催眠への対策として寝言を仕込んだだけなので動かし方は普通の鉢巻カイリューと変わりません。それに合わせてテンプレを少しいじっただけです。
計算機はJS-4BW for ポケモン ブラック2/ホワイト2 4.22、理想状態前提です。
- カイリュー
現環境のトップメタ。
1:マルチスケイルによるタフさ、積みやすさ。
2:天候の奪い合いが激化、スカーフですら抜けない天候エース。
3:ちょうのまい・からをやぶる・加速ポケモンを上から殴れる高威力先制技。
理由はいろいろありますが、レートに潜ってればかなりの率で遭遇します。
- 寝言を採用するにあたって
鋼タイプへの役割破壊としてフシギバナ、キノガッサに通る炎のパンチを採用。
寝言とアンチシナジーの地震、ばかぢから、アクアテールは見送り。
ヒードランを抜こうとすると火力・耐久ともに足りなかったので断念しました。
- 鉢巻カイリューに求められること
1:対雨グドラ性能
2:一部抜きエースのストッパー(バシャーモ、ウルガモス)
3:中途半端な物理受け(ヤドランなど)で止まらない突破力
4:神速による終盤の抜き
- 以上のことを踏まえ確定欄の説明をします。
・耐久:眼鏡キングドラの流星群高乱数耐え
・突破力:逆鱗でHB特化ヤドラン・スイクン2発、神速でH4振りキングドラを高乱2
・素早さ:最速キノガッサ抜き
催眠対策を謳う以上、キノガッサ抜きは必須。
また、雨パ相手に選出できない鉢巻カイリューは採用理由がかなり弱くなるのでグドラの眼鏡流星群耐えと神速によるダメージを確保しました。
他の調整案があればコメントでどうぞ。
- 技の説明
・逆鱗
ドラゴンクローは簡単に止まるうえ、ガッサが飛ばないのでNG。
ドラゴンダイブは命中率不安なうえ、ゴツメヤドランで受けられてしまうのでNG。
HB特化ヤドラン:確定2発
HB特化零度スイクン:乱数2発 (96.5%)
・神速
鉢巻カイリューにおいて搭載率は100%といってもいいです。
お互いに疲弊しきった終盤ならば、逆鱗に頼らずに抜きゲーができます。
H4振りキングドラ:乱数2発 (84%)
B4振りラティオス:確定2発
H4振りマンムー:乱数2発 (25.8%)
H100B56振りボルトロス:確定2発
・炎のパンチ
キノガッサ、フシギバナへのダメージがある程度期待でき、逆鱗読みで出てきたハッサム、メタグロス、ナットレイに刺さります。
H156振りキノガッサ:確定1発
H252B36振りメタグロス:確定2発
・寝言
キノガッサ、フシギバナほぼピンポイントな技、だれかで絶対対策しなくてはいけないポケモン。
一度だけカバ+ドリュ戦で役に立ったことがありますが、それでもピンポイント。
- カイリュー+ウォッシュロトム+ハッサム
テンプレ構築の1つ。
マルチスケイル潰しのカバルドン、バンギラス、ユキノオーやマルチスケイル貫通要因のマンムー、パルシェン相手にある程度戦えて、とんぼがえりorボルトチェンジでカイリューの降臨回数を増やすことができる。
ステロ撒き要因のエアームドやマンムーに水ロトムが滅法強い。
また、ロトム+ハッサムでは止められないバシャーモやウルガモスにカイリューが強い。
タイプ補完完璧とは言えないが、誰でも使いやすくおすすめの構築。
- 被ダメ(マルチスケイル込み)
C248振りラティオスの珠流星群:83.8%〜98.8%
- 竜舞カイリューを使いたいと思っている人へ
他のポケモンで催眠対策ができているという人はこんな型がお勧め
性格:いじっぱり
努力値:H4A252S252振り
持ち物:いのちのたま
技構成:逆鱗+神速+大文字+竜の舞
ちからづくローブシン・炎のパンチカイリューメタの鉄壁エアームドへ更にメタを貼ったカイリュー。
大文字でゴツゴツメットやてつのとげのダメージを回避できる。
いのちのたまを持たせるならノイクンやHDバンギラスを一舞げきりんで高乱数で落とせる、いじっぱりがおすすめです。
というか自分はこの型が一番好きだったり←
- バトルビデオ:りゅうまいカイリューVS受けループ 22-18886-70496
初手で強引にステロを撒いたのはバンギムドーなのでヒードランに対する遂行速度の遅さ+相手のラティオスをできれば神速で仕留めたかったからです。
昆布ヒードランが強いだけですね、はい。
- 注意
ゴツメニョロトノをちょくちょく見るんでニョロトノは早めに水ロトムあたりで処理してください。
- 追記(ラムのみカイリューとの違いなど)
寝言持ち全般に言えることですが寝言は奇襲する技です。
ラムでは奇襲になりません。
また、寝言持ちがいるとわかった時点で相手のキノガッサは胞子を撃たなくなり、代わりにみがわりorローキックを撃つようになります。
胞子撃つ=カイリューの無償降臨だからですね。
では、ラムカイリューで催眠対策はできないのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、一応できます。
寝言カイリューがガッサの胞子に繰り出すのに対してラムカイリューはガッサを起点にするために一度ハッサムを挟みます。
相手がみがわりしようがローキックしようがハッサムでとんぼ連打し、ラムカイリューとガッサの対面を作り、竜の舞から全抜き、これがラムカイリューの動かし方です。
ちなみに、ポイヒキノガッサは陽気ラムカイリューの素のげきりんなら耐えることが多いです。
以上がコメントでラムカイリューをガッサに後出しするのはあり得ないと言われている理由です。
遭遇率は低いですが催眠+吠えるフシギバナはめざめるパワー炎の所持率が高く、カイリュー単体で対策できているのもこの型のメリットですかね。
以上です、意見どうぞ。