HGSSの頃から3回目の投稿となります。
今回投稿するのは、ナゲキさんです。
頑丈ダゲキが多い中、
ナゲキが不遇と思われる方も少なからずいらっしゃるように見えますが
HPが高い
攻撃種族値が低くない
耐久面が悪くない
鈍足…これはマイナスか…。
性格や努力値のほうは別に「のんき」に拘る必要は無いと思います。
「しんちょう」なども有りかと。
*ご指摘がありましたので「わんぱく」に変更しておきました。*
実数値で言うと、
H227
A120
B123
D129
S67(4振り45族抜き調整です)
であれば問題無くいけます。
*同速にローブシンやイワパレスといった物理型がいるので*
*先手ビルドを詰む為にご指摘より思考し、調整致しました*
「いじっぱり」ではない理由は耐久面を強化して
採用率の高いポケモンの大技を2回耐える為です。
…といってもやはり、珠持ちの大技、になると苦しいですが…。
この型の役割
岩・悪の刺さる、ゴースト・炎・エスパー・飛行
あたりを、返す刀で返り討ちにしてしまいます。
火力がないので抜群の取れる相手でないと厳しいのがネックです。
刺さる相手は多いが、刺さらない相手と対面してしまった場合
物理であれば、
ビルドを詰んでからの「ともえなげ」で強引に流してしまいます。
格闘技が抜群で物理型であるはずなのに居座る、という場合
高確率で「カウンター」の可能性がありますので
ビルド積みからの「ともえなげ」で対処します。
「ともえなげ」によって、カウンター不発の襷潰し、という事になりますので
後続で倒すにしてもかなり戦況が有利になります。
まぁ当然なのですが
見せ合い63で手持ちの技
岩・悪・格闘の刺さる相手が少ない場合は選出を控えたほうがイイです。
それでも耐久が信じられません
はい、種族値85はそこまで完全なる信頼を得る事はできないかもしれません。
=物理耐久面=
いじっぱり252珠ガブの逆鱗:144〜169dm
「確2」(オボンの回復量が間に合いませんw)
上記条件ガブのじしん:119〜141dm
「オボン込み、乱数2」
いじっぱり252ドンファンのじしん:87〜103dm
「オボン込み、確3」
いじっぱり252グライオンのジュエルアクロ:245〜289dm
「確1」
さすがに一致ジュエル抜群は耐えれないようです…。
(計算ミス失礼いたしました、修正しました。)
(上記、相性の悪いポケモンで対処不能です)
いじっぱり252マニューラのつじぎり:31〜36dm
「オボン込み、いっぱい」
上記条件マニューラの冷凍パンチ:65〜77dm
「オボン込み、4確」
ようき252マニューラのつじぎり:28〜33dm
「オボン込み、いっぱい」
ようき252マニューラの冷凍パンチ:60〜71dm
「オボン込み、乱5」
*追加ダメ計算*
=同速同タイプのローブシン=
耐久はわずかにナゲキ有利ですが、攻撃力が凄まじいポケモンですね。
しかも、こちらは耐久振りですが相手は「いじっぱり252」という
攻撃極振りが多いので、対面して嬉しい相手ではなさそうです。
いじっぱりA252 実数値211 のアームハンマー(威力一致で150)
97〜115dm
「オボン込み、確定3」
一応4振り抜き調整ですので、先手ビルドの計算もしておきます。
上記同条件 実数値211 のアームハンマー(先制ビルド1積み)
64〜76dm
「オボン込み確4」
上記同条件 実数値211 のアームハンマー(先制ビルド2積み)
49〜58dm
「初手上記dmだと計算して、2発目でオボン発動
残HPは120〜150前後だと思われます。 」
「下記例ダメ計算は、ATとして採用される場合の種族値として
メジャーどころがこの種族値である事が多いので載せております。
ある程度の目安としてご覧いただけたら幸いに思います。」
攻撃種族値120 A252 いじっぱり
威力100→一致威力150
87〜103dm
「オボン込み、確3」
「抜群の場合、確2」
返す刀で沈める事が出来る相手であれば、
次のポケモンにも噛り付ける可能性は無くもない、
といった耐久面です。
=特殊耐久面=
ひかえめC252珠ウルガモスのだいもんじ:138〜163dm
「確2」
上記条件珠無しだいもんじ:106〜125dm
「確3」(こちらはエッジ確1)
注:H252 B252 振りウルガモスという謎な事をされていると
確2になります。まぁ、無いとは思いますがw
こちらが逆にオボン込み乱4という本末転倒な結果でしたw
ひかえめC252ゲンガーのサイコキネシス:106〜124dm
「オボン込み、確3」
「珠込み、確2」(ビルド1回積みでしっぺ確1)
ひかえめC252珠ランクルスのサイコキネシス:197〜232dm
「乱数1」
運用方法
A種族値120のいじっぱり252相手までなら、
初手ビルド積みでもイイと思いますが
基本的には「悪」タイプに飛び出して、相手を悩ませるほうがイイでしょう。
特殊耐久もあるので、交換時にビルド→ともえなげ、で
強引に後続を引きずりだすのもありだとは思いますが、
出てきたのが物理ATであれば、ビルド積みの起点にしても良し
ケースバイケースで対応する、という凄く地味な活躍になります。
上記記しました、ガブやドンファングライオンなどは
正直絶望的です。
いじっぱりA252振り「ばかぢから」をしても微妙なところでしょう。
元々ナゲキが相手にするには荷が重過ぎますので、
特殊に多い、ゴースト・エスパー・炎タイプを死に出しさせて
耐えて葬り去る、という方法がベストですが…。
鈍足なのでいかんともしがたし…そこは耐久とオボンを信じましょうw
悪タイプには、マニューラ・ゾロアークといったカウンター持ちがいますので
ビルド積みの起点にして、ともえなげで突破すれば無傷で再起不能にできます。
ローブシンと初手で向き合う可能性もなくもないですが、
もし、1ターン目先手が出来なくても、アムハン効果で2ターン目は
先制できますので、計算ダメとオボン効果を考えれば
「ローブシンで詰む時間を作る」のも悪くないかもしれません。
ビルド先制2ターン目にともえなげから、ウルガモスあたりが出てきたら
珠無しだいもんじは、そこから確2である事がほとんどで、
ローブシンが乱数の中で高いダメージを出してきた場合にも
低乱数1という耐久を見せられますので
ストーンエッジで返り討ちに出来る可能性は高いと思われます。
*ただし、常識的に考えて、ローブシンにボコスカ殴られるのは
嬉しい状況ではないですwww
耐久だとしても等倍で殴られるのは非常に痛い…。
その上、相手は根性「かえんだま・どくどくだま」の可能性もあり
1積みに対して根性でどっこいどっこいにされる可能性もありますね。
ただ「ローブシンがいるから選出を控える」というよりも
向き合った場合にどう対処して、後続に負担がなるべくかからず
得意タイプと向き合えるようにするか、
その点を注意すれば、ローブシン1匹でナゲキ行動不能、までは
陥らないかとも思います。
ビルド1積みともえから、ローブシンより火力の低い物理ATのが出てきたら
1積み分有利に運べる可能性も無くはないですし…。
ゴーストタイプ等のおにび読みからの、根性→抜群、などの戦術も可能です。
積み耐久は「どくどく」の的になりやすいので、
根性発動後は、ある程度耐久は諦めてATにシフトチェンジするほうが
ナゲキは活躍できるのではないか、と思います。
根性発動後の攻撃力はビルド無しで180
有りで240ですかね。多分w
候補技
1.やまあらし(格闘)
威力40 確定きゅうしょ技
自分のAダウン、相手のB上昇を気にせず当てる事が出来る
ナゲキの固有技
一致威力「120」となります。
2.ばかぢから(格闘)
威力120 攻撃後A1B1↓
せっかくの耐久ですのでもったいないように思えます。
しかし威力はナゲキの持つ技の中で最大になります。
3.じしん(地面)
威力100 ふゆう・飛行には無効の上、弱点が格闘と被る。
ふゆう無し電気タイプを意識するならこちら。
しかし浮遊無しで思い浮かぶサンダースはこちらを確3…。
間違いなく出て来る事は無いでしょう…。
第5世代は、ふゆう電気が多い上に、
第4世代から活躍するサンダーは飛行。
採用価値はかなり低いです。
4.じならし(地面)
威力60 確定S低下
範囲は上記に同じだが、後続のSを考えて採用する価値はある。かもw
じしんよりは有用かもしれない。
しかし一致ローキックという選択肢もある。
5.どくづき(毒)
威力80 攻撃後30%で毒状態
草単に刺さる。だけw
エルフーンなどを突破したい場合は「やまあらし」でイイと思われるので
採用価値はほぼ無い。
「無限やどみが」の場合、初手で毒にできれば突破できる、かも?
程度の採用率。
こいつで無理に無限やどみがを突破する必要性があるのか疑問ですが…。
6.くさむすび(笑)
威力は相手の重さ次第。
ラグラージに当ててもダメージは見込めない。
Cは実数値50である…。
計算してみましたが、確定4以上であるとの事。
採用価値は0である…。
せっかくの草技なのにw
弱点を補うように技を選ぶと、型が変わってしまいそうなので
この育成論では、記載した技で「確定」とします。
「やまあらし型」を投稿されている方もいらっしゃいますので
突破力を求める場合、そちらのほうが無難ではないかと思います。
自分は使っていてこの型が使いやすい、と感じただけですので。
こんなクソ長い育成論を読んで頂まことにありがとうございます。
ではこのあたりで失礼いたします。