- 本育成論について
- ダメージ計算はトレーナー天国さんのツールで行います。
- 以下の略称を使用します。 H:HP A:攻撃 B:防御 C:特攻 D:特防 S:素早さ
- バタフリーが好き!使ってみたい!という方のための育成論となります。
- バタフリーについて
可愛らしい外見で、アニメでもサトシの手持ちとして活躍。
お気に入りのポケモンという方も多いのではないでしょうか。
サトシとのお別れも感動しました。
対戦の方はどうかというと、低い種族値、弱点の多さなど、使いにくい点が目立ちます。
それでも、地面無効、格闘・草が1/4と、耐性だけ見るとなかなか優秀。
そして何よりこの子には、複眼催眠というアイデンティティーがあります。
で、今回はスカーフ型バタフリーの考察です。
- タスキ型との比較
テンプレのタスキ型と比べてみます。上記リンクをご参照ください。
スカーフ型のメリット/タスキ型のデメリット
繰り出し生のの強化
スカーフを持たせる最大の理由はこれです。もともとが紙耐久な上、岩・炎・氷とメジャーな弱点が多いバタフリーは、上手く繰り出すことが出来ても次のターンに先手で倒されてしまう危険が高いです。そこでスカーフを持たせることで、役割破壊される前に相手を眠らせてしまおうというのがこの型の狙いとなります。これにより、ピンポイント読みで繰り出せる範囲が拡がります。
格闘、地面技はサブウェポンとしても採用率の高いタイプの技なので、読み次第では様々なポケモンに飛び込んでいけます。
繰り出すことが出来ない場合でも、先発や死に出しから先手で催眠技を打つことが出来ます。
スカーフ持ち以外ならほぼ先手を取れます。
低火力ながら、優秀なタイプ一致技を持っています。
終盤に相手のポケモン達をバタフリーで一掃!というのは難しいでしょうが、ある程度ダメージが入っていれば、先手をとって倒すことが出来ます。
天候ダメで潰れてしまうのはタスキ型のデメリット。
スカーフ型のデメリット/タスキ型のメリット
読みに依存する
バタフリーの耐久・弱点の多さから、繰り出しの際の読みはずしは即致命傷になります。
マイナーの宿命とも言えますが、活躍は使用者の読みに大きく依存してしまいます。
一方タスキを持っていれば、一度は必ず攻撃に耐えてくれるし、場合によっては不利な相手に無理やり繰り出していくこともできます。
拘っているので、相手を眠らせた後、基本的には一度下げる必要があります。
ねむりごなからの交代読みしびれごな、またはとんぼがえり、あるいは自分で攻撃するなど、小回りのきいた動きは出来なくなります。
低火力技で縛ってしまったとき、積みポケの起点にされるリスクが高くなります。
タスキ等拘っていない場合なら、交代と催眠の二択で読み合いに持ち込めます。
繰り出し性能と攻撃性に優れたスカーフ型vs安定性とフットワークに優れたタスキ型
という感じですね。
- 型説明
性格・努力値
おくびょう/特攻252・素早さ252・余りは適当
最速仕様。スカーフで130族までぎりぎり抜けます。
特性
ふくがん
命中率を1.3倍にする。これによりねむりごなの命中率は97.5%になります。
持ち物
こだわりスカーフ
今回はこれで確定。
技構成
むしのさざめき/ねむりごな/とんぼがえり/候補技
メインウェポンのむしのさざめきと、ねむりごなは確定。
とんぼがえりは他の型ほど使い勝手が良くないですが、他に優先度の高い技もないのでほぼ確定。攻撃技を増やしたいときは外してください。
残り一枠は候補技から。
- 確定技
安定のメインウェポン。
ラティオス H4振り 確定2発(66.6%〜80.7%)
ラティアス H252振 乱数2発(48.1%〜57.7%)
サザンドラ H全振り 確定2発(61.3%〜73.3%)
バンギラス H4振り 乱数2発(44.3%〜52.2%) *砂込み
同 H全振り 確定3発(37.6%〜44.4%) *砂込み
同 特防特化 確定4発(26.0%〜31.8%) *砂込み
クレセリア H全振り 確定3発(39.6%〜47.5%)
メタグロス H全振り 乱数3発(32.6%〜39.0%)
ランクルス H全振り 確定2発(58.9%〜70.0%)
ユキノオー H全振り 確定2発(64.9%〜77.1%)
ねむりごな
バタフリーのアイデンティティー。
ただし眠らせても、1/3の確率で次のターンには起きてしまいます。
その意味でも一度戻す必要があるのはこの型のつらいところ。
とんぼがえり
交代読みで打ちます。便利ちゃあ便利。
エーフィ H全振り 確定3発(34.8%〜41.8%)
メブキジカ H4振り 乱数3発(32.0%〜39.7%)
- 候補技
格闘タイプへの打点。メインウェポンとの相性補完もそこそこ。
ローブシン H全振り 確定2発(50.0%〜59.4%)
カイリキー H全振り 乱数2発(43.6%〜51.7%)
ゴウカザル H4振り 確定2発(65.7%〜77.6%)
テラキオン H4振り 乱数2発(49.1%〜58.6%)
めざめるパワー飛行 優先度☆☆☆☆★
同じく格闘タイプへ。タイプ一致でサイコキネシスより火力は上。
ヘラガッサビリジには4倍だが、テラキオンには抜群が取れません。
ローブシン H全振り 確定2発(57.5%〜68.8%)
カイリキー H全振り 確定2発(51.7%〜60.9%)
ゴウカザル H4振り 確定2発(76.3%〜90.7%)
ヘラクロス H全振り 乱数1発(98.3%〜117.6%)
ビリジオン H全振り 確定2発(72.7%〜86.8%)
キノガッサ 特防特化 確定1発
エナジーボール・ギガドレイン 優先度☆☆☆★★
地面タイプへ。ただし4倍弱点をつくくらいでないと火力不足が甚だしい。
*ダメージ計算はギガドレインで行っています。
ラグラージ H全振り 確定2発(65.7%〜79.2%)
ドサイドン D全振り 確定2発(55.2%〜66.3%)
カバルドン 特防特化 乱数3発(28.8%〜34.4%)
めざめるパワー氷 優先度☆☆☆★★
火力不足ですが、スカーフ以外のドラゴンに対し先手で打てるのは優秀。
バタフリーでガブマンダを倒そう!
ガブリアス H252振り 確定2発(63.2%〜74.4%)
ボーマンダ H252振り 確定2発(69.3%〜83.1%)
オノノクス H4振り 確定2発(51.3%〜61.8%)
めざめるパワー炎 優先度☆☆★★★
鋼タイプへ。やはり火力不足。最速にできないというデメリットがあります。
ハッサム 特防特化 確定2発(54.2%〜65.5%)
ナットレイ 特防特化 乱数2発(41.9%〜50.8%)
エアームド H全振り 乱数2発(45.3%〜53.4%)
コバルオン H全振り 確定3発(38.3%〜45.4%)
エアカッター 優先度☆☆★★★
低火力ですが、めざパと併用できます。
ただしH振りヘラクロスが確定2発orz
キノガッサ H全振り 確定1発(122.1%〜146.1%)
ヘラクロス H全振り 確定2発(77.0%〜91.9%)
ビリジオン H全振り 確定2発(56.5%〜68.6%)
しびれごな・どくどく等補助技 優先度☆★★★★
まあ今回はいらないでしょう。
- 最後に
ご指摘、ご感想お待ちしております。