今回は特性悪戯心とまねっこのコンボに起死回生を組み込んでいく事による抜きエースとしてのリオルについて考察していきます。
なお、本育成論では固体値0-31-0-×-0-31の理想固体値を前提として話を進めていきます。
- リオルについて
このように悪戯心を活かしたサポート戦術がリオル運用の基本形とされていますが、今回はまねっこによる先制、用意に襷を発動できる低水準の耐久、最大威力200の一致起死回生を利用した全抜きエースとしてのリオルについて考察していきます
- 運用
相手に対して先手が取れる場合は剣舞→相手の攻撃被弾、襷発動→起死回生で撃破、その後まねっこ連打
相手に先手が取られる場合は相手の攻撃被弾、襷発動→起死回生で撃破しその後まねっこ連打
という形で先制起死回生により相手を上から叩いていきます。
火力面については下のダメージ計算表でも分かるように、先制技としては他のポケモンたちと比較しても頭一つ抜けたとんでもない火力をたたき出してくれます。このように剣舞により積む事が出来れば単体でも軽く全抜きを狙う事が出来ます。
・無振りガブリアス…ダメージ:132〜156 (割合:72.1〜85.2%)
・無振りラティオス…ダメージ:74〜88 (割合:47.7〜56.7%)
しかしながら現実では自分より早い相手に死に出ししなくてはならない状況が多く、剣舞無しでも全抜きを狙えるようにステロサポなり受けループなりに組み込むなりして相手に消耗を強いるような構築を組んでいくのが基本になります。
- 注意点
・リオルより素早い先制技持ちに対して弱い
・ゴーストタイプに対して無力
といった弱点をもっており、見せ合いの段階からデリケートな運用が求められます。 このような弱点はパーティの他のポケモンにて補完していく事により解消して下さい。
- 技候補
・起死回生(確定)…この型の軸となる技。確定
・まねっこ(確定)…起死回生を先制で出すために必須となるので確定
・剣の舞…舞う事さえできればほぼ間違いなく全抜きが可能となります。ただし舞うタイミングはシビア
・守る…相手の猫騙しによるコンボの崩壊を防ぐことができます。その他にも剣舞→インファイト被弾→まねっこインファイトで全抜きのようなトリッキーな動きも可能
・こらえる…ステルスロック等で中途半端なダメージを負ってしまった際に、自分より遅い相手であればそこを起点にまねっこ起死回生のコンボを復活させることができます
・吼える…まねっこ吼えるのギミックを組み込む場合に採用の余地有り
- 最後に
何か疑問点や間違いなどの指摘が有りましたらコメント欄の方への書き込みをお願いします。