- ルール
・対戦環境は見せ合い有り63、フラットLv50
・個体値は理想個体を前提とします。
・ダメージ計算は164さんの加算ダメージ計算機を使用しています。
・HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早=H/A/B/C/D/Sと表記します。
- 型説明
夢特性のマジックガードが解禁。
ステルスロック・砂ダメージなどの定数ダメにより襷が潰れることがなくなりました。
これにより最低2回行動できるだけではなく、バシャーモやドリュウズなどのステロからの抜きゲーを、死に出し限定ではありますが止めることができます。ただし、身代わり張られた状態で対峙するときついのでそこは立ち回りに注意。
さらにそれらのエースを倒した後も、素のSもなかなか速いので、先制技持ち以外の後続にも少なくとも一撃は入れられます。速いおかげでアンコールも決めやすいのもポイント。
同じ紙耐久でエーフィ・アグノムなどがいますが、素でスカーフバンギラスを抜けるSを持ち、かつ、”エスパー技+気合い球”で広範囲を殴れることを考えると特に差別化は必要ないと思われます。
- 構成
性格:臆病
個体値:31-*-30-31-31-31
努力値:H4 C252 S252
実数値:131-*-65-187-105-189
持ち物:気合いの襷
技:サイコキネシス/気合い玉/めざめるパワー氷/アンコール
備考:サイキネ⇔サイコショック、めざパ⇔サブウエポン
メインウエポンとなるサイコキネシスは確定。相性補完として気合い玉も確定。
また、アンコールも、ほぼ確定。
・補助技の固定による繰り出し性能の上昇
・縛ることによる受けポケモンによる負荷
などが理由として挙げられます。
もともと繰り出し性能が皆無なので、その可能性を増やせるのは大きいです。
- 火力
H207-D86ローブシンをサイキネで確定
H207-D108ローブシンをサイキネで低乱1(1/16)
H186-D85ドリュウズへのサイキネで身代わり確定破壊
H207-D167バンギラス(砂嵐下)を気合い玉で確2
H191-D120バンギラス(砂嵐下)を気合い玉で高乱1(15/16)
H191-D112サザンドラを気合い玉で確定2
H191-D106ガブリアスをめざ氷で高乱1発(15/16)
H183-D132ガブリアスをめざ氷で確定2
H182-D124カイリューを天候ダメ+めざ氷で乱数1発(11/16)
H155-D131ラティオスをめざ氷で高乱2発(248/256)
H175-D151ラティアスをステロ+めざ氷2発で低乱数(22.75%)
- 耐久(H131-B65-D105で計算)
A200ハッサム@珠のバレットパンチで確定
A150ハッサムのバレットパンチで59.5%〜70.9%
A204カイリュー@鉢巻の神速で確定
A204カイリュー@珠の神速で乱数1発(10/16)
A200ガブリアスのダブルチョップで確定 1発分:70〜84
C182ラティオスの流星群で確定
- 素早さ
- 他の候補技
- サイコショック
H191-B86ウルガモス 99〜117(51.8%〜61.2%)
H325-B62ラッキー 91〜108(28%〜33.2%)
H167-B110テラキオン 152〜182(91%〜108.9%)
H183-B142ローブシン 120〜144(65.5%〜78.6%)
H207-B140ローブシン 122〜146(58.9%〜70.5%)
H207-B118ローブシン 144〜170(69.5%〜82.1%)
H175-B95ビリジオン 180〜212(102.8%〜121.1%)
- シャドーボール
H155-D131ラティオス 88〜104(56.7%〜67%)
H175-D151ラティアス 76〜90(43.4%〜51.4%)
H182-D90アグノム 126〜150(69.2%〜82.4%)
H172-D115エーフィ 100〜118(58.1%〜68.6%)
H201-D100ヤドラン 112〜134(55.4%〜66.3%)
H217-D105ランクルス 108〜128(49.7%〜58.9%)
- めざめるパワー炎
H175-D141ハッサム 140〜168(80%〜96%)
H175-D130ハッサム 156〜184(89.1%〜105.1%)
H181-D165ナットレイ 120〜144(66.2%〜79.5%)
H181-D137ナットレイ 144〜172(79.5%〜95%)
- エナジーボール
H157-D161水ロトム 70〜84(44.5%〜53.5%)
H157-D138水ロトム 82〜98(52.2%〜62.4%)
H207-D122ラグラージ 184〜220(88.8%〜106.2%)
H209-D134トリトドン 172〜204(82.2%〜97.6%)
H205-D135スイクン 84〜100(40.9%〜48.7%)
H207-D125ブルンゲル 90〜108(43.4%〜52.1%)
- 草結び
H205-D135スイクン 104〜124(50.7%〜60.4%)
H207-D167バンギラス(砂状態) 68〜82(32.8%〜39.6%)
H191-D120バンギラス(砂状態) 94〜112(49.4%〜58.9%)
H207-D125ブルンゲル 112〜134(54.1%〜64.7%)
- 挑発
- 最後に
紙耐久なので、先発もしくは死に出しが基本です。
サイクル戦には参加できないので、極力相手のペースに持ちこまれないように注意。
素のSが売りですが、逆に言えば、上から叩かれると弱いです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
ご指摘・アドバイスなどお待ちしております。
- おまけのおまけ
るるぷうさんの記述を引用。(許可は取ってあります)
とある初心者さんに現状育成論はわかり易いか、見易いか?と尋ねたところ、
「略称がわからない」
「実数値表記がわからない」
「役割って何?」
「ダメージ計算の見方がわからない」
等の意見を頂いたのでここに簡潔に纏めておきます。
略称
HABCDS・・・H=HP A=こうげき B=ぼうぎょ C=とくこう D=とくぼう S=すばやさ のこと。
V・・・個体値が31であること。
U・・・個体値が30であること。
6V・・・HABCDS全ての個体値が31であること。
めざ○○理想個体・・・めざパの威力が70でありかつその条件化で個体値が最大であるポケモン。たとえばめざめるパワー氷ならHVAUBUCVDVSVでめざめるパワー氷70。
数値類
実数値表記・・・レベル50時の実際の能力値。
努力値表記・・・そのポケモンの努力値配分の表記。
ポケモン用語
後出し・・・交代で繰り出すこと。
サイクル・・・炎ポケモンと水ポケモンが対面していて、こちらが草ポケモンに交代し、水タイプの技を半減で受ける。次のターン相手はこちらの草タイプの攻撃を炎タイプで受けに来る。炎タイプの攻撃に対しこちらは今度は水タイプで受けるなど、両者ポケモンを交代しながら戦うこと。
役割・・・そのポケモンに後出しから勝つことが出来ること。
環境・・・その時々での流行りのこと。例えば雨パーティが流行ってるときは雨環境という。
エース・・・こちらは役割を持ち辛く、相手に役割を持たれ強いポケモン。具体例はバシャーモ。耐久が低いので後出しすることが難しく、火力が高いので後出しされにくい。
採用理由・・・そのポケモンを何故パーティにいれるのか、具体的に何に対して強いのか=どのポケモンに役割を持っているのか、もしくは何故強いのか。
ダメージ計算の見方
例:A182ガブリアス逆鱗44.9%〜52.6%低乱数2
こうげきの実数値182(陽気努力値252)のガブリアスの逆鱗を食らった場合、44%から52%ほどのダメージを受ける。(半分前後のダメージを受ける。)
低乱数2とは低い確率で2発で倒されるということ。
例えば高乱数2なら高い確率で倒される。確定2なら2発で必ず倒される。ただし急所は考慮していない。
- 更新履歴
2012.01.01 気合い玉、アンコールについて追記。
2012.01.10 初心者用の用語説明追加。