うのはどういうことだ?」
「え?だからそのままじゃない。あと、それを言ってしまえば、それは認めたということでは?とか。」
「…お前らの口げんかは意味がわかんねぇ…」
「なんだか、難しそうね…」
「別に。」
「すみれのやり方って誰にも真似できない様な事ばかりよね。」
「わかります!それ!」
「うんうん。」
「そういえば、何ですみれってあいつと仲悪いの?」
「えー?知らない。」
『うーん…』

「それは、似ているところがあるからでは?」
「似ているところ?」
「それは、似てはいけないところ。一つ、よく嫌味を言う。一つ、切れにくい。一つ、考え方が論理的で、科学的。その三つだと考えられます。」
「確かに、そういうところが似ていたら面倒だね。」
「てかさ、そういうの言ったら、俺、すみれにすっごい殺されかけたんだけど。」
「そりゃあ、犬猿の仲の人に似ているといわれて、喜ぶ人もいないでしょう。」
「とにかく、あの二人がけんかになったら面倒だということだな。」
「一時間も待たされるし。」

「…それもあるかもね。」
「すみれさん、今少しイラッとしたでしょ?」
「知らない。」
「お前って思ってること顔に出ないよな…」
「でも、そのほうが嫌われにくいんじゃない?」
「そうかもしれない。だからすみれはいろんな人から好かれるのかもしれない。」
「さ、そろそろ出発しないと。」

別々の場所でも同じことを話している。そして、同じ空の下で―

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2011.3.12  13:40:18    公開
2011.3.13  15:54:46    修正


■  コメント (1)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

おまけです。ネタが思いつかなかったからでしょうね。すみれの場合は本音をボソッて言うから怖いんですよね。

11.3.12  13:41  -  窮爽  (monoraru)

 

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