体力=H / 攻撃=A / 防御=B / 特攻=C / 特防=D / 素早さ=S
と表記しております
- 前置き
フライゴンは
種族値:H80 A100 B80 C80 D80 S100
と、種族値がガブ以下であることから
「劣化ガブ」と呼ばれています
しかし、ガブと比べれば劣るやもしれませんが
ガブと同じタイプに加えてふゆうであるため
氷 4倍
竜 2倍
岩毒炎 半減
電、地 無効
と、フライゴン自身は優秀なポケモンです
このサイトには「襷型」、「ジュエル型」、「帯型」、
といった型が掲載されていましたが、
私が一番使いやすいと感じ、大いに活躍した
「スカーフ物理特化型」
がなかったのでここに投稿させていただきます
- 性格と努力値
( 実数値:H155/A167/B100/C90/D101/S152 )
意地っ張りで足りない火力を補強
A252振りで火力をさらに補強します
耐えたいものはマンムーの礫くらいで、
それもB252振りでようやく高乱耐えなので
素直にSを全振りです
これで控えめスカサザン、意地っ張りスカオノノ、控えめ舞ガモス
などを抜けます
余りはHに4振るとゴツメダメ加算なので
ダウンロード対策を兼ねてD4振りです
確定欄は意地っ張りです
陽気A252 D4 S252
( 実数値:H155/A152/B100/C90/D101/S167 )
陽気舞オノノ、臆病スカーフサザン、臆病舞ガモス
までを抜けるもしくは同速で戦うことができますが
火力不足は否めません(オノノサザンガモスは逆鱗orエッジでそれぞれ確1です)
一致100、120技で仮想敵(シャンデラガブテラキ)を確定で倒せなくなります
ただ、偶発的な対面での蜻蛉サイクルを義務付けたり取り巻きで削ったりしていれば
確定圏内に入るので候補としては十分採用範囲内です
〜確定欄の理由〜
陽気だとガブ、H振りシャンデラ、テラキを
確定で落とせなくなります。確かにオノノサザンガモスは落とせます
しかし、この場合に生じる問題の本質は
「補正なしだと高耐久とは言えないポケモンを相手に一致100、120技で弱点をついても確定で落とせないような火力しかない」
という点です。フライゴンはオノノサザンガモスだけと戦うわけではありません
このことを踏まえるとその他の相手と戦う時に
火力不足が際立ち終盤で抜き要員としての役割に支障をきたす可能性があります
確定欄はその問題点をできるだけカバーするための意地っ張りです
Sによる優位性をとるか火力による汎用性をとるかは正直好みであり選択です
- 技(与ダメは意地っ張りで計算しております)
〜確定技〜
・げきりん
一致高火力技の為確定
補正↑A252振りのため火力はでます
終盤抜きとして有効です
201陽気ガブリアス 98・5〜116.4%
H4陽気オノノクス 120.7〜143.2%
H4控えめサザンドラ 110.3〜130.8%
H252いじっぱりローブシン 46.7〜55.2%
H4控えめシャンデラ 75.7〜90.4%
H252B100穏やかWロトム 51.6〜61.1%
・じしん
一致高火力技の為確定
後出し相手に対して有効です(例:シャンデラ、バンギラスetc)
単純に等倍相手にうち逃げもありです
H252意地っ張りバンギラス 70.5〜84.1%
H252控えめシャンデラ 101.8〜122.2%
H4意地っ張りドリュウズ 127.6〜150.3%
H4意地っ張りテラキオン 101.8〜122.2%
H156B4意地っ張りハッサム 47.3〜56.4%
とんぼがえり
スカーフと相性がよく、襷潰しとしても有効です
苦手な相手との対面時、有利対面時、または相手の交代読み時
にダメージを与えつつ逃げられます
H4臆病ラティオス 57.7〜67.9%
H4冷静ユキノオー 56.6〜67.5%
〜選択技〜
・ストーンエッジ
ガモス、ギャラ、サンダーなどに対して撃ちます
命中難がありますが、火力はあります
H252陽気ギャラドス(威嚇込) 61.8〜73.3%(42.6〜50.5%)
H252控えめサンダー 61.2〜72.4%
H252控えめウルガモス 155.0〜184.3%
H4冷静ユキノオー73.5〜86.7%
・いわなだれ
エッジの命中率が気になる方はこちら
ひるみもあってスカーフとの相性はいいです
H252控えめウルガモス 117.3〜138.2%
H252陽気ギャラドス(威嚇込) 47.5〜56.4(32.7〜38.8%)
H252(H4)控えめサンダー 45.7〜54.8(54.2〜65.1%)
H4冷静ユキノオー54.2〜65.1%
・ばかぢから
バンギ、風船ドランに対して有効です
H252意地っ張りバンギラス 112.1〜133.3%
H252控えめヒ―ドラン60.6〜71.7%
・だいもんじ
ムドー、ナットレイ、ハッサムなどへの役割破壊として候補に
スカーフで撃つリスクを見越しておススメしません
H252腕白エアームド50.0〜60.0%
H156D100振り意地っ張りハッサム 89.7〜106.7%
H252D108振り慎重ナットレイ 55.2〜66.3%
・じわれ
一撃必殺です
突破不可な相手を無理やり突破する最終手段です
・かみなりパンチ
ギャラピンポです
それだけです
H252意地っ張りギャラドス(威嚇込) 95.0〜112.9%3(66.3〜77.2%)
- 被ダメ
むしのさざめき 78.7〜94.2%
だいもんじ52.9〜61.9%
205陽気ガブリアス(実数値A160)
ダブルチョップ 47.7〜58.1%
げきりん140.6〜166.5%
A252陽気オノノクス
ダブルチョップ 59.4〜71.0%
C252控えめ眼鏡シャンデラ(スカーフ)
オーバーヒート 81.3〜95.5%(54.2〜63.9%)
シャドーボール 92.9〜110.3%(61.9〜73.5%)
C252臆病珠サンダース
めざ氷(70) 144.5〜171.0%
A252意地っ張りギャラドス
たきのぼり 56.8〜67.7%
氷の牙 123.9〜147.1%
げきりん 113.5〜134.2%
A252意地っ張りドリュウズ
おんがえし 51.0〜60.6%
つばめがえし 30.3〜36.1%
A252陽気テラキオン
インファイト 79.4〜93.5%
電光石火 18.1〜21.3%
A252冷静ユキノオー
氷の礫 85.2〜103.2%
吹雪 216.8〜255.5%
A252意地っ張り鉢巻ハッサム
バレットパンチ 65.8〜78.1%
とんぼがえり 76.1〜91.0%
- 差別化に関して
ガブ、サザンの他に差別化が必要なポケモンに
霊獣ランドがでました
ガブリアス : 蜻蛉返り、ふゆうで差別化します
スカーフとんぼ返りで崩すことが可能
同時にノオー、ラティ、などへの安定行動となります
襷も潰しも兼ねています
〜動きの違い〜
ガブとの差別化要因としての動きの違いの中で代表的なものは
相手:ガブリアスvs自分:地震が通る鋼ポケ
という少なくない状態の時、後ろにいるのが
ガブかフライゴンかというものです
このような場合、ガブは相手ガブの地震を2耐えできませんが
後続にフライゴンがいれば特性「ふゆう」を生かして後出しがききます
後出しが成功した場合、相手ガブがこだわりなら退くでしょうし、
そうでなければ先制で攻撃できます
どちらにしろ相手ptに負担をかけることができますね
サザンドラ : 一致地震、電磁波無効で差別化します
スカーフポケとして電磁波無効はデカイです
霊獣ランドロス : 一致逆鱗、炎半減、S100族で差別化します
炎半減によって特殊炎技にも安定して後出しができ、
一致逆鱗で襷、カイリューグドラ以外の竜に対して確1をとれます
また、型の差別化としては
最有力候補の襷フライゴンを
襷フライゴン : ステロの負担で差別化します。
襷の場合ステロ、連続技で持ち物の意味がなくなりますが、
スカーフ型の場合ステロは大した負担ではありません。
また、竜のダブルチョップ横行で襷=安心とならなくなりました
襷フライゴンにとっては逆風だと思いますので、
その打開策としてのスカーフ蜻蛉、逆鱗です
1周目→蜻蛉、2週目→逆鱗で襷鮫肌ガブを落とせます
蜻蛉返り、浮遊、電磁波無効、炎耐性、一致逆鱗・・・
これらすべてを同時に兼ねられる事から
差別化理由と同時に採用理由にもさせていただきます
ちなみにすべての型のフライゴンが対面で
スカーフガブ(ダブチョ持ち)を突破することは極めてむずかしいです
- 使い方
一致地震orエッジ、とんぼ返りで相手のptを崩しつつ
隙を見て、もしくは終盤に逆鱗をぶっぱなします
- 最後に
フライゴンは決して弱いポケモンではありません
ガブリアス、サザンドラ、ランドロスのどれとも違う立ち回りを見せてくれると思います
与ダメ、被ダメ、差別化、候補技などは
要望があり次第検討し実用性必要性が認められればその要望を追加します