物理受けとしてクレセリア、エアームド、ヤドランあたりはよく採用されるのにデスカーンの使用者がなぜ少ないのかと言えば回復技が眠るしかないから使いにくそうな印象を与えるからだと思いますが、眠るでも十分機能します。
- 採用理由
起点回避性能:クレセリア等の物理受けにはない「呪い」を採用することで、守る+身代わりのループや身代わり+積み技で起点にされることを回避できます。
この時点でほとんどのポケモンと差別化ができています。比較対象にあがってくるのはサマヨール。輝石サマヨールの方が耐久指数は高いですが、パルシェンの起点を回避できる程度の特殊火力や、道具枠の候補が複数あり型が若干読まれ辛い点でデスカーンを優先することもできます。
このデスカーンと相性のいい味方は、ラッキーやナットレイ等の特殊受けです。デスカーンに格闘受け性能はあっても竜受け性能は持っていないことを意識して採用してください。私は脱出雨+受けループのPTでデスカーンを採用しています。
- 特性 ミイラ
- 持ち物
・食べ残し:カゴだと序盤に中途半端に削られ眠るを使うしかないといった状況が、残飯の回復で間に合うからまだ眠る必要がない状況にずれることがあります。特に、相手のバンギローブの並びを意識する場合や自分がバンギラスやユキノオーをデスカーンとともに採用している場合、天候ダメの蓄積が馬鹿にならないことに加え、ただ耐えていれば相手に定数ダメを与え続けることができるために残飯+眠るも候補にできると思います。後だしからデスカーンを起点に積み技を使ってくるポケモンは交代で後続で処理できるという前提です。
- 調整
H252-B164振り(実数値:H165-B204)でキノガッサのテクニ種マシンガンの乱数がずれるためここまでは確定、残りは適宜BCDに振り分けてください。確定欄はBに振っています。
役割関係にはない相手ですがパルシェンの起点回避を強く意識するなら、H振りパルシェン想定なら結構Cに割かないと落とし切れません。実際に使用しているとパルシェンはデスカーンをHC想定でうごくのか、不安要素のあるからやぶよりは積まずに殴る選択をする人ばかりでしたが。
- 確定技
・呪い:遂行技であり起点回避技。ポイヒガッサ等を正面から突破できます。
・鬼火:メインウエポン。遂行、誘う交代先に一貫します。これもクレセにはない技で、物理バンギラスを機能停止にできる。ウルガモスだけは鬼火無効で面倒なので後続でなんとかしましょう。
- 選択技
無振りパルシェン 64.8%〜76.8% 殻を破る1積み:96.8%〜115.2%
慎重HDドクロッグ 22.1%〜25.7%
無振りテラキオン 29.5%〜34.9%
無振りバシャーモ 37.4%〜45.1%
無振りラティオス 54.1%〜63.2%
意地HAローブシン28.7%〜34.4%
・サイコキネシス:格闘タイプに弱点をつけます。
無振りパルシェン 48.8%〜57.6% 殻を破る1積み:72.8%〜86.4%
慎重HDドクロッグ 65.2%〜77.8%
無振りテラキオン 43.3%〜51.8%
無振りバシャーモ 58%〜68.3%
意地HAローブシン43.3%〜51.8%
- 被ダメージ計算
A211ローブシン 珠ちからづく冷凍パンチ29%〜34.5%
A200キノガッサ テクニ種マシンガン 一発あたり12.7%〜15.1%
A150キノガッサ タネ爆弾 20%〜23.6%
A181テラキオン ストーンエッジ37.5%〜44.8%
A189バシャーモ 珠フレアドライブ 47.2%〜56.9%
A200ハッサム 剣舞1積み珠テクニバレットパンチ49.6%〜58.7%
A186バンギラス 噛み砕く 48.4%〜58.1% 火傷状態25.4%〜30.3%
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