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受け付け店〜希望を〜

著編者 : 窮爽

6つの音色 森での

著 : 窮爽

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「ポケモンハンターが活発になってきて被害も広がってみるたいですよね…」
「あぁ…そうらしいですね…」

僕等は憐乃と街を目指して森を歩いていた。
憐乃の言葉に僕は思い出したかのように言った。
…まぁ…あんまり興味ないんだけど…

「あんたって何に対しても興味ないしね。」
「暗雌も人の事言えないよ…?」

暗雌が言ってきたので僕はそう言い返した。
暗雌は向こうの方を見て目をそらしている。
…最近、化けの皮が剥がれてきたよね…
僕はそう思ったが口には出さなかった。
ふと、暗雌は立ち止ってある一定の方向を見つめていた。

「あら…?ブラッキー、何か見てますけど…」
「暗雌、何か居る…?」
「…居る……」

暗雌はそういい、姿勢を低くして唸った。
憐乃は不安そうな表情をしている。
…ここは…早く行ったほうがいいかもしれない…

「早く此処から『ゴルダック、金縛り!』」
「!シャドーボール!」

突然そんな男の声が聞こえてきた。
暗雌はシャドーボールを草むらへと瞬時に繰り出した。
草むらから「グワァ!?」というゴルダックの呻き声が聞こえた。

「早く行きましょう。」
「は、はい!」

僕は憐乃にそう言った。
憐乃は頷く。
暗雌も走る準備を出来ている。
僕等はその場を走り去った。

「ドー!ドリ!!」

ドードリオのそんな声が後ろから聞こえてきた。
振り向くとドードリオの背に男が乗っている。
速い…
と、ドードリオは僕等の上を飛び越え前に立ちはだかった。

「ちょこまかちょこまか…ポケモン置いて行けばすむ話だろうが!!」
「「置いて行け」と言われて置いていく馬鹿は居ないと思う。」

男が言う中僕は平然と言う。
そう…あくまで冷静に・・・
憐乃はまたもや不安そうな表情を見せていた。
暗目は姿勢を低くして身構えている。

「まずはそのブラッキーから貰う!プリン!歌う!」
「暗雌、穴を『レントラー、アイアンテール!』」

僕が指示を出そうとした時、突然そんな男性の声が聞こえてきた。
それと共にレントラーが茂みから現れプリンにアイアンテールを喰らわせた。
プリンは一撃で倒れる。
何だ…?

「誰だぁ!?俺の仕事の邪魔するのはぁ!」
「何か文句でも?勇騎さんは御自分の仕事をなしているだけですが。」
「堪楙(カンモ)さん…サラッと微妙に喧嘩売ってますよね?まぁ…そうですけど…」

男が怒鳴るとそこにスーツを着た女性と男性が現れた。
眼鏡を光らせ、上にやって冷たくいいはなる女性に対し、男性は困ったような表情で言った。

「とにかく、今回はデータで言うと100%の確率で成功するでしょう。」
「プレッシャーかけてますよね?…フワライド、催眠術!」

女性はノートを開いて言った。
男性はフワライドを繰り出し、催眠術を指示した。
フワライドは催眠術を掛け、男とドードリオを眠らせた。
男性はレントラーとフワライドをボールに戻した。
…あ、街に行かないと…

「あ、急いでますよね?気にせず行ってください。」
「あ、どうも…」

男性の言われ僕は軽く頭を下げた。
僕は暗雌を肩に乗せた。
憐乃の方を見る。
…あれ…なんだか固まってる…?

「あの…」
「!あ、はい!」

僕が話しかけると憐乃はハッとして言った。
僕等は町へと目指して歩き、森を出る事が出来た。

「此処で大丈夫ですか?」
「あ、はい。……あの…」
「?」

憐乃の言葉に僕は首をかしげた。
何だろう…?

「さっきの人…まさか…知らないんですか…?」
「え?…知らないですけど…」
「そうよね。」

憐乃は恐る恐る尋ねるように言ってきた。
僕と暗雌は首をかしげた。

「えぇ!?さっきの人、アリエス地方のチャンピオンなんですよ!?というかか全国のチャンピオンの皆さんを知ってるんですか!?」
「えっと…?」

憐乃はあり得ない!と言わんばかりに問い詰めてきた。
僕と暗雌は困り果てる。
いや…全然知らない…

「…すみません…流行には敏感で…えっと、さっきの人は勇騎さんといってアリエスという地方のチャンピオンなんです。で、その隣に居た人はマネージャーの堪楙さんという人です。テレビとかに出てませんか?」
「テレビはあまり…」

少しションボリとした様子で憐乃は紹介した。
…というか、テレビなんかに興味ないし…

「ありがとうございました!!いつかまた!」

憐乃はそういってその場から去って行った。
僕と暗雌はそれをただ静かに見ているだけ。
はぁ…

「今日は疲れた…さっさと屋敷に戻ろうか…」
「…そうね。」

僕の言葉に暗雌も疲れた様子で答えた。
僕と暗雌は赤く染まる夕日に見送られる様にして屋敷に戻って行った―

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2011.5.25  21:26:11    公開
2011.5.26  20:42:46    修正


■  コメント (4)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ペレネントさんへ
あ!間違えてました!!すみません!!

ポケハンが活発になってきたんですよ(汗
ポケモン達、逃げて〜。
私の嫁はエーフィだ!!(殴られ
コメありがとうございました!それでは!

11.5.26  20:42  -  窮爽  (monoraru)

来ました^^(風鈴さん風)
 こんばんは、ペレネントです。
 
 6つの音色なはずなのに、6つの音になってましたが大丈夫ですか?
 ちょっとそこが気になりますた。
 
 
 ポケモンハンターが活発???
 んなっ。 
 早く、ポケモンちゃんたち逃げて。
 私の嫁、ミュウに指一本でも触れたら殺すぞ。
 おっと、失礼しました。
 
 では。

11.5.26  20:35  -  不明(削除済)  (1232)

ユランさんへ
何処かで訊いた事ある…そう!コラボの時のw
安藤「あぁー。殴った覚えがあるんですけど。」
おい(汗
勇騎「ほとんどの小説では1話ぐらいしか出てきてなかったですよね…」
わ、悪かったから!?
堪楙「初めまして。私は勇騎さんのマネージャを務めさせていただいています。堪楙といいます。」
すげえコンピューター女だ(汗&殴られ
憐乃「えっと・・・教えた方が「いや、良いと思いますよ?」夜侍雫
冷たいな!?
憐乃「あ!知ってます!!」
は!?何で知ってんだ!?
コメありがとうございました!それでは!

11.5.26  17:11  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
ポケモンハンター…?怪しい集団ですね★というか、何処かで聞いた事のあるような?
オド「ああああぁぁぁぁ!!思い出したよ、思い出したっ!」
え、ちょっと何急に叫びだして;
レラト「前コラボでそちらにお邪魔した時、ポケモンハンターとか言って居たな・・・」
そうだったのか^^((殴られ
堪楙、新伽羅ですね★でも、それより勇騎の久々の登場にテンションが上がってる私です!!♪((なぜに
隣乃さん!落ち着いてくださいっ((汗
サンダース「え、なにチャンピオンって((目が点になり」
こんな奴放置して構いませんよ((ぇ
あ、マネージャーだったんですね^^確かに想現真にもマネージャー居ましたし・・・。
琴痲「あ、じゃあ私の父さんがチャンピオンなのは知ってる??」
それは流石に知らないでしょ;
それでは、続き頑張ってください!!!

11.5.26  00:21  -  papiko  (papiko)

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