至らない点も多いかと思いますが、どうぞ宜しくお願いします
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スカトリエーフィは既にDARS様の(bw/894)すばらしい型が投稿されていますが、BW2発売や教え技に伴って環境が変化していますので問題ないかと思います。
HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ=H,A,B,C,D,S
Lv50,理想個体値を想定、計算はダメージ計算機のツールを使用しています。
- 現環境
BW2の発売から半年以上たった今、新たな特性も加えて未だに猛威を振るっているガブリアス
ギガドレの習得により水耐久にも強く出てこられるウルガモス
マルチスケイルの習得に加えて電磁波羽休めや龍舞からの全抜きを狙うカイリュー
ポイズンヒールに加えてテクニシャンも習得したキノガッサ
更にはBWから未だに受けループの強さが根強く残っています。これらを踏まえた上でエーフィについて考察していきたいと思います。
- エーフィ
H65 A65 B60 C130 D95 S110
第二世代でイーブイの新たな進化系のひとつとして登場し、可愛い容姿から育てた方も多いのではないでしょうか?
又、特攻・素早さの高さから高速アタッカーとして扱われてきました。
しかし今回は五世代に入って新たに登場した特性:マジックミラーを使った補助も兼ねたエーフィで型の考察に入ります。
*運用方法
- 起点作りのポケモンや積んでくるポケモンに大して繰り出し、スカトリで縛ってアドを取っていく戦い方になります。特性のお陰で挑発を受ける心配もなく、相手を見極めればとても安定して
- また、格闘、タイプにもある程度の役割は持てるので、初手or死に出しとこちらの選出が
- 差別化
フーディン
H55 A50 B45 C135 D85 S120
種族値を見ると耐久面で上回っている代わりに攻撃、素早さで劣っています。
差別化のポイントは
- 特性による安定したスカトリ
- 豊富な補助技
- 耐久値の差による交換の安定
神速を耐えたりローブシンからの被ダメの数値が変動しますので大きいポイントだと思います。
ユクシー
H75 A75 B130 C75 D130 S95
こちらは耐久面で劣っている代わりに攻撃、素早さの面は上回っています。
差別化のポイントは
- こちらも特性による安定したスカトリ
- 豊富な補助技
- 仮想的のひとつであるガブリアスに対してのダメージの数値、高いSからの安定した役割遂行になります。
又、蝶の舞、龍の舞を覚えるポケモンに対して上からスカーフを押し付けることができなくなりますので非常に重要なポイントかと・・・
- 持ち物
- こだわりスカーフ
- 性格・努力値
性格
臆病で確定です。Sに補正をかけないと最速スカーフガブを抜くことができないので臆病になります。
努力値
H52 B8 C252 S196
実数値:147-x-81-182-115-170
H-B
力ずく珠ブシンのドレパン+マッパを中乱数耐え(46.9%)
補正なしA極振りテラキオンのインファ+石化を確定耐え
補正ありA極振りカイリューの神速確定耐え76.8%〜91.1%
205ガブの逆鱗中乱数耐え91.8%〜108.1%(50%)
H-D
補正ありC96振りウルガモスの大文字確定耐え74.1%〜87.7%
(ウルガモスのさざめきは耐えれそうにありません...)
補正なしクレセリアの冷凍ビール確定4耐え20.4%〜24.4%
補正なし4振りヒードラン(みがまもドラン)のマグマストーム確定耐え61.2%〜72.1%
S
最速スカーフガブリアス抜き
- 技構成
- 確定技
トリック
スカトリから起点を作っていくので確定です。外す理由はもちろんありません。
サイコキネシス
役割遂行後も、格闘タイプに対しては比較的強くに出れるので確定です。
ヘラクロスがPTに重いと思う方はサイコショックを選択するのもありですが、武神やテラキへの
ダメージが変動してしまうのでPTと用相談になります。
めざめるパワー
今回はガブも見るために氷にしています。何かと便利な技なので使う機会は多いと思います。
ハッサム、ナットレイなどを重く見る型は炎にしてもらっても構いません。
炎にする場合、ガブを対面から処理することが厳しくなるのでSを下げてもらってH-Bに振ることでより安定して格闘タイプに後出しができるようになると思います。ただハッサムは現環境だとオッカ持ちも多く存在しますので耐えてからの蜻蛉返りに注意が必要です。ナットレイもスカトリで役割破壊を狙うことができるので基本は氷推奨です。下記にSの目安を書いておきますので参考にしてください。
S252振・・・実数値178(267) 最速スカーフ110族 スカラティくらいしか見ませんが...
S196振・・・実数値170(255)最速スカガブ抜き 化身スカーフランドロスや霊獣スカーフボルトロスも抜けます。
S180振・・・実数値168(252)蝶舞最速ガモス抜き 上記の化身、霊獣と同速
S156振・・・実数値165(247)龍舞最速ノクス抜き 奇数のため少し無駄が出てしまいます。
S140振・・・実数値162(243)最速スカーフ95族抜き ヒヒダルマなどがいます。
これ以上落としてしまいますとユクシーでも同じことができますので最低ラインです。
- 選択技
欠伸
スカトリで起点を作った後、後続に積みポケなどがいる場合に使用します。最後にカイリューを紹介しますのでここでは欠伸になっていますが、PTによって調整してください。
願い事
同じくスカトリで起点を作った後の後続補助技、蜻蛉ルチェンのできないこいつにとって後続のポケモンを繋ぎやすくすることができる技なのでこちらも可。しかしエーフィのHP実数値が低いので回復量はそこまで期待できません。
どくどく
耐久ポケモンへの遂行技。型がスカトリなので使う機会はめったにないと思います。
- 与ダメ
サイコキネシス
H4振りガブリアス
47.8%〜57% 乱数2発 (89.8%)
H68D52振りローブシン
107.9%〜126.9% 確定1発
H4振りテラキオン
100.5%〜119.7%
H252D140振りヘラクロス
74.8%〜89.8%確定2発
サイコショック
H252B44振りヘラクロス
87.7%〜103.7%乱数1発(25%)
めざめるパワー氷
H4振りガブリアス
109.5%〜130.9%確定1発
205ガブリアス
95.2%〜114.2%高乱数1発(75%)
H180D108カイリュー
41.6%〜49.7%(マルスケ有り)
83.2%〜99.4%(マルスケなし)
H4振りラティオス
54.2%〜64.2%確定2発
H188D12サザンドラ
46%〜54.4%乱数2発(45.3%)
H188D36オノノクス
58.2%〜69.7%確定2発
- 最後に
初投稿で見づらい点も多いかと思いますがここまで見ていただいてありがとうございました。
この型は初手や格闘相手に繰り出す以外にも、蜻蛉ルチェンと組み合わせると更に使いやすくなります。
特に安定した初手に繰り出せるハッサムやロトムなんかと組み合わせるといいかと思います。例として、こちらがハッサム(オッカ推奨)で相手がカイリューを繰り出したとすると
相手は炎のPか龍舞が安定行動になると思います。炎のPならオッカ込みで耐えてからのエーフィのめざ氷で落とすことができます。
龍舞をした場合はスカトリで縛るというパターンがとてもよく決まりました。レートでも良く見かけるカイリューハッサムの組み合わせにこのエーフィを組み合わせると効率よくエースのカイリューの積みの起点を作ることができますので是非作ってみてください。
以上で考察を終わりにします。ここまで見ていただきましてありがとうございました。