今回投稿させていただきます、むすたんぐです。
今回はオノノクスについて考察していきます。
- 始めに...
Lv50フラット、シングル63を想定
個体値は全て理想値
HABCDSなどの略称を使用します
ダメージ計算はトレーナー天国様のダメージ計算機を使用
- 概要
圧倒的な攻撃力、氷2倍を活かすために耐久調整を施した型です。
「ガブとカイリューを基準にした調整をメタる事」をコンセプトとしました。
また、このコンセプトはオノノの採用理由にも直結してきます。
- 構成1(耐久重視)
特性:型破り
性格:意地っ張り
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:188-44-4-0-36-236
実数値:175-190-111-×-95-147
持ち物:龍ジュエルor龍プレートorラムの実
技構成:逆鱗/地震/龍舞/挑発orDチョップ
・耐久のライン
定数ダメ最小の16n-1調整
ドリュウズ@珠(A205)の地震+砂ダメを確定1耐え
バシャーモ@珠(A172)の飛び膝を高乱1耐え
メタグロス(A187)のコメパン→バレパンを確定耐え
エンペルト(A95-C165)の冷凍B→アクジェ(激流)を確定耐え
ボルトロス@珠(C177)のめざ氷を確定1耐え
(≒ほとんどのめざ氷を耐える)
水ロトム@眼鏡(C143)のドロポンを高乱2耐え
・火力のライン
カイリュー@珠(A186)の逆鱗耐え調整を逆鱗(ジュエル)で高乱1
メタグロス(H187-B153)を地震で確2
水ロトム(H157-B127)を地震(A↑)で確1
・素早さのライン
最速81族+1
所謂175オノノクス
対面したポケモンに関係なく、確実に積む事を重視したHSベースです。
ほとんどの一致技、めざ氷や冷凍Bを耐えるため、強引に積むプレイングが可能。
オノノにしてはAが若干低いため、ジュエルやプレートによる火力の底上げ、ステロや蓄積ダメなどでのサポートが必要となります。
かつては最速61族抜き、最速70族抜きなどを素早さの調整例として上げていましたが、カイリューのマルスケを無視出来る点がオノノの強みであるため、現環境において最速80族抜きはほぼ必須です。
持ち物は火力の底上げに繋がる龍ジュエルや龍プレート、状態異常に対して強くなれるラムが有力候補です。
龍ジュエルや龍プレートはガブやカイリューを基準とした耐久調整を崩せるため、オノノのコンセプト(≒採用理由)にとてもマッチしています。
ラムは挑発と組み合わせれば、ブルンやカバなどの耐久ポケを積みの起点にする事が出来るため、戦術の幅が広がると共に安定感も増します。
技構成は逆鱗/地震/龍舞までは確定。
残りの1枠は厄介な補助技を遮断出来る挑発、みがわりや襷意識のDチョップのどちらか一方が無難かと思われます。
BW2で馬鹿力を習得しましたが、ナットピンポである事、繰り出し性能が低いエースにとってAダウンは厳し過ぎる事を考慮すると、挑発やDチョップ以上の価値があるとは思えないため候補外となります。
けたぐりはナットにも刺さりますし、龍舞1積みの地震では確1取れなかったバンギに確1を取る事が出来るため、ワンチャンあるかもしれません。
- 構成2(火力重視)
特性:型破り
性格:意地っ張り
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:60-180-20-0-12-236
実数値:159-209-113-×-92-147
持ち物:龍ジュエルor龍プレートorラムの実
技構成:逆鱗/地震/龍舞/挑発orDチョップ
・耐久のライン
定数ダメ最小の16n-1調整
テラキオン(A181)のインファ→石化を高乱耐え
ドリュウズ@珠(A187)の地震+砂ダメを確定1耐え
メタグロス(A187)のコメパン→バレパンを確定耐え
メタグロス@鉢巻(A176)のコメパンを確定1耐え
ボルトロス@珠(C177)のめざ氷を高乱1耐え
(≒ほとんどのめざ氷を耐える)
・火力のライン
性格補正の効率を重視した11n調整
ガブリアス(A182)の逆鱗耐え調整を逆鱗で高乱1
クレセリア(H227-B141)を逆鱗(A↑+ジュエル)で高乱1
グライオン(H179-B177)を逆鱗(A↑+ジュエル)で確1
ハッサム(H175-B136)を逆鱗(A↑+ジュエル)→逆鱗(A↑)で確定
ハッサム(H175-B136)を逆鱗(A↑+プレート)で確2
ヒードラン(H193-B127)を逆鱗(A↑+ジュエル)→逆鱗(A↑)で確定
ヒードラン(H193-B127)を逆鱗(A↑+プレート)で確2
・素早さのライン
最速81族+1
オノノクスの最大の武器である高火力を重視した型です。
性能、採用理由の両方において最もオノノらしい型ではないでしょうか?
ムドー以外の物理受けで受ける事は不可能に近いため、受けループに対して強烈な圧力を掛けていく事が出来ます。
耐久は最低限しか確保されていないため、構成1のように強引に積むプレイングは出来ませんが、1回でも積んでしまえば「ガブ@鉢巻(A182)の逆鱗耐え調整」をほぼ貫通するため、別の意味での耐久(≒反撃されなければHPは減らない)はあります。
- 構成3(素早さ重視)
特性:型破り
性格:陽気
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:60-220-20-0-12-196
実数値:159-195-113-×-92-156
持ち物:龍ジュエルor龍プレートorラムの実
技構成:逆鱗/地震/龍舞/挑発orDチョップ
・耐久のライン
構成2と同じですので省略
・火力のライン
構成1とほぼ同じ(+α)ですので省略
・素早さのライン
最速88族+2
準速102族+2
構成1、構成2よりも素早さを多めに確保した型です。
龍舞1積みで準速スカガブや準速スカサザン、龍舞2積み(or天候を変える)で最速ドリュや最速グドラを抜けるため、性格を陽気にする事で得られるメリットはなかなか大きいです。
耐久力は若干心許ないですが、あまり火力を削り過ぎるとオノノの採用理由である高火力に支障が出るため、陽気の場合はASベースが基本となります。
HSベースにするくらいであれば、ASベースのカイリューを採用した方がいいです。
- 運用
後出し出来るほどの耐久力が無いため、先発か死に出しが基本です。
よほど相手が悪くない限り、初手は龍舞(or挑発)が安定行動です。
1回でも龍舞を積めれば、ガブやカイリューを基準とした耐久調整を崩せるため、両者以上のタテ性能を誇ります。
カイリューを除くドラゴンとの対峙は基本的に不利なため、ガブやラティを見れるポケモン(グロスやノオーなど)の採用は必須です。
- 終わりに...
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- 更新履歴
8月4日
育成論の内容を大幅に変更