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受け付け店〜希望を〜

著編者 : 窮爽

10個の音色 了承

著 : 窮爽

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「…という訳です。」
「あー…僕等はP.Fを追わないとですし…」
「99.999%の確率で無理ですね。」
「細かっ…」

ポケモンセンターで僕は2人と自己紹介をした後、事情を話した。
と、予想通りの結果。
堅筮、こういう人たちは忙しいんだよ…
暗雌は堪楙さんの細かさにボソッと呟いた。

「?残りの0.001%は何ですか?」
「…まぁ、夜侍雫さんがどうしてもと言うのなら不可能ではないです。」

勇騎さんが尋ねると堪楙さんは僕を見ながら言った。
…僕が望んだ事じゃないんだけどな…
そう思いながらも話を聞く。

「暫くの間、貴方方の屋敷に居る。で、朝。いつものように仕事をする。そうすれば夕方から夜頃は貴方方の屋敷に居れますし、朝から昼は仕事ができます。」
「そうですか……」

堪楙さんの話に勇騎さんは考え込んだ。
…どうだろう…

「…断るのも悪いですし…そうしましょうか。」
「あ、ありがとうございます…」

…なんだか、すみません。
僕はそう感じながらお礼を言った。
勇騎さんは優しそうに微笑みながら言った。
それでか一層何故か罪悪感を感じた。
だって、凄くいい人そうに見えるんだけど…というかいい人だよね…
こうして僕と暗雌は2人と共に屋敷へと戻って行った。

「どうもありがとうよぉ?忙しいのに。」
「いえ。」
「夕方からは特になにもありませんし。」

屋敷に着いた後、夕食を食べながら話をしていた。
堅筮に勇騎さんは笑顔で言う。
堪楙さんは理由を言った。
…頼んだのは堅筮だろ…

「部屋は好きな所使っていいからねぇ。」

堅筮はそう言いながら唐辛子スープを飲んだ。
…スープは唐辛子スープに限るってことかな…

「……」
「?どうしたんですか?」

ふと勇騎さんが黙りこんでいる事に気付いた僕は尋ねた。

「あ、いえ…堅筮さんって辛い物が好きなんだなって思ってただけですから。」
「「よくそんな辛い物食べれるな」の間違いじゃないですか?」

苦笑して答える勇騎さんに堪楙さんはそういってコーヒーを口にした。

「ハハ…手厳しいですね…」
「勇騎さんって辛い物苦手なんですか?」
「そうですね…」

僕が尋ねると勇騎さんは頷いた。
…だったら大変だろうな…いつ堅筮が嫌がらせで辛い物を食べさせてくるか分からないし…

「辛い物、おいしーのにねぇ。」
「…度が過ぎてるけどね…」

堅筮の言葉に暗雌はため息交じりで言った。
…確かに。

=============
「カントーに来たの俺初めてですよ!」
「そうなんですか?」

俺はすみれさんを仕事でカントーに来ていた。
俺はカントーに来たのは初めてだった。
今はポケモンセンターで話している。

「……」
「?どうしたんですか?」

するとすみれさんは考え込むように頬杖をついた。
どうしたんだろう…?

「いや…トキア地方って勇騎にとっては大変かな…って考えてました。」
「え?大変って?」

すみれさんの言葉に俺は首をかしげた。

「…勇騎って辛い物が大の苦手で…というか驚くほどの辛い物が嫌いなんですよね…」
「そうなんですか?でも、それの何処が苦労する点なんですか?」

そう、何処に苦労する点があるのだろうか?

「…トキア地方って辛い物が好きな人が多くて…お店なんかも辛い物専門が多いんですよ。」
「あぁー。そういう事ですか。」
「辛い物好きの人に辛い物を勧められたら断れなさそうだなって。だって、断るの苦手ですしね。」

すみれさんはアイスティーを啜りながら言った。
…確かにそういうイメージが…
あ。

「例えるとすみれさんと誠さんですよね。」
「…あぁ、そうですか。」

俺の例えにすみれさんは微笑んだ。
…なんだかある意味怖い。
俺達はそこから席を立ってポケモンセンターを出ようとしたその時。
俺に悲劇が起こった。

「いった!!!?」

突然俺の腹部に激痛が起こった。
それの原因はこうだ。
すみれさんが肘で俺の腹部を突いて来たのだ。

「あ、すみません。手が滑ったので。」
「何処に滑る要素がありますか!?」

俺は腹部を抑えながらすみれさんに言った。
すみれさんはニッコリ笑うと向こうを向いた。
その時、かすかにニヤリと笑ったような気がした…
…余計な事言ったかな。

============
「じゃあ、朝と昼は居ませんので。」
「はい、分かりました。」

勇騎さん達との会話はその一言で終わった。
僕は部屋に入るとベットに倒れ込む。
あー…暑かった…

「今日は暑かったわね。」
「そうだね…」

暗雌との会話はその一言で終わる。
僕はそのまま眠りについた―

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2011.5.28  21:24:32    公開


■  コメント (6)

※ 色の付いたコメントは、作者自身によるものです。

ペレネントさんへ
意外なんですよね(汗
それが無理というこの現状w
その残りを簡単に言われても困りますよね(汗
カントーって個性なキャラが多いですよね^^
コメありがとうございました!それでは!

11.5.29  12:51  -  窮爽  (monoraru)

 こんにちは、ペレネントです。
 99.999%って、意外に性格じゃないのね…。
 しかも、無理ってwwwww
 0.001%を、もっと詳しく知りたい
 カントー地方に来るの初めて!
 良い観光になりますよ。
 
 それでは。

11.5.29  09:28  -  不明(削除済)  (1232)

ユランさんへ
こいつはコンピューター女で(蹴られ
堪楙「正確にです。」(眼鏡キラッ
お前は細かすぎる(汗
勇騎「初めて会った時は本当驚きましたよ;」
まあ、誰でも驚くわなw
辛い後にコーヒー…想像がつかないw
勇騎「…あ、いえ…悪いです「行ってくれば?」すみれ
酷いな!?お前!?こいつ滅茶苦茶いやつなのに?!
安藤「あ…どうも。顔は…普通ですよ。」
…とか言って、お前密かに人気があるじゃねぇか(汗
トキア地方は色んな意味で大変ですw
すみれ「そうですよ。別にやりたくてやってるわけじゃないですからね。」
安藤「いやいやいやいや!?」
誠「絶対内心は穏やかちゃうな…」
うん。同感だ!!
コメありがとうございました!それでは!

11.5.29  01:10  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは〜
99.999%ってwそれ正確なの!?((電卓持ち
シャワーズ「いや、正しくは99.9999%だった!」
イーブイ「ちょっと、細かすぎだよ;」
サンダース「・・・?((目が点になり」
皆、混乱してます((汗
そりゃあ勇騎が驚くのも無理はないですよねwwというか、辛い物食べた後にコーヒーってどうなんでしょうか。
イーブイ「私、コーヒーはスティックシュガー9本入れないと駄目なんだよね・・・」
それって何?カフェオレって事!?
・・・勇騎って辛い物嫌いだったんだ!((吃驚
トリトドン「へぇ・・・あ、じゃあ今度お茶会でも開きますかねィ((唐辛子持ちながら」
お前の考えている事は、だいたい察しがつく!;
安藤さんとすみれ、カントーに来てたんですか!?そしてすみれ登場!いやはや待ってました〜><
エーフィ「・・・あの、安藤さんに失礼じゃない?安藤さんの登場にも喜んだら、ユラン」
Ah...安藤さァァァァァん!!イケメンだよイケメン!私の想像だと★((説得力ねー
トキア地方って、辛い物好きな人多いんですか!?
いや、それにしても堅筮はやりすぎですね(笑)
すみれと誠・・・あぁあ!((意味が分かり大きく頷く
ってかすみれww肘で突くの2回目だよねwww
慧瑠「うはぁ・・・めっちゃ痛そう;」
未威也「男が余計な事言うからいけないネ、すみれさんは別にやりたいわけじゃない、って信じたいヨ。」
あ、信じたい。なのね^^;
それでは、続き頑張ってください!!!

11.5.29  00:45  -  papiko  (papiko)

そよかぜさんへ
すみれを久々にwというかいきなり手をあげた(汗
安藤「あれは酷いですって!?何処に手が滑る要素が!?そういう面ではあの人と気が合う「絶対あり得ない。」すみれ
おい…肘で突くのはリアルのやばいからな…?
こんな奴を…!?ありがとうございます!!
すみれ「ありがとうございます。」
さてさて。初めてレギュラー入りのこの人w
勇騎「秘色さん…本当辛いものって大変ですよね…」
堅筮「分かってないなぁ?ね?青磁さん。」
一気に気が合いそうな2人が2組できた…!?
コメありがとうございました!それでは!

11.5.28  21:36  -  窮爽  (monoraru)

こんばんは!すみれさんだっ><
勇騎さんやすみれさん登場ですね^^
好きなキャラなのでテンションがッ!
青磁「自分も結構辛いもの好きなんですッ!気持ち分かるでありますッ」
秘色「オレっちはパスかな…」
おいしいんですけどね^^;
にしてもすみれさん、手が滑ったのには無理がありすぎです
よ((汗 どっかの甘党さんと、似たようなことを…
相変わらずですね^^そんなすみれさんが大好きですッ!
それでは、ノシ

11.5.28  21:30  -  harumi  (34sykm)

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