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受け付け店〜希望を〜

著編者 : 窮爽

17個の音色 事件と

著 : 窮爽

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ドカン!!

「!?」

そんな音に僕は目を覚めた。
暗雌も同じようだ。
今のは…爆発音…!?しかも…屋敷で…?
僕はとっさに食堂へと向かった。暗雌は慌てて僕の後を走った。
食堂の扉をバン!と壊れるんじゃないかと思うぐらいに勢いよく開けた。

「夜侍雫かい。こいつ等がね、シャンデラを狙って襲って来たのさ。」
「しつこいぞ。お前等。」

堅筮とシャンデラはそう言った。
見るとP.Fが食堂に居た。
そして奴等の手持ちであろうポケモン達が居た。
周りを見ると壁に大きな穴があいていた。

「あ゛ぁん?ガキか?引っ込んでな。」
「ん?ちょっと待ちなさい。ブラッキーが居るじゃない…?」

女は暗雌を見ながら言った。
奴等の目線が暗雌に集まった。
…やばいんじゃないか…?

「…確かに…良いかもな。じゃ、シャンデラとブラッキーゲットするぜ!」

男がそういうと他の奴等もポケモンを繰り出した。
うっわ!?

「暗雌、怪しい光!」
「ドータクン、神秘の守り!」

暗雌の怪しい光はドータクンの神秘の守りによって塞がれてしまった。
これは…どうしよう…
シャンデラはシャドーボールや他の技を使って戦っている。
暗雌も自分から戦いに交えている。
僕はどうすれば…?
僕はただ立ちつくしていた。

自分が入って、何が出来るというのか?
逆に足手まといになってしまうのでは…?

そんな思いが僕を悩ませる。
一方で皆は戦っている。皆、自分のため、皆のため…

「……!」

見るとシャンデラの後ろにグラエナが襲いかかっていた。
この時、思いがけない衝動に掛けられた。

「キャンっ!?」

僕はとっさに近くにあったボールをグラエナに当てた。
何とかシャンデラには攻撃があたっていないようだった。
よかった…

「……?」

あれ…今、何でとっさに動いたのだろう…
僕は無意味な事はしない主義だ。
僕が協力した所で役に立てるはずがない…
だけど、今僕は現にシャンデラを助けた。
……

聖巳、君は僕の事を友達…と言ったよね?
でも、僕はそう思っていない。君が一方的に思っているだけ。
…だけど、君は僕を孤独な闇から賑やかな光へと導こうとした。
何故?僕は絶対君のことを認めない。
君がやろうとした事は無意味なことかもしれないんだよ…?

…僕が今やった事は彼女と同じことなのかもしれない…
ボールを投げた所でグラエナの鋭い爪で切り裂かれるだけだ。
だけど僕は投げた。結果、成功した。

……

「夜侍雫!!」
「!?」

暗雌の声に僕はハッとした。
見ると十万ボルトが近くに迫っていた。
と、その時。

ドン!

別の方向から放電の電気が十万ボルトを跳ね返した。
すると、地震が起こった。
当たりのポケモン達は体勢を崩す。

「ったく、面倒な奴らですねぇ?」
「まー、そんなかからないと思うのだよ〜?」

その声の方を見ると男性と女性が居た。男性の後ろには少女が居た。
前にはデンチュラとボスゴドラが居る。

「じゃ、とっとと終わらせますよ?ジムリーダーさん?デンチュラ、放電。」
「分かってるのだよ〜。ボスゴドラ、地震なのだよ〜。」

2人が指示すると2匹は技を繰り出した。
そして、一瞬にして奴等のポケモンは倒れた。
奴等が戸惑っていると―
プオォォーーン!
そんなサイレンの音が聞こえてきた。
警察だろう。

「ふ、ふんっ!私たちなんて一部に過ぎないのよ!アジトにはまだ沢山『アジトの人たちが捕まっていたら?』」

言葉を遮って女性はいった。
奴等はざわめき出した。
バン!
そんな扉の音と共に警察が入ってきた。

「アジトの奴等は全員逮捕した!!ポケモンハンターP.F!!貴方達をを逮捕します!!」

勇ましいジュンサーさんがそう言った。
後ろからも警察が入ってくる。

あの後、警察によって奴等は逮捕された。
アジトでは勇騎さんと堪楙さん、警察が忍び込み、ボスを倒して逮捕する事が出来たらしい。
あの女性と男性、少女。
男性の名はルイさん。三月さんと世界を旅しているらしい。
女性は風導さん。この地方のガリアシティのジムリーダーらしい。
3人とも勇騎さんとの友人で屋敷の騒ぎを聞いて屋敷に行く事を頼んだらしい。

僕等は屋敷の無事な部屋で過ごした。
…堅筮によると、どうしても手放すわけにはいかないらしい。

…僕は…

何か見つける事が…

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2011.5.31  00:15:32    公開


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