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受け付け店〜希望を〜
5つの音色 朝食で
著 : 窮爽
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「ゴハッ!?これ…辛ッ!?」
「そうかい?普通だと思うんだがなぁ…?」
「絶対普通じゃないわよね。」
朝食。
第一感想。辛い。
暗雌の食べているポケモンフーズも辛いようだ。
堅筮は平然と食べている。
……辛党だ…完全なる…
「ん?ヤぁミカぁラスじゃないかい。」
「開けろ。とっとと。」
堅筮は立ち上がって呟いた。
見るとこの間のヤミカラスが窓ガラスを嘴でコンコンとつついていた。
堅筮は窓を開けてライターを押して火をつけた。
「さて?今日の晩飯は鳥のソテーにしようかぁ?それとも唐揚げがいいかなぁ?」
「それマジ勘弁。」
「ヤミちゃんが窓を突っつくからだろぉ?割れたらどうするんだい?それに、なーに偉そうに言っているんだい?いい加減料理しちゃうからなぁ?」
堅筮は口元の片方をあげながら言った。
それにヤミカラスは真顔で言った。
堅筮はライターをしまってポケットに入れながら言った。
…油断ならないじゃないか。
「でぇ?なーにか情報でもあるのかい?」
「へいへい。全くポケモン使いが荒いっちゃならないぜ。」
「無駄口を叩くのは煮たら出汁が出そうなその嘴かい?」
堅筮はそういいながらペンチを取りだした。
「…あんたはそういう事しないわよね?」
「する訳ないじゃないか…」
暗雌は僕の肩に乗って言ってきた。
僕はため息交じりで言った。
…普通のトレーナーでもしないからね…?
「なぁんか困ってる奴いるぜぇ?」
「あぁ、そうかい。…ねぇ?分かっているだろう?」
「…はぁ。分かった…」
ヤミカラスが言うと堅筮は僕の方を見て笑顔で言った。
僕は渋々了承する。
そこから暫くしてヤミカラスの言った通り客人が来た。
僕と暗雌が行く時、堅筮は唐辛子を齧っていた。
僕と暗雌は接客室に入った。
そこには黒髪のショートカットの女性が居た。
僕は向かい側の椅子に座る。
「あの…」
「あぁ…私は憐乃(レンノ)といいます。実は…この森を通ってディアスシティまで行こうとして居いたのですが…ちょっと不安な事がありまして…」
憐乃はそこから続けた。
「最近…ポケモンハンターP.Fという集団が動いているという話があって…私のポケモン達はバトル向けじゃないし、知り合いはみんな仕事で…仕方なく1人で森を歩いていて…その途中でこの御屋敷を見つけたんです。」
「…という事は一緒に町まで行ってほしいという事ですか?」
僕が尋ねると憐乃は頷いた。
…ポケモンハンターP.F…訊いた事はある。
P.Fは「パーフェクト」という意味があるらしい。
パーフェクトなハンターという意味が込められているという。
ポケモンハンターの中でもトップな存在で失敗する事はまずないという。
「…分かりました。」
「ありがとうございます…!」
「…まぁ、ボディーガードみたいな感じね。」
僕が言うと憐乃は嬉しそうに言った。
暗雌は僕の耳元で言う。
まぁ…そういう事だろうね?
こうして僕と暗雌は憐乃と一緒にディアスシティへと向かった―
2011.5.24 23:07:07 公開
■ コメント (2)
※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。
11.5.25 17:59 - 窮爽 (monoraru) |
おや辛いものですと?うらやましいです((辛いもの大好き 琉惰「まったく、あの人と間逆ですね?」 そうだね((汗 でも辛いものもおいしいよ?朝からキムチ鍋とかさ普通だよ? 琉惰「あなたの家が異常です。気をつけてくださいねお二方様?」 うーんわたしは堅筮さんとどうやら気が合うみたいですけど おいしいのに… ポケモンハンター…また怖そうな名前が… 危険ですものね…ぼでぃーがーどがんばってください! 琉惰「褫寫様じゃないんですからその言い方はおやめなさいませ?」 ぶぅ…チシャのいいかたもいいと思うけどな? お仕事がんばってください! それではノシ 11.5.25 17:50 - harumi (34sykm) |
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辛いもの…私は辛い物が苦手でwでも、塩味、うどんに七味掛けるのが好きでw(え?
本当だw逆だw
堅筮「美味しいだろう?辛い物は。異常ではないと思うんだけどねぇ。そよかぜさん、またキムパしましょうかぁ?」
夜侍雫「お前が異常だと。」
暗雌「同感。」
堅筮な、分かるぞ。分かるが…苦手な奴を巻き込まない様に!
ポケハンです!(おい
夜侍雫「まぁ…言い方は自由だし…?」
そうだねw
コメありがとうございました!それでは!