相変わらず砂嵐状態のどんよりした雰囲気に一石を投ずるべく、
晴れパを持ちこんでおります。
結構活躍してくれたので投稿してみます。
では、今回は晴れパ代表キュウコンの育成論です。
補助的な意味合いが強い型です。
基本形であるキュウコンはこちら → 異群阿山様のキュウコン(bw/538)
- この育成論ではHABCDSという略称を用います
- 勝手にリンクを貼らせていただいております。都合の悪い方はご連絡ください
- ダメ計にはトレーナー天国様のツールを用いております。
- キュウコンについて
ひでりを手に入れたことで晴れパの代表格にまで成長しました。
ひでり時の火力は特殊エース級です。
そこそこの特殊耐久、激戦区のS100族であることから、
ある程度の特殊攻撃を受けつつ攻撃・補助を行っていくのが第4世代でした。
×1/2 虫・鋼・炎・草・氷
×2 岩・地・水
これからわかるように、ウルガモスなどほぼ完封できる相手も存在します。
今回はもらいびでないのでそうはいきません。
ひでり状態をつくるため、そして継続させるためには、
エース仕様でない型も必要になってきます。
今回はその考察です。
- 特性
ひでりで確定です。
もらいびだと繰り出せる範囲が増えそうですが、増えません。
- 持ち物
ラムのみ
状態異常にされると機能しにくいので持たせておきます。
火力重視にするならこの型にしないほうがよいので。
- 性格・努力値
おだやか
努力値:H212-B204-C4-D68-S20
実数値:175-x-121-102-141-123
Sは最速バンギラスより実数値で1低くなるように調整しています。
したがって、最速バンギラスと対峙したときは晴れ状態が確定となります。
これについての詳細は立ち回りのところに書いております。
Hは砂ダメが少なくなるよう16n-1調整。
BはA180振り鉢巻いじっぱりバンギラスのストーンエッジ+砂ダメを
やけど込みで確定1耐え調整です。
何がなんやらわからないので下のダメ計をご覧ください。
残りをDとCへ振っております。
- 被ダメ計算
A180いじっぱり鉢巻バンギラス(土偶様:bw/292)
ストーンエッジ 76.5%〜92.5% (やけど込みです)
A252ようき珠テラキオン
インファイト 76%〜89.1%
C252おくびょう襷バンギラス(Raiser様:bw/810)
あくのはどう 27.4%〜32.5%
C252おくびょう珠ラティオス
りゅうせいぐん 76%〜89.7%
C252おくびょう珠スターミー (晴れ状態で計算)
ハイドロポンプ 53.7%〜64%
- 技構成
<確定技>
オーバーヒート
メインウェポンです。
攻撃する機会が少ないこの型ではC2段階ダウンはそこまで気になりません。
1発の火力を求めるので推奨です。
打ち合いの可能性を考える方はだいもんじとの選択です。
かえんほうしゃは明らかに火力不足です。
弱点をつける相手なら大抵確定1圏内となります。
※ダメ計は、確定欄の振り方、および晴れ状態を考慮しています
H6バンギラス 28.9%〜34%
HDナットレイ 161.3%〜192.2%
HDモロバレル 84.1%〜98.6%
H6ウルガモス 61.4%〜72.6%
おにび
誘う物理に一貫します。
もらいび持ちを呼びやすいので少し注意が必要です。
<候補技>
もらいび持ちに完全に止まる技構成ですが、
基本的にそういった相手に決定打となる技をキュウコンは覚えないため、
やはり補助的な役割が求められます。
いたみわけが非常にほしいです…
ソーラービーム
自身が弱点とする水・岩・地タイプへの遂行技となります。
この型では、
火力がそこまでない + 味方に草タイプが入るのはほぼ確定
という要素からあまりおすすめしません。
H252ラグラージ 81.1%〜96.6%
D252ドサイドン 69.4%〜82.1%
しんぴのまもり
後続の状態異常回避です。
今や状態異常1つがパーティを壊滅させるのでその対策です。
見せあい63という短期決戦が主流となっているので扱いやすくなった感じがします。
さいみんじゅつ
命中は低いですが一貫性のある技です。
眠らせて後続に託すということができますが、
今作から起きるのが早い点に注意が必要です。
ほえる
みがわりを駆使し、
キュウコンを起点にしてやろうとする積みポケたちを追い返しましょう。
どくどく
キュウコンは特殊アタッカーであると思い、
受けに来る特殊受けに盛ってあげましょう。
鋼を誘わない分、一貫性は高いです。
おにびとの両立もありです。
まもる
拘りロックや、相手の様子見に使います。
あると非常に楽です。
かなしばり
入れる場合はまもるとセットだと扱いやすいです。
自分より遅い相手の行動を封じられるため、相手への交換強制力となります。
パワースワップ
メインがオーバーヒートなのでありです。
主に後続の補助となります。
交換強制力が働きますので、こちらのエース投入の機会となるかもしれません。
- 運用について
先発でいきます。
もちろんひでりのためです。
場合によっては先発でなくてもかまいません。
雨パと対峙した時は強引に水技読みで繰り出していけます。
今回重要になってくるのが
最速バンギラス1抜かれ調整(変な名称ですね)です。
天候操作ポケが対峙した場合、S実数値の低いポケの天候となります。
最速バンギラスのS実数値が124であることから、
今回の調整では確実に「ひざしがつよい」状態になります。
ちなみにスカーフを持たせて、ひでり + キュウコンの先手というのはできません。
スカーフを持たせるとSが逆転し、砂嵐状態となってしまいます。
まず、バンギラスの型を見抜くことが重要となります。
まもるを入れておけば読みやすくなります。
☆ ひでりが発動する ⇒ 相手は最速である
見せあい時点で相手にガブリアスが見えたら70%ぐらいで麻痺巻き型です。
(体感的なものなので参考にしていただければ)
この麻痺巻き型ですが、特殊型であることが圧倒的に多いです。
このキュウコンの耐久調整で行くと悪の波動を確定3耐えです。
このタイプへの立ち回りは以下のようになります。
1.バンギラス「電磁波」 → キュウコン ラムで回復 「しんぴのまもり」
2.バンギラス「悪の波動」 → キュウコン「おにびorどくどくorかなしばり」
3.キュウコン交代 → バンギラス「悪の波動」or 交代
といった感じです。格闘タイプを出してあげましょう。
☆ ひでりが発動しない ⇒ 耐久調整、鉢巻などの型
こうなると物理型が多いので
バンギラスを受けられるポケモンへの交換が必要です。
地震を受けやすい草タイプや、
ストーンエッジを受けやすい地・格タイプを用意しておくといいですね。
このタイプへの立ち回りは以下の通りです。
1.キュウコン「おにび」 → バンギラス「じしんorストーンエッジ」
2.キュウコン交代 → バンギラス「じしんorストーンエッジ」or交代
後続の補助をしたと思って素直に引きましょう。
このキュウコンは主に後続の補助となるような立ち回りでいきます。
有利な状況をつくれたら後続に託しましょう。
とはいえ、天候操作要因なので大事に扱っていきたいです。
遅いバンギラスが相手の場合は、後続のポケモンで倒したのち、
必要であれば晴れ状態にさせるために、
- 最後に
自分のパーティに合わせた選択をしていただければと思います。
このキュウコンと以前投稿させていただいたナッシーで組み合わせていますが、
なかなかの働きをしてくれます。
砂嵐さえなければ身代わりガブが怖くないですからね。
〜のダメージ計算がほしい、〜がおかしい、〜についてもう少し詳しく、
などなどありましたらコメントのほうによろしくお願いします。
どなたでも書き込めますので、ぜひ様々な意見をお聞かせください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。