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【 
特攻
)BW初の育成論はシュバルゴです
本当は眼鏡サザンドラの考察を投稿しようと思ったのですが、流行ると困るので先にシュバルゴを書き上げましたｗ
評価の際にはコメントを戴けると非常にうれしいです。今後のためにも、ご協力お願い致します。
評価１を入れた方はなぜ評価１を入れたのか、この型に対する所感をコメントしてみてくださいね
本当に考えあってのことならば何かしら言えるはずでしょう
★努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。ケースに応じて調整してください。
★ルールは見せ合い６→３を想定しています。
★この育成論ではHP攻撃防御特攻特防素早さをそれぞれHABCDSと表記しております。*シュバルゴ概要
タイプはハッサムやフォレトスと同じ虫鋼、弱点は炎のみ4倍で抵抗タイプなども加味するとナットレイにも通じるところがあります。
単純に種族値を見てみると
H A B C D S
シュバルゴ 70 135 105 60 105 20
ハッサム 70 130 100 55 80 65
ナットレイ 74 94 131 54 116 20
となっており、ナットレイより高い火力とハッサムより高い耐久が目を引きます。
しかし、技においては一番貧弱で、とてもじゃありませんが他の2匹には勝ち目がありません。
特にハッサムと比べると蜻蛉返りやバレットパンチを使えないため、まったく同じ運用は不可能です。
またラティオスが相対的に強くなったBW初期ではハッサムやナットレイの需要が高く、それに応じてめざめるパワー炎や大文字などの炎技がサブウエポンとして人気を集めているため、活躍は難しいと言わざるを得ないでしょう。
それでもシュバルゴは貴重なタイプ一致メガホーンの使い手、ハッサムやナットレイでは到底及ばない火力は何とも魅力的です。
シュバルゴには瞬間火力とそこそこの耐久を活かしたピンポイントな運用がマッチしそうですね。
- この型のシュバルゴについて
火力に目が行きがちですが、見た目の数値以上に耐久が非常に優秀です。
なんと性格補正なしでもHD252で、アイテム無の補正無ラティオスのめざめるパワー炎を耐えてしまいます。
またアイテム無A252ガブリアスの炎の牙も同条件で耐えられます。
この耐久の高さをバックボーンに何とか火力を押し付けられるよう行動回数を稼いであげたいところ。
というわけで、今回の最大の仮想敵はラティオスです。
ラティオスと言えば、第4世代では命の珠やこだわりメガネを持った高火力流星群の押しつけが流行しました。
第5世代では厄介ではあるがラティオスよりは遅いポケモンが増えたため、相対的に強化されたといっても過言ではないでしょう。
同戦術の強さも色褪せてはいません。
シュバルゴは一番厄介な流星群に抵抗を持っています。
そのため流星群受けで繰り出していくことを想定していきましょう。
努力値の振りはHDベース。
場合によっては流星群を何度も受けたいこともあるので、特殊耐久重視です。
また折角繰り出しがある程度安定するのですから、ラティオスを狩れる可能性を少しでも確実なものに近づけたいですよね。
そこで追い打ちを使います。
シュバルゴはAの種族値が高いため、補正をかけてA4振りにこだわり鉢巻を持つだけでH4振りラティオスが確定1発になるのはポイント（交代時）。
この火力と耐久の両立はハッサムでは実現できる代物ではありません。
ラティオス処理ピンポイントについてはシュバルゴの方が優秀です。
（ここで言う「処理」とは、あくまでもラティオスを倒すことであり、スカーフハッサムなどとは比べる対象ではないものとします）
ここで懸念が残るのはめざめるパワー炎です。
さすがに面と向かって撃たれてしまうと大変厳しいものがあります。
ですが一度流星群を撃たせることで、理論上ラティオスへの後出しからの処理がかなり安定します。
詳細は後々ダメージ計算の項目でご覧ください。
以上より、この型はラティオスをピンポイントで狩る型となります。
ピンポイントといっても、ラティオスを潰すことで動きやすくなるポケモンには強力なものが多いので、想像以上に有利になります。
勿論パーティ構築の段階からシュバルゴの採用を前提にしていかなければ辛いものはありますが・・・
それでも誘うポケモンの対策をしっかりと組むことで素晴らしいサポーターとして機能しますよ。
身代わりガブリアスだけはその中でも比較的厄介ですが、襷持ちのより速いポケモンに任せたり連続攻撃技で攻めたりと、手がないわけではありません。
今の環境・・・と言えるほど定まってはいませんが、暫定的な今の環境でもガブリアスは襷とスカーフ持ちが多いので、対抗策を練っているのならばあまり気にする必要は無いでしょう。
その他のポケモンのダメージ計算も思いついたところは軽く掲載しておくので、そちらを参考に火力や耐久の指数を把握していただければ幸いです。
あくまでも参考レベルですので、無理やり突っ張るのはお勧めしませんがｗ
- 性格、努力値、ダメージ計算
性格はいじっぱりです。
同速にナットレイがいるのでSに下降補正はかけません。
努力値は H252 A4 D252 という振り方をします。
ステータス実数値では 177-171-125-*-157-40 が理想です。
ちなみに慎重で同じ実数値を目指すと、能力値が1低くなります。
・物理火力
★与ダメージ計算（こだわり鉢巻込）
ダブルニードル1発分 でHB252図太いエルフーン→ 29.9%〜35.9%
ダブルニードル1発分 でH4B252エルフーン→ 39.7%〜48.5%
メガホーン でHB252図太いスイクン→ 45.4%〜54.1%
ダブルニードル1発分 でH4ラティオス→ 47.4%〜57.6%
メガホーン でｺｯﾄﾝｶﾞｰﾄﾞ1積みHB252図太いエルフーン→ 57.4%〜68.2%
メガホーン でH252B84ナットレイ→ 59.6%〜70.1%
メガホーン でH252メタグロス→ 62.5%〜73.7%
メガホーン でH252ナットレイ→ 63.5%〜75.1%
非交代時追い打ち でH4ゲンガーー 72%〜85.2%
メガホーン でH4ガブリアス→ 82%〜96.7%
メガホーン でH252ウォッシュロトム→ 86.6%〜103.1%
メガホーン でHB252図太いブラッキー→ 96%〜113.8%
交代時追い打ち でH4ラティオス→ 100%〜117.9%
交代時追い打ち でH4スターミー→ 107.3%〜127.9%
アイアンヘッド でH4テラキオン→ 125.7%〜148.5%
・物理耐久
★被ダメージ計算
A252勇敢ナットレイの パワーウィップ→ 18%〜21.4%
アイテム無A252ガブリアスの 逆鱗→ 27.6%〜32.7%
A252陽気オノノクスの 地震→ 33.8%〜40.6%
A252意地っ張りメタグロスの 地震→35%〜41.8%
A252テラキオンの 聖なる剣→ 41.8%〜49.7%
A252テラキオンの ストーンエッジ→ 46.3%〜54.8%
A252テラキオンの インファイト→ 55.3%〜65.5%
アイテム無A252ガブリアスの 炎の牙→ 81.3%〜97.1%
・特殊耐久
★被ダメージ計算
C68スイクンの 熱湯→ 19.2%〜23.7%
C68スイクンの 波乗り→ 23.7%〜27.6%
命の珠C252ゲンガーの 気合玉→ 38.4%〜45.1%
C252控え目ウォッシュロトムの ハイドロポンプ→ 42.3%〜49.7%
命の珠C252スターミーの ハイドロポンプ→ 48%〜57.6%
命の珠C無振りガブリアスの 大文字→ 85.8%〜101.6%
命の珠C252ゲンガーの めざパ炎→ 90.3%〜108.4%
※ラティオス関係
アイテム無C252ラティオスの 雷→ 29.9%〜35.5% 乱数3発 (21.7%)
命の珠C252ラティオスの 雷→ 38.4%〜45.7% 確定3発
こだわり眼鏡C252ラティオスの 雷→ 44.6%〜52.5% 乱数2発 (17%)
アイテム無C252ラティオスの 流星群→ 25.9%〜30.5%
命の珠C252ラティオスの 流星群→ 33.3%〜39.5%
こだわり眼鏡C252ラティオスの 流星群→ 38.9%〜45.7%
C2段階DOWNアイテム無ラティオスの めざパ炎→ 36.1%〜42.9%
C2段階DOWN命の珠ラティオスの めざパ炎→ 45.1%〜54.2%
アイテム無C252ラティオスの めざパ炎→ 70%〜83.6%
命の珠ラティオスの めざパ炎→ 90.3%〜108.4%
・素早さ
ナットレイは下降補正無振りor実数値45程度まで努力値を振っていることが多いので、こちらは無振り。
Sに回す努力値はありません。
- 技
・確定技
おいうち
ラティオスを狩るために必須。
特にこだわり持ちの相手は問答無用で倒すことが出来ます。
居座りめざパ炎などの判断は適宜読み合いで。
最悪そこそこ削ることが出来ればOKなのである程度割り切って使います。
狙いやすいのは２サイクル目ですが、めざパ炎持ちには１サイクル目で勝負を決めたいところ。
ただめざパ炎は最速にできないため、判明すればこちらのラティオスで圧力をかけることが出来完全な無駄死ににはなりません。
メガホーン
タイプ一致の高火力技。
等倍でも大ダメージを与えることが出来ます。
この技があると、地味にスイクンやウォッシュロトムに有利です。
・選択攻撃技
アイアンヘッド
一応タイプ一致。
ですが誘うタイプに半減であるのであまり使いません。
テラキオンピンポイントの技。
ダブルニードル
身代わりラティオス対策。
流星群読み交代読み身代わりが面倒なので推奨。
エルフーン対策・・・というのは微妙ですが、所持していないのとでは雲泥の差。
カウンター
まともな攻撃技に恵まれないため選択肢に入ります。
竜の舞を舞ったギャラドスなどに一応役割破壊的な感じで。
終盤、仕事の無くなったこいつで「見ろ、見事なカウンターで返した」とできれば儲けもの。
おんがえし
等倍をとりやすい技。
採用は好みで。
きしかいせい
鋼に抜群。
シェルアーマーと相性は良いですが、鈍足ゆえにダメージを想定しなくていけません。
大ダメージを狙うのは難しいです。
つばめがえし
ウルガモスにノーリスクで最大ダメージを取れる技。
交代読みで使うことになりますが、特性も考えると不必要。
・選択補助技
どくどく
スイクンには素で有利なため、使う対象が不明。
サンダーやライコウに決まればおいしいですが、局面が想像できないうえラム持ちも多いです。
- 持ち物
こだわりはちまき
ラティオスを追い打ちで狩るために。
個人的に、これを持たないと劣化ハッサムと言われても仕方がないかと思います。
- パーティ構成
ラティオスを倒せるので、安心してラティオスに弱いポケモンを採用できます。
勿論シュバルゴのみにラティオス対策を丸投げするのは論外ですが。
必ずパーティに組み込む必要があるのは、ウルガモス,ガブリアス,サザンドラ,（ボーマンダ）対策。
ちょうどここらに強いポケモンはラティオスに弱かったりするので相性は良いです。
中には持ち物次第でラティオス対策を厚くできるポケモンも。
そもそも何に強い弱いというのは持ち物ひとつでガラッと変わるので、選択肢は思いのほか多いです。
また終盤の抜きエース、例えば命の珠スターミーやスカーフ持ちアタッカーなど、を用意するのも必須。
折角ラティオスを倒してもそこでパーティが息切れしてしまっては元も子もありません。
構築するのも楽しみの一つだと思うので、よかったら色々試してみてくださいね。
★それでは長々とお付き合い頂きありがとうございました。
★ご意見、ご感想はコメントまでよろしくお願い致します。
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