今回はトドゼルガです。
リクをもらったので投稿します。
タイトルは最速仕様のトドとなっていますが、
今回の考察は無限トドゼルガそのものについて紹介するといった内容にしていて、
対戦ルールや型を限定するものでは無いのでそこを留意して見ていただけると幸いです。
HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ=H,A,B,C,D,S
個体値MAXを想定、計算はトレーナー天国のツールです。
- 概要
まずは前置きとして無限トドゼルガとは何かについて説明します。
無限トドゼルガとは霰パーティにおいて起用されるトドゼルガのことで、
特性のアイスボディ(霰状態の時、毎ターン最大HPの1/16回復)と
食べ残しの回復(毎ターン最大HPの1/16回復)を組み合わせることによって、
身代わり(HP1/4消費)→HP1/8回復(アイスボディ+食べ残し)→守る→HP1/8回復→身代わり→...といった動きをします。(守ると身代わりの順番を入れ替えても結果的には同じようにサイクルが回ります
この動きをすることで1回目の身代わりから2回目の身代わりまでの間で身代わり分のHPは回復されているので、
理論上MAXで32ターン(守ると身代わりの最大PPを足したターン)の間このような動きが出来ることになります。
その間相手は霰ダメとPPを削られ続けることになるので対策をしていなければ詰みといった状況に追い込むことが出来ます。
そして、この戦術は霰下で行うことを前提としているので霰始動のユキノオーが必須となります。
トドゼルガは場に出たらすぐにパターンに入りたいので、自力で霰を降らしたりするのは論外です。
必ずユキノオーをパーティに入れておきましょう。
- 構成
性格:図太い
努力値:188-0-164-0-0-156
実数値:209-×-144-115-110-105
※HP16+1(みがまも考慮),身代わりのHPは52
吹雪/絶対零度/身代わり/守る @食べ残し
火力
・吹雪
155-131ラティオスを確定2(77.4%〜92.9%)
187-121カイリューを確定2(70.5%〜83.4%)
183-85ローブシンを確定2(50.8%〜60.6%)
175-128サンダーを確定2(69.7%〜83.4%)
161-105スターミーの身代わりを中高乱数で破壊(38〜45ダメ)
耐久
A151ハッサムの蜻蛉返りを身代わりが確定耐え(42~51ダメ)
A168ハッサムの蜻蛉返りを身代わりが中乱数耐え(46~55ダメ)
A188鉢巻メタグロスのコメットパンチ確定2(53.1%〜63.1%)
A181テラキオンのインファイト耐え(81.3%〜97.6%)
A182鉢巻ガブリアスの逆鱗確定2(61.1%〜72.5%)
A204鉢巻カイリューの逆鱗確定2(68.2%〜81%)
A211ローブシンの根性マッハパンチ高乱数2(48.3%〜56.8%)
C143眼鏡FCロトムのボルチェン確定2(72%〜86.2%)
C143FCロトムのボルチェン高乱数2(48.3%〜57.8%)
C182眼鏡ラティオスの流星群中乱数1(50%)
C182珠ラティオスの流星群耐え(80%〜94.7%)
C145サンダーの10万ボルト確定2(66.9%〜80.3%)
技は身代わり守るはコンセプト上確定。
候補技は波乗り、前歯、アンコ等ありますが、
吹雪は霰下で必中かつ最高打点、ラティやサンダーに打点を取れる点、
絶対零度は小さくなるを無視できる点、3割の勝ち筋が保障される点
から確定欄はこの組み合わせになっています。実際に使用してみると
他の技が欲しい場合もあるかもなので適宜調整してもらえれば。
PP合戦を想定するならばPPの多い波乗りを入れてみたり...といった感じです。
調整はB重視で意義としては無補正A4振りの役割重視ハッサムの
蜻蛉帰りを身代わりが確定で耐える程度で戦術の破綻を防ぐため、
霰パに来やすい鋼ポケが物理に偏っていることなどがあります。
Sは準速ラッキーを抜きつつ、無振りFCロトムに抜かれる値(後攻ボルチェンの防止)で無限戦術を考慮しての値です。
配分としてはほかにも
209-×-130-116-122-105(188-×-68-4-92-156)
A151ハッサムの蜻蛉返りを身代わりが中高乱数耐え(46〜55ダメ)
A168ハッサムの蜻蛉返りで身代わりが高乱数で破壊(51〜61ダメ)
C182眼鏡ラティオスの流星群確定耐え
のようにBからDに回しラティオスとの対面を重視してみたり、
SをAS鉢巻バンギ抜きの114(=最速ラッキー+2)まで伸ばしたりと、
微調整の仕方はいくらでもあると思います。
- サンプル構築
ブログにも挙げられていますが、テンプレ構築を紹介しておきます。
配分は育成論に無いものに関しては自分の使っているものを載せておくのであしからず(
- ユキノオー@襷 参考:bw/1575
霰始動。やどまもと定数ダメで削りとトドへの補助も兼ねる。
- トドゼルガ@食べ残し
- サンダー@眼鏡 参考:bw/2484
ノオーとの相性補完、霰の苦手な鋼、武神、ウルガ等に打点を持てる。
- ガブリアス@スカーフ 183-182-115-×-106-169
抜きエース。縦の相性も良く、スタン選出でも動きやすくなっている。
ウルガサンダーボルトに刺さるエッジ、ガッサに刺さる燕返し。
- メタグロス@鉢巻 187-176-151-×-123-105
眼鏡ラティ波乗り超高乱数2耐え
準速ラッキー+3
バンギノオーやパルシェン、龍に当てれる。
安易な受けを許さないトリックを持たせ、起点にされるのを防ぐ意味もあります。
- ローブシン@オボン 207-170-116-×-122-67
眼鏡ラティオスの流星群最高乱数切り耐え
S無振り武神+2 残りA
砂やパルシェンに対する圧力。
Dにがっつり振ることで広範に撃ち合えるように。
各々のポケモンが確固とした役割を持った素晴らしいテンプレ構築だと思います。
ユキトドを組み立てる際はこれを参考にしつつ弄っていけばいいでしょう。
- まとめ
ノオートドともに現環境に多いステロに弱い所が痛い所。
バンギやカバルドンなどはその代表格なので選出時には注意したいところです。
実際には見せ合い時に圧力として置いておいて相手の選出を縛り、
上の構築でいうサンダーガブリグロスというようなスタン選出が多くなるかと思います。
第4世代から続く高種族値スタンなので安定感は抜群ですねw
考察は以上です。
ここまで見ていただきありがとうございました。