最初にお願いがあります。評価1を入れる場合にはコメントに一言でもいいので理由を書いてください。
評価1を入れる以上何かしら理由があると思うので。
さすがに何も言われずに評価1だけ入れられると傷つきます。
さて今回とりあげるチラチーノですが非常にかわいらしい見た目をしたポケモンでふわふわもこもことした姿に魅了された方も少なくないはず。
このチラチーノくん、見ためだけかと思いきや攻撃の種族値95、素早さの種族値115という結構高い種族値をもつうえにテクニシャン・スキルリンクという強力な特性をもっています(スキルリンクは現在手に入りませんが)
そしてメインウエポンのスイープビンタの他にもタネマシンガン・ロックブラストというサブウエポンを覚えるのでかなりやれる子です。
ただし耐久は紙なので倒せる相手は見極める必要があります。
スキルリンク・テクニシャンという2つの特性はどちらも強力な特性ですが2〜5回ヒットする技を主軸として戦う場合タイプ補正などを抜きにして考えると
スキルリンクのときの2〜5回ヒットする技の威力の期待値はタイプ関係の補正や技自体の命中率を無視すると
125*1=125
一方テクニシャンのときの同じ条件の期待値は
37*(2*3/8+3*3/8+4*1/8+5*1/8)=111
でスキルリンクに大きく劣ってしまいます。
なのでテクニシャンでしかできないことを考えるとひとつの技が思い浮かんできます。
そう、めざましビンタです。
このめざましビンタ、普通に使うと威力60の追加効果がほとんどないに等しい単なる格闘技に過ぎないのですが特性テクニシャンのおかげで威力が1.5倍。
ようするに90まで跳ね上がります。これを生かさないてはないでしょう。
今回はめざましビンタを中心に相手のポケモンの持つ役割を邪魔することを考えていきたいと思います。
- 今回の仮想的
- バンギラス・ナットレイ等の格闘が弱点のポケモン
- レベル1頑丈持ちポケモン
- 先鋒として出てきやすく襷を持ってることも多いゴウカザルやスターミー・ゲンガー等
- 進化の輝石持ちなどアイテム頼りのポケモン
- 性格
- 特性
スキルリンクはマイナーチェンジを待ちましょう。
- 努力値
- 持物
珠では火力が足りません。アンコールは捨てましょう。
- 確定技
・めざましビンタ
テクニシャン型がスキルリンク型の完全劣化とならない理由。ハチマキとテクニシャンによる強化によりかなりのダメージをたたき出せます。
他のポケモンの協力も必要ですが相手を眠り状態にしておければさらに多くのポケモンを狩れます。
特防特化テッシードを確2にすることができます。
- わざ候補
・スイープビンタ 優先度4
レベル1頑丈持ちポケモン・およびゴウカザル等の耐久がないアタッカーへの遂行技。
ロックブラストやタネマシンガンのほうが狩れる範囲は広いですがやはりタイプ一致は安定です。
・はたきおとし 優先度4
今作から進化の輝石という強力なアイテムが出現したためこれを主軸にした耐久ラッキーやポリゴン2が流行ってます。
なのでその対策に。食べ残しなど主軸になりうる旧来の持ち物にも有効です。
・ロックブラスト 優先度3
ウルガモス・シャンデラへの遂行技。とんぼがえりを入れる場合抜くならこれ。
最初はこれを抜いてとんぼがえりを入れようと思いましたが逃げてる間にウルガモスに蝶の舞を積まれると厳しいことからこれにしました。
・とんぼがえり 優先度3
ゲンガーへの遂行技。襷をつぶしつつ次のポケモンへつなげることができます。交代先はハッサムがいいんじゃないでしょうか。
ハッサムやメタグロス等倒せない相手から逃げるときにも使えます。
・タネマシンガン 優先度3
スターミーへの遂行技。テクニシャンと鉢巻きにより5/8の確率でスイープビンタでも確1にでき、2回ヒットならタネマシンガンでも低乱数なので不採用。
あなたの周りの環境でスイクンが流行っているなら入れてもいいかもしれません。
・アンコール 優先度1
この素早さなら普通必須ですが今回はハチマキ前提なので必要ありません。
・かたきうち 優先度1
死に出しでだすとかなりの威力になりますが状況が限られます。
これを入れてるスペースはありません。
ダメージ計算
以下は特に何もない限り個体値は31で計算しています。
またテクニシャンでの2〜5回ヒットする技の当たる回数の期待値は3回です。
2回が出ないように祈りましょう。
・めざましビンタ
性格補正なしH252B6振りバンギラスを確1。
性格補正なしH252B6振りナットレイを確2(50.2〜59.6%)
性格補正なしH252振りユキノオーを確2。
・スイープビンタ
H6振りゴウカザルを3回以上で確1。
H6振りスターミーを3回以上で高乱数1(97.7〜115.4%)4回以上で確1。
H6振りウルガモスを3回以上で確1。
・ロックブラスト
H6振りウルガモスを確1。
H6振りシャンデラを3回以上で確1。
H6振りゲンガーを3回で超低乱数1(84.5〜100%)4回以上で確1。
性格補正なしH252振りユキノオーを3回で高乱数1(98.9〜116.7%)4回以上で確1。
・タネマシンガン
H6振りスターミーを2回ヒットで低乱数1、3回以上で確1。
HB252振りずぶといスイクンを3回以上ヒットで高乱数2(49.7〜58.9%)
- 実戦での使い方
相手がバンギラスならめざましビンタ一択で、あとは相手によって繰り出す技を変えましょう。倒せる相手を相手を見極めることが重要です(大事なことなので2回目です)
倒せない場合は素直にひきましょう。引き際はとても重要です。
一度手持ちに戻した場合は死に出しで勝てる相手に繰り出すか輝石やたべのこし等を持った耐久ポケに繰り出しましょう。
いかに紙耐久といえど耐久ポケの一撃くらいは耐えます。はたきおとすで邪魔をしてやりましょう。
ナットレイにも繰り出すことができます。積まれると厳しいですが身代わりか宿り木に繰り出せばごり押しで割となんとかなります。
終盤苦手なポケモンが消えたころにはスイープビンタで無双できる……かもしれません。
この子が苦手なポケモンはドータクンやハッサム・メタグロス等鋼タイプが多いので控えに炎タイプを用意しておくと戦いやすいです。
少し実用的ではないかもしれませんがゲンガー等催眠持ちポケモンを用意しておくと狩れる範囲がかなり広がります。
たとえ交代されてもタイマンで勝てる相手と鉢合わせになれば儲けものです。
以上で終わりです。何か至らないことがあったらコメントにお願いします。
ダメージ計算は順次追加していきます。
しばらく放置していたためアカが消えてしまったのでアカを取り直しました。
1週間後くらいにWCS用に作ったパの育成論を投稿したいと思います。